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東京マラソン

海外は返金、東京マラソンの返金問題をぶり返してみる

投稿日:2020年4月22日 更新日:




ボストンマラソンとロンドンマラソンは全額返金される

以前このブログ内で、マラソン大会は中止になっても基本は返金されないことに触れました。

過去の大会中止がそうであったように、一般参加が取りやめになった東京マラソン2020も返金なしが当たり前と認識していました。

しかし、ここに来て私の中で風向きが少し変わった感じがします。

決して東京マラソンが嫌いになったわけではありません。

もっともっと世界中から愛される大会になって欲しいだけに、今一度返金問題について触れてみたいと思います。


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東京マラソン2020一般枠中止後の経緯

2020年2月17日東京マラソン財団がエリートの部を除く一般参加取り止めを決定したと発表がありました。

コロナウイルス感染拡大防止のため、大会を小規模化すると言うのです。

京都マラソン翌日の新幹線車内、疲労もさることながら次の勝負レースに向けて気持ちが高ぶっていく最中に聞かされ、ショックはかなりのものでした。

 

マスコミが大きく取り上げた

東京マラソン財団が参加費を返金しないと発表したことでマスコミに大きく取り上げられました。

友人知人(非ランナー)会う人全てに「詐欺だ」だの「もったいない」だの言われたのがもうずっと昔のような気がします。

マラソンランナーならば規定に了承して参加契約を結んだのだから返金がなくてもしょうがないと諦めていました。

 

一般ランナーへの対応

東京オリンピックの選考会を兼ねていたのでエリートの部は行われました。そして一般の部が中止され、代替案が次の内容でした。

 

1. 東京マラソン2020の記念品(参加賞)の贈呈

2. 東京マラソン2021の出走権利

3. 出走するなら16200円のエントリー代は別途必要

4. 大会参加費は規定により返金されない

 

わたし的には次の感想を持ちました。

1.   ・・・別にいらな〜

2.   ・・・ありがたや〜

3.   ・・・また金かかる〜

4.   ・・・あきらめる〜

 

滅多に出れない東京マラソンですから、当選した以上はやっぱり走りたいです。

大きな目標があった方がモチベーションにもつながります。

 

出走権利が伸びて選択できる

つい先日、次大会の出走権の付与に新たな項目が追加されました。

 

東京マラソンの出走権は来年(2021)または再来年(2022)から選択できる

 

このままコロナウイルス収束が長期化してけば、2021年東京マラソンだって開催が危ぶまれます。

おそらく2年後なら開催されると見越して2022年に出走権を行使する手もアリです。

東京マラソンゴール間近、丸の内仲通り

東京マラソン
丸の内仲通り

 

ワールドマラソンメジャーズ他大会(ボストン、ロンドン)のコロナへの対応

両大会とも規定(戦争、テロ、悪天候)では返金されません。

しかしコロナウイルスは前例のない事案であって規定にこだわらずに全額返金対応する模様です。

 

♦ボストンマラソン
4/20から9/14は延期し全額返金可
You have the opportunity to receive a refund for entry fees.

 

♦ロンドンマラソン
4/26から10/4へ延期し全額返金、来年の出走権、チャリティランナーは代理出走を認める
All runners will receive a refund of their 2020 entry fee.

 

マラソン大会がランナー、自治体、運営母体、スポンサーからの共同出資で成り立っていることは、大会発表の原文内にfundが出てくることから理解できます。そして海外では返金をrefundと表記してあることが印象的でした。

日本国内で当たり前と言われ、マラソン大会中止だから当然と思ってきたことが世界基準ではない、と思うと残念な気持ちになります。

このままでは世界6大都市で行われるワールドマラソンメジャーズの中で、とくに印象が悪い大会になる可能性があります。

今回の東京マラソンだって8000人近い海外ランナーが参加予定だったのですから。

来年の参加権があるだけいいと言い聞かせてみてもどこか腑に落ちないのです。

 

※他の3大会(ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティ)は9月以降開催なので今後のコロナウイルス収束次第か

 

準備に経費の大半を支出してしまっているのは分かる

大会が開催される前に多額の運営費がすでに費やされている、だから返金されないという「返金なしはやむなし」論に少し疑問を投げ掛けてみます。

軒並みすべての興行がコロナウイルス感染拡大抑止のため中止、払い戻しがされています。

なぜマラソンだけが返金されないのか?

これはおかしいと思うのが普通の心理です。

38000人のマラソン大会と50000人のドームコンサートを比べても規模は同等と言えます。

コンサートだって同様に会場の設営(照明、ステージ、客席など)などの準備に多くの資金が注がれていますから。

 

保険はどうなってたの?

公式の会計報告書によれば東京マラソンは保険料を払っています。2019年には1481万円が保険料として計上されています。

これが損害保険なのかイベント中止保険なのかの詳細は結局わかりませんでした。

 

イベント(興行)中止保険の存在

ライブやイベント等の興業が中止or延期になった場合に保険(イベント中止保険)が適用され、興行に向けた支出や中止or延期に伴う追加支出が支払われます。

 

補償の対象
悪天候、偶然の事由(周辺の火災等)、アーティストの急病、交通網の遮断による中止or延期

 

補償の対象外
感染症、戦争、地震による中止or延期

 

保証の対象外に感染症とあるので、仮に東京マラソンがイベント中止保険に加入していたとしても保険が下りなかった可能性はあります。

 

イベント中止保険の支払い例

この保険に加入していれば興行が中止になってもある程度の額が保証されます。

 

保険の支払い例

保険料 支払限度額
野外コンサート 140万 4000万
花火大会 96万 900万
スポーツ大会 270万 9000万
絵画展 280万 1億円

グッド保険サービス参照

 

1000万円以上の保険料をイベント中止保険に掛けていれば、参加者およそ38000人分の参加費(約6億ちょっと)は返ってきたのでしょうか?これだけ多額の保険金は下りえないのでしょうか?

海外の保険は桁が違うので日本では当てはまらないのかもしれません。

 

でもさ

中止の際に資金が底をつくのを防ぐためのイベント中止保険に東京マラソンは加入していなかったのでしょうか?

それはわかりませんし、財団窓口に問い合わせる勇気もありません。

ただコロナウイルスは世界で同時に起きていて、様々な分野で海外との比較がなされています。

ボストン、ロンドンで返金できて東京ができない理由はどこにあるのでしょうか?

東京マラソンゴール地点

東京マラソン
ゴール地点

 

東京マラソンは「開催された」ことが尾を引く

HPに書いてある

東京マラソンは中止になったとの認識が一般的ですが、これも語弊があって正確には東京マラソン2020は中止になっていません

一般参加が取りやめになっただけで、東京マラソン2020自体はエリートの部で開催されました。

ホームページを開くと目に飛び込んでくるのは・・・

東京マラソン2020は無事開催され大迫選手がフルマラソンの日本新記録を更新

 

開催されたから保険が下りない

東京マラソン程の大会がイベント中止保険に入っていないなんてことはきっとないと思います。

でも、そもそも中止になっていない大会に保険は下りません。

 

MGC

主催者都合による中止は返金されない、と小池百合子知事は言っていました。大会規約にも書かれています。

どうしてもオリンピックの選考会(MGC)をやらなければならなかった

その煽りを一般ランナーが被ったのが本当の姿ではないでしょうか。

大会主催者都合だから保険下りず、結果的に保険会社は損をしなかった構図かもしれません。

主催者都合という文言ならどんな理由でも返金なしにできそうです。

 

結論はこんな感じ

これはあくまでも私の推論なので本当かどうかの保証はありません。

 

エントリー代が返金されない理由

東京オリンピック選考会(MGC)として東京マラソン2020は行われた

→主催者都合で一般参加を取りやめた

→保険の対象外

→返金されず

 

オリンピック選考で東京マラソン実際開催されてるやんって話。

つまりは東京オリンピックが東京マラソン返金の足かせとなった。

保険会社の立ち位置から言えば、中止になってない大会に保険金が下りることはそもそもない、っと言ったところでしょうか。

今年は新型コロナウイルスという世界共通の難題が投げかけられ、各国の対応の違いをまざまざと思い知らされました。

その中でマラソン返金問題の扱いの違いも浮き彫りとなりました。

前例がないから保険適応対象外でもない

海外では最後の砦である保険が機能した、ということなのでしょう。

これ、海外は太っ腹、東京はせこいに結局行き着くのかなぁ。

東京マラソン2020公式プログラム(パンフ)

        マラソン遠征に

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