多摩湖ランで見た夕日

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ひとり言

金沢マラソン2021の大会レポが希望に満ちていた

2021年11月2日




雪ん子
明けない夜はない

以前にもそう言いました。地平線から1年8ヶ月ぶり、ようやく金沢から眩しい陽が差してきました。

1万人規模のフルマラソン大会が復活です。このコロナ禍の御時世で先陣を切って開催への英断は正に感服の想いです。

もう何人ものランナーのTwitterやブロガーさんが記述しているのでスルーしようかと思ってたんです当初は・・・

でも余りにも感極まる大会レポだったので微力ながら何か伝えられるのではないかと記してみました。


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リアルはいい

最後に走った京都マラソン2020、その翌日に東京マラソンが中止(一般のみ)となり各地のフルマラソン大会が中止のオンパレードを築き始めました。それが2020年2月のことです。

あれから幾ばくか
雪ん子

その後は感染状況が悪化の一途を辿ると、各地でオンラインマラソンが隆盛を極めます。それはそれで出来うる最善の策でした。

リアルレースは本当に最高

やはりリアルは感動が半端ない

ーRUNNET大会レポよりー

フルマラソが1年8ヶ月ぶり(名古屋ウィメンズは除く)なら、こうしてレポを読むことも1年8ヶ月ぶりなのですが、ランナー達(私も含めて)が望んでいたのはやっぱりリアルマラソンでした。

リアルを望む強い想いは私だけ?知人のランニング熱がダダ下がりになり、そんな風に考える時期があったことは事実です。

でもそれは間違い、そうでなければ金沢までわざわざ走りに行きません。

 

金沢マラソンの大会レポに見た未来

自分自身が参加していない大会レポにも関わらず、ここまで胸が熱くなった体験は初めてです。

雪ん子
なぜなら感謝の声が多かったから

確かコロナ前では言いたい放題な大会レポが結構見受けられました。

しかしそんなレポはなく、金沢マラソン2021は感謝の言葉が全てと言っていいほど大多数を占めていました。

 

感情的なレポに込められた想い

感謝という言葉がこんなにも心地良いものだったと、年甲斐もなく改めて思い直した大会レポ内容となっています。

皆さんとにかく久しぶりのフルマラソンです。そしてコロナ禍にあって練習量の多寡に関わらず走ることが好きな方達ばかりです。

多くのランナーがずっと待ち望み、素晴らしい運営と地元の方から温かい声援を受けたからこそ沸き起こった感情です。

・開催してくださった関係者並びにスタッフ、ボランティアの皆さんに感謝しかありません

・開催を決意してくれた運営の皆さん、他県からの受入れを温かく見守ってくれた金沢市民の皆様に感謝しかありません

・ランナーを温かく迎えて下さった金沢市民の皆様に、心より感謝です

・この時期、沢山のボランティアに支えられて、このような大会を開いていただいたことに感謝の気持ち一杯で金沢を走り抜けることができました

・開催に当たってご尽力下さった全ての皆様に心より感謝し、誠に素晴らしい大会でした

・1万人規模の大会を成功させた主催者と秩序ある応援をしてくれた金沢市民の皆様に感謝です

・沿道での応援は、旗を振って拍手していただいたりコロナ明け精一杯の応援、とても心温まりました

ーRUNNET大会レポよりー

実際に現地で体感したランナーの声なので間違いありません。

走ってない私が金沢を走ったと仮定してレポを読んでみます。ちょっと暑い中序盤から突っ込んで(脚攣っただろうなぁ)、無言の声援の中楽しんで走っている自身を擬似体験できました。

 

人間が持つ感情に注視

人の感情に焦点を当ててみると、どこかの書籍に書いてありました。「脳は論理的な思考をする左脳と、感情的な思考をする右脳で成り立っている」と。

そして他の本にはこう書いてありました。「人生は論理だけで成り立つものではない。半分は感情によって成り立っている」と。

よって人間はガチガチの論理だけではなく、もろくも崩れる感情に左右されるということです。

・とても嬉しかったです

・久しぶりにレースの感覚を味わうことができて幸せでした

・本当にありがとうございました

感謝に絶えません

・スタートの号砲が鳴った時には思わず涙が溢れました

ありがたかったです

・ランナーも協力的で、関わる人全員が成功させようという意識があり、感動しました

ほっこりしました

・スタート地点に立った時は嬉しくて涙が出てきました

ーRUNNET大会レポよりー

簡潔だけれど沁みる言葉のオンパレードでした。今まで聴き馴れた大会中止のオンパレードとは一線を画します。

 

書き込んだランナーの想い

今これを書いている時点での金沢マラソン大会レポの投稿数は555です。実に参加者の20分の1に達します。

これだけ多くのランナーがありがたいという感情をレポで伝える、いや伝えたくてしょうがない素晴らしい週末だった事実があります。返す返すも参加ランナーが羨ましい限りです。

コロナ禍でも走り続けた全ランナーのニーズを、そして望む以上の運営とおもてなしで金沢マラソンが迎えたからこそ芽生えた感情だったのではないでしょうか。

 

感染が下火、マラソン大会始動

2020年2月まで当たり前にそこにあったはずのマラソン大会が、この度ようやく再始動です。多くのランナーが感謝の念を抱いた金沢から希望の矢は放たれました。

RUNNETの大会レポは大会運営側も読まれると言われています。それは運営側の反省の場でもあり、歓喜の場でもあります。きっと今回の素晴らしいレポの数々を読んで運営に携わった方々は、コロナ禍という苦難の中で多くの関係者の期待に応えたということで実を結び、さぞ喜んでいることと思います。

この金沢を範に全国各地のマラソンイベントが復活していくはずです。このままウイルスの波が来なければ、ニューノーマルと言われる大会開催へ移行していくでしょう。

それは希望的観測の域を出ませんので、やっぱり自分の番が来るまで地道に踏んでいくしかないという結論です。

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