冬の富士山

https://running-is-traveling.com

 

 

役立ち話

えーっ!フルマラソン当日が寒すぎる

2022年12月17日

マラソン当日の気になる天気、いつもは暑さや雨が気になるところですが、今回の2022年みえ松阪マラソンはどうやら勝手が違うようです。

 

みえ松阪マラソンの天気予報

Yahoo天気より
(松阪市)

 

予想最高気温が8℃な上に風が強い真冬日、こんな日のフルマラソンを走るに当たってどんな準備が必要なのでしょうか。


スポンサーリンク


 

寒い日のフルマラソン対策

まずは大会当日の寒さ対策として2点考えなくてはいけないと思います。

 

寒さ対策

1. 手荷物預けを終えてからスタートまでの待機時間

2.マラソンのレース中(前半、後半)

 

手荷物預けを終えてからスタートまでの待機時間

スタートブロックへの整列締め切り時間から逆算すると、大抵のランナーが30分は寒風にさらされることとなります。

ブロック前方を確保したいランナーなら、ブロック解放時間からだと約1時間さらされる場合があります。そんな長時間を薄着で耐え忍ぶのですから、それ相応の寒さ対策は必須となります。

これは以前お話ししたことがあるのですが、以下のような定番の寒さ対策がおすすめとなります。

 

寒さ対策アイテム

・100均カッパ

・カイロ

・エマジェンシーシート

・ホットクリーム

・手袋

・ネッグウォーマー

・古着

 

うんと寒い日はカッパは2枚、カイロを数個身体中に貼って備え、カッパの下にエマジェンシーシートを加工したチョッキやマフラーで対策します。

最近の大会ではスタート直前になると、沿道にゴミ袋を持つボランティアが待機してくれます。

スタートまで5分を切った頃合いで彼、彼女にそれまで着込んでいたものを渡せば、スタート前の防寒対策は完了となります。

 

マラソンのレース中(前半)

スタート直後は風を受けて急に真っ裸にさせられたような、寒さが体に刺さるような感覚となります。

体が温まるまで2〜3キロは必要ですが、必ず温まってきますからスタート後は焦らずに自分のペースを掴むことに注力します。

真冬の寒さが堪えるのなら、なにもスタート前に全てボランティアに渡してしまう必要はありません。身に付けたまま走り続けて、暑くなったらエイドのゴミ箱へ捨てれば良いのです。

 

マラソンのレース中(後半)

一般的にスタート後から正午過ぎにかけては気温が上がってくるのですが、これが気温が徐々に下がっていくパターンの日だったり、雨が降って来たり徐々に風が強くなる予報だと厄介となります。

これも状況の変化を見越して、対策アイテムを捨てずに携帯して走ることとします。

暑くなって外した手袋やネッグウォーマーはポケットへ、または雨避けポンチョやウインドブレーカーをウエストポーチに忍ばせておけば、天候の変化へ対応できると思います。

 

極寒で試走

10℃前後の一般的な冬の日ではなく、5℃前後の極寒の日に何をどう準備するかは、ランナー個々の寒さへの耐性や、走力による発熱量によって違ってきます

スタートから厚着して走れば済む、という簡単な話ではないのがマラソンです。

私のようにとにかく発汗が多いランラーなら薄着で身軽に走りたく、仮にいつもより多めに着込んでも、暑くなった時に脱げるような準備をしておきたいのです。

だとしても5℃くらいの環境下において、自分がどのように走れるかはわかりかねます。

 

雪ん子
ならば試走してみればよい

マラソンへ向けて極寒試走

Yahoo天気より

 

おお、何と今夜は気温だけならマラソン当日と同じ感じではありませんか。ということでマラソンを控えた木曜の夕方過ぎ、フルマラソン当日の格好で試走へ出かけてみました。

いつものマイコースである多摩湖自転車道を、フルマラソンへの最終追い切り10キロとしたのですが、すれ違うランナーはこの寒さですから皆んな盤石の防寒体制です。

それに対して私は、素足にノースリーブの腕ゲイターで肩出しの格好です。

 

雪ん子
信号待ちで恥ずかしい

 

レースは臨機応変に対応

試走して得た感触としては、多くの視線を目一杯に感じる点・・・ではなくて、手がとにかく冷たいことです。

日が沈んだ後の気温5℃ですから、体が温まるまで3キロほどかかったのですが、走り終えてみるとノースリーブTシャツの下のドライナミックメッシュ部分は汗をかいていました。

それでも末端の手だけは手袋をしていてもかじかんだままでした。よって今回はユニクロのヒートテック手袋で対応します。

それと秘密兵器としてエマージェンシーシートを腹巻きに加工、その上にカイロを貼って腹冷えの最強対策としました。

レース中にめまぐるしく変化する体感温度、その都度腕ゲイターを上げたり下げたりして臨機応変に対応するつもりです。

 

追記:実際のレースでは、手袋に関しては寒い中でも手がかじかむことはなく、腹巻きに関しては暑くて10キロ手前で外し、体温調節は追い風と向かい風とで体感温度が天と地の差だったので、手袋を外したり付けたりして対応しました

みえ松阪マラソン

 

      注目サプリ

      ランニング良著

      ランニング良著2

      マラソン遠征に

アクセスが多い記事(直近3ヶ月)

ランナーズフルマラソンチャレンジin荒川河川敷 1

  いよいよ最終盤となる2023年1月〜5月の主要フルマラソン大会情報について、少しでもお役に立てる残り少ない大会情報を随時更新しています。 スポンサーリンク   どんな予定を組も ...

東京マラソンスタート地点 2

2019年1月22日早朝気温4℃ 、寒風吹きすさぶ中スタート地点の都庁前へ向かいました。 体感温度がかなり低い日でしたが、年末の故障により延期せざる得なかった東京マラソンコース試走へついに出掛けて来ま ...

富士山マラソンでフジパン提供 3

夕飯前に意気込んで家を飛び出して走り出し、ロングランの末にガス欠になること数回。 今日は走る日と決めてた日に家族と食べ放題の外食へ、帰宅後30分でランニングに向かって吐き気・腹痛を引き起こすこと数回。 ...

京都マラソンのゴール地点・平安神宮 4

2020年2月京都は西京極競技場、8年ぶりに再び同じスタートラインに並びました。 「気温11℃、これは歴代3番目に高いです」とのアナウンス、気温高めで雨が降る中でのレースは個人的には昨秋と同じ条件です ...

四万十ウルトラマラソンの絶景 5

2001年からダイエット目的で走り始め、後に2009年からマラソンにどっぷり浸かった私がこの8年半で出走したマラソン大会は、完走証を頼りに調べると34レース※でした。 これが多いのか少ないのか分かりま ...

-役立ち話
-,

© 2023  走るは旅なり