もう10年以上も使用しているウェストポーチの不具合が目立つこと、富士登山競走の脚攣り対策として給水ボトルの携帯を考慮して、ランニング用の新しいウェストポーチを購入するに至りました。
私の普段のランニングにおいて、ソフトフラスクとバックパックが絶大なる信頼を勝ち取ったサロモン、購入したウェストポーチが期待以上に応えてくれているので紹介したいと思います。
リニューアル購入完了、あと10年は使うつもりです。
こんなランナーにおすすめ
- そろそろランニングポーチを購入予定の方
- 走りながら音楽を聴いたり、写真撮影したい方
- 後悔のないランニングポーチを手に入れたい方
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サロモン AGILE 250 (アジャイル250)をおすすめする理由
「サロモン」そのプロダクト群は機能性が高く、トレイル界においてユーザーから絶大なる信頼を得ているブランドで認知されています。
そして我が家にもここ数年でサロモン製品が増え、普段ジョグやロング走にて快適ランニングを支えてくれています。
とにかくスマホ携帯と相性がいい
スマートフォンと補給食を同時に携帯してランニング、そんな願望をサロモンは十二分に満たしてくれます。
走りながらのスマホ携帯にとってランパンのポケットは相性がとても悪いものです。
一歩々振られて揺れるし、高価なスマホが落下する可能性すらあってランニングに集中できません。
すぐさまスマホを取り出すには、ランパンやバックパック内の収納ではいささか不十分な場合が多いと感じます。
この腹巻型のウェストポーチはフロントポケットが秀逸で、さっと取り出せる圧倒的なアクセスの速さは突出ものです。※
※ウェストポーチではこれ、バックパックなら紹介済みのモンベル
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mont-bell(モンベル)クロスランナーパック15は使い勝手最強のバックパック
絶版に、いやモデルチェンジしたため、もう1年半以上前にゴミ箱に入れていたレビュー記事を拾い上げてきて加筆修正しました。 当時はただ特徴を挙げて作成、しかし今回はこのバックパックの約4年間に及ぶ使用感を ...
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写真撮影のため
フロントポケットはスマートフォンに最適な大きさとフィット感で、気になる被写体が現れたら走りながらサッと取り出して撮影できます。

写真撮ろ、
じゃぁスマホを
この一連の流れがストレスフリーで行えるランニングポーチとなります。
また音楽を聴く際にもここにスマホを収納、立ち止まって手に取りアルバムやプレイリストを変えるのだって楽チンです。
小魚を追っかけていたサギを撮影
実戦投入済み(富士登山競走)
7月末に開催された富士登山競走にて実践投入済みです。
この写真に見えているもの全部と、雨除けポンチョ(2019年大会で配布されたもの)、小銭がさらに加わります。
マチがあってとにかく収容力が大きく、大会にて多めに携帯して走る際に重宝します。
私はこの腹側の収納に大会側が給水で置いていたペットボトル(350ml)を突っ込んで走りました。
喉が渇いたら腹から取り出す様は、ポケットから道具を取り出すドラえもんそのものでした。
登山にも
当然登山にも汎用性があって、今年の富士登山ではバックパックと両方使うことで快適登山となりました。
バックパックに入れるほどではない小物を全てウェストポーチにしまい、補給食へのアクセスが抜群でそれはそれはストレスなき登山となりました。
今後はフルマラソン大会で実戦投入した際、再び追記報告したいと思います。
吉田口山頂
ウェストポーチ、サロモン AGILE 250 (アジャイル250)の良い所
前後のある収納ポケットが実にいい働きをしてくれます。
前ポケットの収容力
上述した内容と重なるのですが、1番の魅力は見た目以上の大きな収容力です。
フロントポケットは容量が十分確保されており、スマートフォン収納に便利な大きさとなっています。
前面ポケットは伸縮素材が伸びるので思った以上に容量があり、補給ジェルは5本、塩飴なら10数箇、スマホはProサイズは厳しいけど通常サイズならOK、ペットボトルは350mlくらいなら入ります。
ポケットの伸縮素材がなせる技
見て下さい↑フロントポケットは、私のゴツいこぶしが入るほどの伸縮性があります。
この夏なんなら背中側のメイン収納には何も入れず、お腹側だけにジェルやスマホを入れて走りました。

フロントポケットのこの伸縮性にはしっかりとした締め付けがあり、収納したものが入り口から勝手に飛び出すことはまずありません。
前だけではなく後ろ↑も伸縮素材のため、収納したものが身体にフィットしてランニングの上下動でも暴れることない安定感を持ちます。
またベルトがソフトメッシュ素材で優しく体に密着するので、肌に直接巻いても擦り傷になりません。
10年選手の以前のウェストポーチは、ソフト感に欠け腰骨の辺りの接触がひどく、ロング走後のシャワーが恐怖でした。
余談ですが腹巻としては何気に温かいと感じられ、夏は暑苦しいのは仕方ないが冬は腹冷え防止になりそうです。
後ろのポケットについて
背中側にある後ろのメインポケットはチャック付きとなり、スマフォや補給食、交通系ICカード類などが程よい容量入ります。
以前使用していたものはスマホを入れたらそれで一杯、補給ジェルはランパンのポケットに入れていました。
また内側にもう一つ小さなポケットがあり、ここには鍵や小銭を収容できて家の鍵や小銭を落とすリスクを大幅に減らすことができます
右側に小さなポケット
チャックにストラップ
地味に背面のチャックに付いたストラップが使いやすく、走りながら後ろに手を回しそのストラップを引っ張るだけでポケットの開閉が済みます。
以前の古いウェストポーチには小さめのファスナーしかなく、あの極寒の東京マラソン2019では指がかじかみ、スペシャルドリンクと雨除けポンチョを取り出すことができませんでした。
もしもこのようなストラップが付いていれば、指を入れて引っ張るだけで補給できたはずです。

ストラップ付きファスナー
付属品あり
ウェストポーチを購入すると、バックパックと同様にサロモン純正ソフトフラスク(250ml)が付属品として付いてきます。
これはちょうど背面のチャック付きポケット内に収納できるサイズとなり、実用性が高いのでありがたいオマケとなります。
ただ個人的にはソフトフラスクは手に持って走る派、夏はバックパック購入時に付属された500mlを持って走っていました。
これから気温が下がり、さほど給水が必要とならなくなると250mlの出番となります。
サロモン AGILE 250 (アジャイル250)の悪い所
ベルトとポケットは分割されていて、自分サイズのウエストへ微調節が可能となっています。
「ADJUSTMENT TOOL」とやらを引っ張って調節するのですが、他メーカーでは見かけないしくみとなっていてこのサイズ調整が若干面倒です。
身に付けた常態ではこの調節はやりづらく、腰からポーチを外して行う必要があります。
ただし1度自分のベストフィットに固定してしまえばそれ以降は調節知らず、ベルト部分とポケット部分は頑強なマジックテープで固定され接合力が強く、走っている最中はもちろん洗濯機の使用にも十分に耐えうる造りです。
過保護にネットに入れなくても、脱水後に外れていたことはありません。
程よいサイズ感と圧倒的安定性、ちょっとしたランニングからマラソン大会まで
よく店舗で色々なウェストポーチに触れて機能や使用感をチェックする機会がありますが、これは総合点が非常に高い優れたランニングポーチと言えます。
マラソン大会参加の時は携帯するものが多くなりがち、また普段のジョギングではちょっとしたもののみで十分、そのどちらにも対応可能なウェストポーチです。伸縮性があるポケットがそれを可能にしています。
抜群の収納力と走行時の安定感は、この収縮性ある素材の賜物と言えます。
重さが100g弱、サイズはタテ7.5cmxヨコ28cmxマチ3cmのサロモンランニングポーチは、容量が絶妙な値で2022年この酷暑の中一緒に走った盟友となりました。
フラッシュ撮影で反射素材があらわに