ランニングを始めた時は神奈川県大和市在住

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雑談

原点回顧|過去を辿るランニング2

酷暑続く8月は地味なご近所ランが続いたので、暑い夏の思い出を作りたく旅ラン計画を立てました。

それが日光いろは坂から百名山の男体山山頂へ、富士登山競走ばりの上りオンリーを計画したのは、一旦引退を宣言した富士山がやっぱり名残惜しいからなのか。

しかし猛暑日予報が出ていたため苦痛前提を回避してその日は断念、気温と湿度が手頃な快晴日のお楽しみに旅ランコースとして保留にしておきました。

そこでもうちょっと優しめのコース作成のためキョリ測を開いてプランBを練ります。

夏の延長戦もいよいよ終わりが見えてきた9月上旬、そういえば走り始めた時も暑い夏だったと思い出したら無性に厚木基地1周を走りたくなり、即興でランニングコースを作成して神奈川県へ向かいました。


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ランニングを始めて20年オーバー、原点はココから

昨年1月に高校生までの過去を辿るランニングに出掛けています。今回はその第2弾として神奈川県を訪問、いつも走っている多摩湖や近くに流れる川沿いランから離れてノスタルジーに新鮮な体験となりました。

大会に参加するランナーに初マラソンがあるように、全てのランナーに走り始めた場所があります。

私にとっての場所は米軍厚木基地の外周でした。

厚木基地ランニングは頭上に飛行機が飛ぶ23年前と変わらずランニングコース上で飛行機が頭上を通過
(柵内が米軍厚木基地)

雪ん子
戦闘機 (F16とか) の時は爆音が恐怖

 

1994年へタイムスリップ

厚木基地へ向かう前にせっかく神奈川方面へ来たので、ちょうど30年前に浪人生活を送った町田で下車し思い出深い道を辿りました。

町田の本屋さんは30年前から変わらず

参考書を探したり時間潰しによく立ち寄った町田駅前の本屋 、ネット購入が常になった今では多くの書店が廃業を余儀なくされていますがそれは同じ場所に健在でした。

隣に大戸屋はなかった
雪ん子

 

元代ゼミ町田校があった場所の道路

駅から予備校に向かう途中で、強烈なフラッシュバックにより19歳の記憶が呼び戻されていきます。

絶対に志望校に合格したい一心で時間が過ぎていったこの年、関東に越してきたばかりで友達0人のネクラ、只々勉学に勤しんだワンシーンがここにあります。

雪ん子
たくさんのテキストと参考書をカバンに詰めて通った思い出

 

ここで受けた当時の有名講師陣の授業は、高校まで受けた授業とはまるで違い、受験が全てではなくとても刺激的でそれは今でも人生の糧となっています。

元代ゼミ町田校があった場所の道路

こちらは少子高齢化の波に飲まれたのか、旧代ゼミ町田校は取り壊されマンションへ変わっていました。

 

ノスタルジーランニングで町田付近で横浜戦を見上げる

当時未来に大いなる希望を持って見上げた横浜線

希望は縮小化され車両は新しくなった
雪ん子

 

当時気にも留めない川を渡って家路を急いだのですが、それが「境川」と知り今では町田〜江ノ島間の30kmランニングコースとなっているから不思議でなりません。

町田から江ノ島までランニング

江ノ島へ
江ノ島の灯台、ランの後はここへ
真夏に海を見に行こう|おすすめランニングコース紹介〈4〉

改めてこのカテのコンセプトを自戒の念を含みつつ要約しますと、いつものランニングコースから飛び出し、非日常なロング走をしてみませんか?となります。 今回のコースはクソ暑い真夏にあって、積極的にロング走に ...

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雪ん子
あの時まさかここを走るなんて

 

町田から相模大野まで歩いた時の名シーン

みえ松阪マラソンのゴール直前や富士山馬返し直前の坂など、マラソンでは忘れられない坂が多く存在しますが、ここも人生の記憶に深く刻まれた坂道のひとつです。浪人期間中最も登った坂がココでした。

30年ぶりに訪れると苦痛でしかなかった坂は、ヨイショといった感じで今では楽々と走り切れました。

そして94年当時この坂の両脇は草が生い茂っているか、砂利で覆われた土台だけがあったのを鮮明に覚えています。写真に見える建物は何もありませんでした。

走りながら30年という年月の長さを実感
雪ん子

 

2001年へタイムスリップ

そんな予備校があった町田から高校卒業後に住でいた相模大野へ40分ほどのランニングを終えるとすでに滝汗汗濁です。

見た目で恥ずかしくないようタオルで拭って小田急線に乗り込み、ほてった体全体を急冷して小田急江ノ島線大和駅へ移動しました。

大和駅周辺をランニング

小田急線大和駅前広場

 

学生時代からここ大和へ引っ越して9年ほど住み、ここでランニングを始めることとなります。

町田でのランニングで早くもソフトフラスク500mlは空っぽ、駅前のコンビニでペットボトルを2本買い水分を多めに持って本日メインイベントへ出発です。

走り始めて真っ先に向かったのは学生時代に仲間と散々バカやっていたバイト先へ、人生史上最も自由が利いた数年、最高の仲間との時間はかけがいのないものです。当時のバイト先はもはや存在しませんが、ここでは決して書けない色んな思い出が蘇ります。

雪ん子
飲み会、カラオケ、ゲーム、麻雀、競馬三昧の日々
そして体重MAXへ
雪ん子

 

その後当時住んでいた賃貸住宅へ向かいました。所々の周辺環境は変わっているものの、面影はほとんど変わっていなくなぜか安堵します。

ランニングの原点、ここから歴史は始まったまさにここが私の原点

 

写真でわかるように5つの道が交わる特徴的なこの五叉路(ごさろ)、ここが紛れもなく私が2001年夏にランニングを始めた場所です。

全県制覇を狙うマラソン遠征も30県を超えるまでに至り、あれから23年も経ったと思うと感慨深いものがあります。

当時ウォーキングからランニングへ段階的に移行していく過程で、電柱や街灯間を走るぶつ切りランニングから走れる距離を延ばしていきました。

「次はあの街灯まで走ろう」、「次は2本目の電柱まで」と決めてコツコツと、この約50mが後のサロマや四万十100kmウルトラの最初の一歩になりました。

ランニングを始めた時期は電柱や伝統間をまずは走り始めた

それがココ

雪ん子
今ではやたら短い

 

そして湘南

夏の江ノ島と鵠沼海岸をランニング

とにかく長い湘南の夏

 

大和まで来たら締めはもう湘南しかありません。毎年恒例の鵠沼〜茅ヶ崎ランニングは今年行けてなかったのでついでで訪れました。

厚木基地周辺を12kmほど走ったため、さっきより汗臭ささを増して電車に乗り込み片瀬江ノ島駅に到着しました。

当然走ろうと思ったのですがサザンを聞いてこの風景を目の前にしたら、今日はもうお腹一杯このまま郷愁に浸ろうとゆっくりと進みます。

とんでもない暑い夏を怪我も病気もなく乗り切ったことに感謝して、江ノ島の先端大好きな堤防でしばし海を眺めていました。

江ノ島の先っぽの堤防までランニング

何にもいらない

 

そしてマラソンシーズン開幕

9月半ばを過ぎても異常とも言える高温が続きます。9月18日東京では観測史上最も遅い猛暑日を記録しました。

夏日はしばらく続きそうですが、ようやく週明けには長かった酷暑が終わりを告げます。そしてマラソンの練習なんてとてもできないと思える酷暑はもうないはずです。

気付けばエントリーしたフルマラソンまで3ヶ月を切っています。5~8kmの短い距離でスピードを出すランニングは継続していたのですが、そろそろ遠ざかっていたロングペース走にて脚を作っていかねばならない時期です。

他大会のエントリーにまで影響を及ぼす東京マラソンの抽選結果が発表を迎え、ここから来年3月まで続くトレーニングと大会、今シーズンもこれを楽しもうと思う気持ちが強く湧いた今回の原点回顧ランニングでした。

江ノ島から見えた富士山と夕日

リフレッシュ完了
雪ん子

 

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