8月最終の週末土曜日、特に用事もないこの日はどうしようか。家族それぞれ用事があるみたいなので私はやっぱり走る予定を立ててみます。
外は33℃の太陽光降り注ぐ真夏日、本当は早朝から毎年恒例江ノ島ランに出向く予定も珍しく起きれなかった代わりに、最近ハマっているスーパー銭湯ランへ午後から出発しました。
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30℃を超える真夏日は給水は勿論、冷却が大切だという話
真夏の多摩湖自転車道
いつも以上に小まめに給水
家を出てすぐにこれはヤバイ暑さと認識します。照り返しとまとわり付く温風が体力をすぐに奪っていきます。
気持ちが乗らない日ならば、2、3キロで引き返すパターンです。この時点でいつも以上に慎重に走ることを決めました。今日は無事に約20キロ先の仙川の銭湯まで極力歩かない気持ちです。
向かう先が都心ということもあって、携帯する水分が尽きたら自販機とコンビニは無数あると思い、出発時はソフトフラスクとペットボトル1本持参です。
これをいつも以上に小まめに、普段ならやらない1〜2キロおきに補給しながら信号待ち以外は歩かずに進みます。
給水は足りているのに危険を感じたので冷却へ
銭湯までの経路を信号待ちを利用して立ち止まってキョリ測で確認します。ソフトフスクをチューチュー吸っていると、異常に発汗している自分に気付きました。
ポタポタポタポタ、肘から汗が滴り落ちてふくろはぎを濡らし続けます。頭がボーッとしてきてこれは危険と察知したので、次の休憩をコンビニに設定します。
実際は大型スーパーが目の前に現れたので店内に逃げ込み、冷房がガンガン効いた冷え切った店内を、時間をかけて無駄に徘徊して体温を下げました。
三鷹駅付近の玉川上水
給水と冷却の相乗効果で回復
結構な場数を踏んだ旅ランをしているのですが、せっかちな性格なのか休憩をロングでとることができません。
コンビニが現れても今までは店内に入ってトイレで用を済ませ、アイスでも買ってそれをガッつき食べて出発がいいところ、休憩時間はほとんど5分以内です。
でも今日の暑さは普段のそれとは違いました。脳内から叫び声が聞こえてきたのです。
店内で汗が引くほどに休憩をして、終いにはコーラのエナジードリンクを補給して再出発しました。普段からコーラは飲まないのですが、こんな暑い日とマラソン大会の私設エイドでは思わず手に取ってしまいます。
この行為が功を奏したのか、午後1時過ぎの最も日差しが強い時間帯をフォームを崩さずに走れました。
冷却効果なのか、ゴールに向けてむしろ歩調は快走に向かいます。これが今回体験して驚いた筆頭です。しっかり体を冷やして再出発したので、スタート時点とさして変わらないコンディションを再現できました。
33℃の真夏でも走り方によっては、20キロ近くの距離でも走れるやり方はあると言いたいです。
猛暑の中でランニングするのなら、休憩はコンビニやスーパーで身体を冷却すべし
銭湯ランは見知らぬ土地で新たな発見ができるラン
三鷹市を走っていると長崎の映像で見た像が目の前に現れます。こういったところがちょっとした旅ランぽくて銭湯ランは好きです。
説明板もしっかり読んで歩を進めます。
仙川沿いを進む
東京の三鷹に田んぼ出現
at 丸池の里
カカシ付きで稲の匂いがそこに充満しています。私は新潟県生まれの地方育ちなので、東京都の真ん中で田んぼを発見して興奮しました。
しかもそこの周りにオスメス結合のとんぼが舞っています。こういう風景はノスタルジックで田舎を想起します。しばらくここに佇んでリラックスタイムです。
走ることを忘れて田んぼや水路、そこにいる生き物に釘付けです。香川照之並みにテンションが上がった真夏の昼下がりでした。
ここが東京
暑くてもランニングを楽しむ
仙川・湯けむりの里
ゴール地点の銭湯に無事到達、冷却効果もあって後半の方が調子よく走れました。
こんなクソ暑い日でも走り方によっては、目標の「20キロそこそこの銭湯ラン」はこなせます。
きっとより重要視する給水により水分は足りていると思います。でも炎天下では体温が相当上がるので、冷却を意識した方が良いと今回の炎天下ランニングで知りました。
そして今回はこの仙川沿いの小さな田んぼに一番癒されました。
三鷹の住宅街に川と田んぼ、鳥と昆虫たちのコントラストです。ぷらっと出掛けた先にこんな素晴らしい景色に出会えただけでも今日走った甲斐があったというものです。