2021年12月5日(日)冬型の気圧配置が強まり、関東は今季1番の寒さの日でした。
青島太平洋マラソンまで丁度1週間のこの日、定番の10キロ走は先日の大会で走ったので敬遠します。
それではなく、随分前からLSDをやろうと決めていました。その日がたまたま寒かっただけ、それでもソツなくこなしあとは来週までジョグで繋ぐだけです。
いよいよ感漂うフル1週間前にロング走、それって意味あるの?と問われればこう答えます。
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フルマラソ1週間前にLSDを走った理由
巷ではレース1週前は10キロ走と言われています。ただそれは3日前に大会で走っているのでその選択は無しとなります。
先月発症した肉離れから3週間ですっかり癒え、もはや故障部位よりも痛い箇所がある状況です。そんな中でなぜに今LSDなのか?
怪我前から予定していたから
今回青太前の最後の調整としてLSDをやることは、肉離れで故障する前から決めていました。3時間半くらいでフルを走っていた一昔前は、本番10日前から1週前に好んで3時間LSDをやっていました。
今回の予想タイムは暑くなる可能性が高いのと、久々のフルマラソンですから3時間20分から30分くらいと予想しています。それだったら当時みたくやっておこうと思いました。
メンタルだけは高い状態で参戦したいから
結果的に3時間21分もLSD(キロ6:03)すると、距離が33キロにもなります。フルマラソ1週間前に33キロも走るのどうなの?との意見はあるでしょう。
これは定石通りではなくフルマラソン1週間前の長距離LSD効果はほぼなく一般論ではありません。レース前は極力疲労を抜くことには賛同します。でも細かい調整は結局個人のサジ加減、つまり試行錯誤しかありません。
今回は精神的にフルマラソンモードに入るために、フルマラソンの走破タイムくらいのLSDをこなしておきたいとのサジ加減で決行に至りました。
フルマラソンは京都マラソン2020以来
不安だらけだから
フルマラソンから遠ざかってから1年10ヶ月、それはそれは長い道のりでした。趣味が断たれたあの京都マラソン翌日から、ずっと止まっていたマラソンが再び動き出します。
金沢や富山を走った方はすでに復帰を終えていますが、私にとってはいよいよ初戦を迎えます。しかも深刻な怪我明け(継続中?)ですからとにかく不安が先立ちます。
しっかり最後まで走れるのだろうか?脚攣りは大丈夫か?肉離れの再発はないか?そんな不安をかき消すためのLSDでもありました。
テーピングが手放せない現状
多くのランナーに出会った
日曜日の午前中ということもあり、この日の多摩湖自転車道は盛況でした。たくさんのランナーとすれ違ったり追い抜かれたり、中には来週の青太Tシャツを着たランナーもいました。
3時間以上の長丁場、しかも緩ジョグなので飽きないよう、以前試したことがある「すれ違ったり抜かれたランナーの数を数えてみる」ことにしました。
3時間21分間の結果、なんと!のべ244名ものランナーがいました。ほとんどがピン (1人) で、負荷が高そうな練習の方から、普段のジョグの方まで様々です。寒い日でもしっかりと着込んで、皆自分のランニングに徹しています。
全長20キロ以上ある多摩湖自転車道、やはりランニングに適したコースであるがゆえのランナーの多さです。
ランナー、サイクリスト、ウォーキングする人御用達
是非はメンタル面にあり
フルマラソン1週間前ですから走る時間を減らしていくのが普通です。そして疲労が溜まるような練習は避けるのが当たり前となっています。
走力は1週間やそこらで上がることはありませんから、付け焼き刃的な練習をフル1週間前にするべきではありません。
ただ今回のLSDを通して間違いなくメンタルは上がりました。メンタル面はフルマラソン直前まで鍛えられます。こんな寒い日に大量発汗を伴いながら、(下痢ピーでトイレINして)視線を落とさずフォームを維持、3時間以上のLSDでフルマラソンに向かう気持ちは十分整いました。
かと言って来週上手く走れる保証はどこにもありません。それが私の人生、ほとんどのことが上手くいかないことだらけは分かっています。
でもいいんです。失敗したら次回また模索すればいいだけですから。
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