5月1日、新型コロナウイルスによる影響により、2020年富士登山競走の中止が発表されました。
収束の兆しが未だ見えないなか、致し方ないと諦めは早かったものです。
あれからひと月が過ぎた6月1日、中止による返金内容を含む詳細が発表されました。
それが腑に落ちないRUNPO(ランポ)による返金だったのでシェアします。
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この鳥居をくぐって山頂を目指す
目次
富士登山競走中止に伴う対応あれこれ
マラソン大会中止に伴う返金は、私自身が初めての経験です。
どういった形で返金されるか興味津々でした。
エントリー開始の3月6日時点でコロナウイルスの影響拡大が懸念されていたのですから中止を考慮はしていました。
それでも中止なら返金対応を考慮していることからエントリーに踏み切った次第です。
優先出走権付き
相次いで中止となった他のマラソン大会と同様、次大会優先エントリー権(エントリー代は別途)が付与されました。
これは5合目コースのような熾烈なクリック合戦に巻き込まれないだけでもありがたいと思います。
同様、山頂コースへの挑戦権も次回へ持ち越し延長となりました。
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返金内容
エントリー代金から必要経費1,200円を差し引いた金額が返還されます。
山 頂コース:14300円相当のRUNPO
五合目コース: 9300円相当のRUNPO
返還方法はRUNPOで返金になります。
はて?
ラ・ン・ポ?
そもそもRUNPOランポって何だ?
RUNPOとは?
1ポイント=1円としてランナー御用達のポータルサイトRUNNET内で利用可能なランナーズポイント※
ポイントは主にRUNNETを介した大会エントリーやRUNNET内のネットショップで利用可能となります。
正直このランポは昨年、ランナーの知人に教えてもらうまで無知でした。
※有効期限は3年間
他の返金方法はないの?
返金分を現金が無理な場合、クオカードや商品券とかならまだ聞いたことがあります。
でもRUNPOによる返金だと、返金額の使い道が自由度が著しく制限されます。
マラソン大会はしばらくない、ランニングアイテムは好みのものを少しでも安く購入するのが常です。
そもそもマラソン歴10年以上でランネットへのアクセス回数は膨大ですが、RUNPOを使ったことは1度もありません。
さっき確認したら保有ポイントが27ポイントでした。これはマラソン大会を1エントリーにつき1ポイント貰えたものです。
返金がポイントだとなんかヤキモキしてしまうのは私だけでしょうか。
エントリー前のお知らせはあった方が良かった
コロナ事情の中でのエントリー開始でしたから諸事情はあったでしょう。
しかし現金以外の何らかの形で返還する可能性あり、との発表が望ましかったのではないでしょうか。
細かいことかもしれませんが、ちょっとした対応でランナーという顧客は逃げていってしまいます。
ランナーにとってお金はお金であって、決してRUNPOではないはずです。
富士登山そのものが2020年はできない
2020年は富士山頂へ続く全ての登山道が通行止めの処置がとられます。
よって来年へ向けての試走計画は頓挫しました。
これは残念でなりません。
山小屋がオープンしないだけなら、登山に必要な物資を自ら携帯すれば登頂することに支障はありません。
しかし登山道が閉鎖されればなす術ありません。
1年に一度だけ山開きの限られた期間内に登頂する知人がいます。毎年その報告する彼の笑顔を楽しみにしているのですが、今年はもう期待できません。
彼の心情を察すると心が痛みます。しょうがないでは済まされない心情です。
来年こそは開山を切に願います。
まとめ
東京マラソンの返金問題の時もそうだったのですが、あなたお金にうるさい・・・って言われそうな内容となってしまいました。
運営側が話し合った末に出した結論です。これが費用面を考慮した最善の答えなのです。
自らが決断してエントリーしたのですから、そのすべてを受け入れる器量が必要なのです。