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ひとり言

ランニング最中に違和感があったら、やめる勇気を絶対に持つべし

2020年7月11日




久しぶりに自分比で大きな故障をしてしまいました。

もちろん不本意ですが、これが結構痛いやつで長引くわ、ともう10年以上マラソンに携わった経験上でわかります。

ランニング自体がストレス発散行為の一部と化しているのに、たくさん走って故障してしまうという本末転倒な結果。

そんな顛末だとしてもそこから何かを学びたい、今後マラソン大会が無いことを考慮すると、

雪ん子
今できることって一体何なんだ?

と自分自身に問いてみました。


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定期的に故障しているここ3年間

ここ3年間、ポイント練習、フォーム、体幹トレ、食事、睡眠、休養にどんなに気を遣っていたって故障が訪れます。

事象には必ず原因があります。しかし、はっきりとした故障原因が見当たりません。(ほとんどがオーバーワーク)

ただ間違いなく故障の前兆が必ずありました

前兆出目が出現してフラグが立ったら、一歩下がり客観視して自分を諌める必要があります。それができないから再び故障するのです。

 

今回の故障の時系列

今回の故障はコロナを抜きには語れません。

消化不良で終わったシーズンを忘れたいがため、高い負荷を掛けていたと今更ながら思います。

時系列

東京マラソン延期→

とくしまマラソンがまだある→

負荷高めの練習を当然続ける→

とくしまマラソン中止→

シーズンは自分の中で終わらないと錯覚→

そのまま負荷高めを継続→

次戦、富士登山競走へ向けて坂道トレ→

コロナ禍が絶頂を迎える→

それでも負荷緩めず月間走行距離多め→

富士登山競走中止→

そのまま緩めずに継続→

5月上旬、若干の違和感をふくらはぎに感じ始める、押すと痛い程度なのでセルフマサージ→

20キロ走の途中でピキッとして途中断念、1時間歩いて帰宅→

少し良くなったと思いきや、速いペースで再発

3週間かけてゆっくりと回復させ、その間歩いたり、ゆっくり走ったり徐々に復活→

42キロ旅ランを完遂してもう治ったと確信→

その2日後に疲労が残るなか階段ダッシュをしてピキッと再発、前回よりも痛い→

再びウォーキングから始め芝ラン、ロードランへゆっくり移行、回復気配あり→

様子見で皇居ラン、2周目でピキッと再発

再びウォーキングから芝ランに移行した過程でピキッと再発

 

今回は特殊時期に故障

自分史上最悪の肉離れを発症して無駄にした2016-2017シーズン以降、セルフマッサージを核として細心の注意を払ってきました。

それでも小さめの故障が何度かありました。それは全てシーズン中だったため、台無しにならぬよう上手く緩めるなりして走りながら治しました。

ただ今回の肉離れが今までと決定的に違う点は、マラソンシーズン真っ只中ではないという点です。さらに付け加えると、コロナ禍で秋以降のフルマラソンが全て中止という事情下です。

目標がない中での故障、それは自暴自棄を招きました。いっそのことランニングから少し距離を置きたいとさえ思えました。

 

この故障はヤバイやつだ

今回の痛みは厄介なやつです。

自慢ですが何回か痛みを経験した結果、鋭い痛みの種類でヤバいかそうでないか分かるようになりました。

そんなの能力いらん
雪ん子

この痛みは間違いなく筋膜損傷、つまり肉離れの痛みです。中度以下の痛みですが、間違いなくランオフが必要なレベルのヤツです。

前回の中度級の肉離れの際、思い切って40日間ランオフを試みた末に無事完全治癒しました。それ以降その箇所は、マッサージのおかげか、柔らかく弾力性を保ち再発はしていません。

 

とにかくランニング中に痛み(違和感)が出たら足を止める

今回、過去の経験から自己防衛的に唯一学習していた点があります。

痛みが出たらスピードを落とし、走ることを止めるようになっていたことです。怪我を長期化させない潜在意思が経験から働いたのだと思います。

トラウマがそうさせたのかもしれませんが、思い切ったダイナミックな走りがまた遠退いていきます。

 

やっぱりランニング障害はしっかり治すのが近道

それで今何をすべきか?自分自身をキツく問い詰めて出た答えが、今は徹底的に治すことでした。

そして筋トレで体幹と脚を意識的に鍛えると決めました。年齢の衰えに抗うにはそれ相応のトレーニングが必ず必要だと実感したからです。なんとなく行っていた軽めの筋トレを週1、2回から、ガッツリは週2回で行ってみます。

ただ根詰めて何かを実行しても上手くいかないことは40数年生きてきて分かっています。その辺はいい塩梅で実行する算段です。

どの道しっかり治すのなら1週間以上は走れません。No Runの先にどんな想いが湧き上がって来るか楽しみでもあります。

このまま一つの趣味が終焉を迎える可能性への不安だってあります。私的に趣味は、楽しくなくなったら止めるべき潮時だと決めています。

 

今回の故障で思うこと

飽くなき探究心、いや原動力は単なる欲求だけなのかもしれません。

底の方に気持ちが沈むたびに「もっと強いランナーになりたい」、「楽に長く速く走りたい」、「ベストタイムを出したい」と思い直しモチベーションを鼓舞してきました。

では今回の凹みで何を想ったか?それは「怪我をしない強固な身体作りをしたい」と言ったところです。

ここ3年の大小合わせて数回の怪我はそれを強く意識させます。30代までは無理したって故障なんてしなかったのに、40代を過ぎて無理がたたり身体が付いてこなくなってます。

セルフマッサージや休養をきちんと挟んで走ってきたつもりでも、ちょっとした負荷に脚が耐えられなくなってきている現実に、正直もう若くはないと認めざる得ない状況です。

 

それでも好きだから走る

今はコロナ禍でマラソンへのモチベーションを保てない現状ですが、「怪我をもう2度としたくはない」という意思なら強く持てる自信があります。

久々に訪れた走りたくても走れない空虚な時間、こんなのはやっぱりもう経験したくはありません。

今思うところは、大好きな真夏にランニングが出来ないことだけはとにかく避けたいです。真夏のどうしょもない暑さの中走るのが年中行事、これがないと夏ではないとさえ思っています。

だからしばらくキチンと休足します。前回の40日間はちょっと長過ぎ感があったので2週間くらいでしょうか?

タダでは転ばない性格なので、2週間前後で試してみたい事がいくつかあります。その中で有益な気付きがあったらまた紹介したいと思います。

梅雨が明けたら禊(みそぎ)が明ける、そんなイメージで怪我と向き合いたいと思います。

雪ん子
またかぁ・・・

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