今年は梅雨明けとともに30℃オーバーの気温が続いていますが、そんなんでも暑さとダルさにかまけて走らない選択肢は基本ありません。
来冬の最終戦まで淡々と積み重ねていきます。今シーズンはもう始まっているのです。
高温多湿という過酷な状況下でどう向き合っていくか、ランニングはそんな能力を問われている気がします。そんな酷暑に使えるおすすめ3種の神器をご紹介したいと思います。
※コロナ禍2021年バージョンとしてお読み下さい
真夏のランニング三種の神器
- ランニングバックパック
- ウレタンマスク(ピッタマスク)
- ソフトフラスク(サロモン)
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おすすめ三種の神器で真夏ランニングを乗り越える
まず前提として頭を直射日光から保護するランニングキャップや、目を紫外線から守るサングラス、そして普段から身につけているランパンランシャツ諸々は当然ながら身に付けることが前提です。
その上でこの灼熱ジョギングを敢行するうえで、他にどんなアイテムが役立つかという話です。
川遊びの若者を横目に
バックパック
バックパックは何十キロも走るロングランはもちろんのこと、普段の緩ジョグでも給水が主な使用目的となります。
例えば真夏の15キロランニング、真冬なら給水なしですが、真夏はペットボトル2本分1リットルをバックパックに装填して走り出します。
バックパックの中身はスカスカなのですが、ペットボトルや塩飴を入れ、iPhoneを忍ばせて音楽を聞きながらのランニングは快適さを担保してくれます。
高速走行するような練習でなければ走りを阻害しない、それがバックパックのメリットの一つです。
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mont-bell(モンベル)クロスランナーパック15は使い勝手最強のバックパック
絶版に、いやモデルチェンジしたため、もう1年半以上前にゴミ箱に入れていたレビュー記事を拾い上げてきて加筆修正しました。 当時はただ特徴を挙げて作成、しかし今回はこのバックパックの約4年間に及ぶ使用感を ...
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秀逸商品
ウレタンマスク(ピッタ)
コロナウイルス感染拡大から始まったランニング中のマスク着用、これはワクチン接種が進んでも感染予防の観点からしばらくは避けられません。
すれ違うランナー達はマナーが良いのか、8割方何らかの感染予防対策を講じながら走っています。ランニングマスクだったりバフだったり。コロナ禍ではマナーを守るためにマスク着用は必須です。
そんな中で空気がスカスカ入ってくるウレタン製マスクはランニング向けです。
スポーツマスクやバフとか試しましだけど、私的には「ピッタマスク」がぴったり、ある程度速いジョグをしたいランナーはこのウレタンマスクがベストです。
ただキロ当たり5分を切るようなランナーは、観察している限りマスク非着用率が高いと感じています。
またピッタマスクはすれ違いの際にマスクの上げ下げがしやすい利点があります。賛否両論ありますが屋外で前後に人がいない場合は、感染リスクは低いので口から外しています。
一時期の品薄に
ソフトフラスク
夏ランの給水と冷却において最適なのがソフトフラスクです。
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Salomon(サロモン)ソフトフラスクの2020年モデルをランニング用に購入
トレイルやランニングで使用する道具、その携行率の高さが目立つのがサロモン製品です。 「いつかはサロモン」と願いつつ走ってきました。そして今年の8月の暑さに豪を煮やし、ついにサロモンのソフトフラスク購入 ...
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例えば気温33℃の午後2時過ぎに12キロの速いペース走をした先日は、冷凍庫で30分冷やしたソフトフラスクを手に持って走り始めました。
纏わりつく暑さと肌を刺す太陽ですが、そんなうんざり環境下でも最初の20分くらいは掌がひんやりして、深部体温の上昇を少なからず抑えてくれます。
そしてもうひとつ付け加えたいです。ソフトフラスクが本領発揮するのが小銭や交通系ICカードを持参し、途中のコンビニや自販機で飲料を購入する時です。
冷たい飲み物をフラスクに入れればまるで氷嚢と化します。再び掌から深部体温を下げてくれます。また首に当てて太い血管を冷やせばクールダウンとなり、これを道中繰り返すことでロング走に対応可能となります。
トレラン界の重鎮・サロモン
結局好きだから猛暑でも走る
暑い季節となり必然的に速いペースの練習が減ってジョギングペースが多くなります。
そんな中で心地よくランニンングできるおすすめのアイテムを紹介しました。個人的には握って走るソフトフラスクを猛烈におすすめします。
夏はこれで減量・フォーム改善