2023-2024シーズン最終戦ふくい桜マラソンまであと1週間となりました。2023年あの猛暑から始まった練習の成果を、ここはもちろんベストタイム ( or 目標タイム) を狙ったペースで走る予定です。
しかし3月下旬は三寒四温を繰り返す中で気温が高くなる可能性があって、現時点でも17℃に達する予報となっています。
気温15℃以上となるとさすがに厳しいことは分かっているのですが、それ以上に記録を阻む (後押し？) 要素がふくい桜マラソンにはあることを公式サイトで大会の予習をしていて知りました。それは・・・
これには正直参りました。
スポンサーリンク
こんな豪華エイドを無視する訳にはいかない
全国のマラソン大会に参加してきて、今まで様々なご当地給食をいただいてきました。
最近ではみえ松阪マラソンの和牛や、静岡マラソンの苺みたく給水所で脚を止めてでも食べることがあるのですが、大抵は記録優先により食べるエイドは泣く泣くスルーしてきました。
そいった意味では愛媛マラソンのようにレース後の提供がとても印象深く、私自信1度参加した大会は滅多に参加しないのですが、愛媛は必ずまた走りたい自信を持って奨める大会の一つです。
そして第1回大会のふくい桜マラソンなんですが、ここも今まで最高レベルと認定した愛媛や松阪と同等とみました。
「さくらエイド」とやらが凄い
公式HPより
恐竜を形取った独特なコース上に13箇所の給水所があり、そのうち5箇所は福井のご当地食を提供する「さくらエイド」と名付けられています。 ( ちなみに小学生によるエイド提供が「つぼみエイド」)
この「さくらエイド」では福井県民のソールフード「ソースカツ丼」、「若狭牛コロッケ」、「越前そば」、「鯖寿司」のどが提供されます。
これだけでも凄いのですが以下写真の通り他にもあるから驚嘆してしまいます。
公式HPより
どれを食べるか予め決断しなくてはならない
公式HPより
公式にて給食内容が事前に発表されているのですから、全種類を取ることが困難なので厳選して食するものをあらかじめ決めることを提案しま。
仮に過去最高ペースで走っていたとしても、コレを食せずして福井に来た意味なしとの決意ですのでエイドで食べるものを決めました。
立ち止まって食してご馳走様まで約20秒から30秒でしょうか？これは2か所で約1分のタイムロスとなります。
絶対取らなぁあかんエイドですから、提供されるマラソン終盤のエイドまでアドバンテージをいかに稼ぐかが要となります。
給食までの走りは自己ベストのためではなく、どちらかというとこのエイドのために他なりません。そんな気持ちの方が今回は上手くいく気がします。
応援スポットも凄い
公式HPより
もう1点公式サイトを読み漁っていて気になったのが、沿道の応援が一般的な他大会の比ではないことです。
各団体による演目披露による応援スポットがコース上21箇所もあります。それに加えて福井運動公園内にある9.98スタジアムでも団体による応援ステージがあります。これは実に2キロに1回は応援をいただける計算になります。
給食と応援によるおもてなしの数が多く、ふくい桜マラソンは食べて観て頑張れる大会なのではないでしょうか。シリアスに記録狙いに徹っしながらの大会、またエイドを食してファンランしながら楽しめる大会という両端の側面を持ちます。
公式HPより
結局ほとんど食べることも想定内
幸いなことにふくい桜マラソンの豪華給食はレース終盤に現れるのです。
ということはその時点で目標の記録 (プランA) が狙えるかどうかの瀬戸際なら食べるのを諦めますが、もはやタイム無理と判断したら久々にファンランに切り替えてエイド巡りに全力を注ぐ作戦とします。
エイドの満喫による体重増の危惧はひとまず忘れて、その土地の食材を食べ尽くすのもまた地方遠征の醍醐味の一つです。
なんだか走る前から逃げ道 (プランB) を用意している気もしますが、自分への甘えも事前にはっきりと用意しておく方が気楽にスタートラインに立てる気がしてくるから不思議なものです。
