冬ラン中に雪だるま

https://running-is-traveling.com

役立ち話

夏ランニングにおける暑熱馴化について

投稿日:2018年7月26日 更新日:

実はマラソンは上の写真のように雪だるまが似合う冬のスポーツです。

ですが今は夏真っ盛りです。

あぁ半年前なんと走りやすかったことか・・・、とこの酷暑の中ランニングしていると嫌という程思い知らされます。

とは言っても冬なら冬で極寒の中では、早く暖かくならないものか・・・と思ったりするのです。

これはいささかお調子者的思考なのかもしれません。

さて春夏秋冬、一年中走っているランナーなら一度は「暑熱馴化」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

簡単に説明するのなら「暑熱馴化」とは、徐々に体を暑さに慣らすことです。

今回はその暑熱馴化について得た情報をシェアしたいと思います。

恥ずかしながら暑熱順化という言葉を、この夏まで私は知りませんでした。


スポンサーリンク


 




暑熱馴化とは

初夏になり暑くなると途端にランニングしづらくなります。

しかし、暑さが続く中連日(7〜10日間)走っていると、徐々に体が暑さに順応してきます。

この過程がまさに暑熱馴化なのです。

暑熱馴化が未完なため発症するのが、初夏や急激に暑くなる時期にかかる熱中症です。

逆に暑熱馴化を上手く身体が取り入れると、脱水症状や熱中症になりにくくなります。

暑熱馴化で体が汗をかきやすくなる

暑熱馴化がなされ体温をうまく放出できるようになるのですが、これは汗腺機能が向上するからです。

発汗が増え気化熱により体温が下がりやすくなります。

夏にランパンがビショビショになってしまうのは、暑熱馴化が正常に機能している証なのかもしれません。

辻堂で見た親子で楽しむ真夏の釣り

ランニング中、汗の塩分を再吸収

汗をかくと塩分が排出されますが、暑熱馴化が進み塩分を再び体が吸収する機能のおかげで、塩分の喪失が最小限に抑えられます

そして水分補給で回復しやすくなります。

汗をかいたらその分、体のミネラル分がどんどん失われていくと思っていました。

暑い中で皮膚から再吸収するなんて、まさかのリサイクル機能が備わった身体に驚きを隠せませんでした。

暑熱馴化後のランニング

暑熱馴化し暑さに慣れると、発汗量や皮膚の血量が増えて深部体温の上昇を抑えます

そうして暑さに対して耐性ができ、比較的楽に過ごせたり、夏バテや体のダルさ、熱中症を防ぐことができるようになりなます。

つまりはランニングにおいても暑さに慣れれば、より早く、より多く発汗し熱を放出し、発汗による塩分の再吸収も起こるので、酷暑でなければある程度早いペースで走れる体を維持できるのです。

走らない人から見たら、なんでこんな暑い日に走ってんの?って思うかもしれません。

実は、日々走っていると気温に順応するから走れるのですよ、って教えてあげたくなりますね。

暑い春のマラソンに、暑熱順化はサウナが有効

春先のマラソン大会で高気温が予測されるのならば、今からでも遅くありません対策として暑熱順化を能動的に取り入れる方法があります。

それがサウナです。

まだ暑さに慣れていない体を順応させるために、3、4日サウナに入って汗をかきやすい体にするのです

高温環境下に無理やりさらすことによって、真夏のような体温調節機能を手早く蘇らす手段として有効です。

寒冷馴化

暑さに慣れることを暑熱馴化と言いましたが、反対に寒さに慣れることは「寒冷馴化」と言います。

秋になり冬が近づいて気温がグッと下がってくると、今度は汗をかきにくい体と変わってきます。

冒頭でマラソンは冬のスポーツと言いましたが、走ることで生まれる体内の熱は膨大なのでしょう。

夏には身体を冷却するための発汗、それに伴う心拍数の上昇によってペースが上がらないのが常です。

常に体を冷やしながら走れる冬こそが、真のマラソンシーズンなのは実は理にかなっているのです。

 

暑熱順化、まとめです

日本最高気温(熊谷41.1℃)をも記録した2018年7月、このうだるような暑さで熱中症患者が過去最高を記録しました。

異常な暑さの中では、暑熱馴化によって慣れてきた体でも体内の熱を逃がしきれなく、熱中症になりやすい状況が続いてます。

この状況ではランニングのパフォーマンス低下を最小限に食い止められたとしても、走り続けることが精一杯という暑さレベルになっています。

通常37℃前後に保たれている内臓や脳などの深部体温が上昇し、約40℃近くになると体は動かなくなります

なんせ体温よりも気温が高いのですから、屋外では熱を逃がす場所がもはやどこにもありません。

こんな猛暑日でも走りたければ、公共施設などのランニングマシーン(ルームランナー・トレッドミル)を利用するのが賢明な判断だと思います。

それでも私は炎天下の中に走りに行ってしまいますが・・・

真夏ランニングで見上げた太陽

        マラソン遠征に

おすすめ人気記事(直近3ヶ月)

富士山マラソンでフジパン提供 1

夕飯前にロング走に出掛けガス欠になること数回。 食べ放題の外食30分後にランニングへ出掛け吐き気・腹痛を引き起こすこと数回。 そんなキツイ経験ありませんか? 今回は食前・食後のランニングについて考えて ...

2

東京マラソンは私の人生を変えたと言っても過言ではありません。 東京マラソンを走りたくてランニングがマラソンへ移行し、それ以降本格的にマラソンへはまっていきました。 初めて東京マラソンへ挑戦しようと思っ ...

越後湯沢秋桜ハーフマラソンは暑い 3

『あぢぃーー』 勝負レースを決め長期間に渡りトレーニングを積んだのに、ようやく迎えたマラソン大会が気温20℃オーバーで大撃沈した経験はありませんか? 個人的には暑さへの耐性が弱いとハッキリと自覚してい ...

ズームフライ3とフライニットとの比較 4

マラソン仕様のレースシューズならアディダス、アシックスが数年前まで隆盛で定番のものでした。 初めて買ったランニングシューズはナイキでしたが4、5足目に買ったものが合わなく失望、それ以来ナイキはご無沙汰 ...

江ノ島ランニング 5

目次1 ランニングにおけるダイエット効果とは?2 始めたランニングに立ちはだかる大きな壁3 私が確信を持って言えること4 永遠の減量モード突入か?5 まとめ ランニングにおけるダイエット効果とは? テ ...

-役立ち話
-, ,

Copyright©  走るは旅なり , 2020 All Rights Reserved.