季節は春、マラソンシーズンが終わり今は療養期間を送っています。しばらく大会はありませんので緩ジョグがメインとなります。

昨年夏の富士登山は砂走りが最高に楽しかったのですが、備忘録で残した記事を読み返してみました。すると一つ心配事が頭をよぎります。

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富士登山競走の高山病対策とは高所順応のこと
高山病って?
高山病とは空気が薄く、低酸素の環境下で頭痛や吐き気などを催す症状です。どのくらい登ったら発症するかは一概には言えず、これには個人差が伴います。
一般的に2,400m以上の高度で発症と言われていますが、登山好きの知人談では、気圧が低い(低気圧が近い)と症状がより低い高度から出るそうです。
高山病の症状
頭痛、眠気、倦怠感、吐き気、むくみ、食欲不振、放屁
私個人的な基準としては、標高3000m以上に達すると突然身体が重くなり、息苦しくなって体調が一変してきます。
逆もまた然りで高度を下げて2000m台まで降りてくると、ついさっきまでの二日酔いみたいな体調が嘘のように消えて元通りになります。

標高3000mの標識
これを前にすると怯えてしまう
高所順応(高度順応、高地順応、高地順化)って?
高所順応とは標高が高い場所で低酸素環境に体を慣らすことです。高度上昇に伴う低圧、低気温、酸素希薄に体を順応させるのです。
登山でも小一時間五合目に滞在して、体を慣らしてから登り始めましょうとよく言われるのは高所順応のためです。
また富士登山競走において大会側が、前日からの現地入りを推奨しているのも高所順応が狙いです。
富士登山競走は絶対に試走した方が良い
高山病は高度を上げていくペースが大きく関与しています。
急に高度を上げていく富士宮ルートは高山病になりやすく、最も山頂までの距離が長い御殿場ルートはゆっくりと高度を上げていくので高山病になりにくいと言われます。
富士登山競走は富士吉田市役所の標高770メートルから3776メートルまで、標高差3000メートルを一気に駆け上がるレースです。急に高度を上げていく競走ゆえに高所順応が追い付きません。
酸素の薄さに順応する速度で登れば高山病になりづらいものの、富士登山競走では関門時間があるためのんびりと山頂を目指すわけにいきません。

よって試走で高所に慣らす、つまり試走で高所順応を経験しておくことが重要となります。事前に酸素が薄い高所にて運動し続け、そこに適応する必要があるのです。
景色は綺麗、体はキツイ
試走日程は計画的に
ならば試走しようと計画を立てるのですが、6月はまだ気温が低く山開き前なので素人は敬遠すべきです。
大会は7月最終週なので、現実的には7月1週目〜3週目のうち出来れば2回、最低でも1回は何とか時間を作り、高所順応のため試走※に出向きたいと思います。
結局のところフルマラソンだって、速く走るために心肺機能を鍛えることは体を慣らすこと。富士登山も同様の慣れという準備(高所順応、坂道練とか)が大事であると言えます。
この準備が足りていれば、Cブロックスタートの走力でも通用するのではないかと踏んでいます。

また、富士登山はとにかく天候に左右されるものです。素人でも登れる日を定番のサイトでチェックすることも忘れずに。
※2022年の結果を振り返ると、試走は富士吉田市役所から山頂まで通しで行うべきと思います
富士登山競走ゴール地点
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