さかのぼること2月の出来事、1週前から積雪予報が出ていた2024年2月5日のことです。
南岸低気圧 & 寒気という条件が重なり関東地方は1時間1mmの降雪量が続き、我が家周辺では久々に足首が埋まるくらいの積雪となりました。
※1時間1mmの降雪量は約1cmの積雪
おもむろに動的ストレッチを始めるとスマホいじりの娘が
娘:「走るの?」
私:「ああ、雪降ってるから走るよ」
娘:「えっ?」
私:「積もったから走ってくるよ」
娘:「なんか変じゃない?普通雪なら走らないでしょ」
私:「そうかなぁ、テヘ」
暖かいリビングでこんな会話が交わされたのは姫路城マラソン1週間前、前日がポイント練習のため完全休足日の予定ですが雪が積もったら黙っていられません。
休足を返上して脚をほぐすために雪上ランニングで気分転換としました。
しかし意気揚々と家を出たのも束の間、わずか数分で高揚した気持ちが急変しました。
ピカッ、ズドーン・・・(雷鳴)・・・
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冬の雷の特徴
いつものランにニングコース (2024年2月5日)
冬の雷の特徴
1. 雷そのものが少ない
2. 夏の比ではないエネルギー
3. 一発雷
1. 雷そのものが少ない
雷は気温が上がる夏から秋に頻発する現象で冬季は落雷数が夏に比べて極端に少ないことは、日本に長く住んでいれば自ずと分かることと思います。
気象庁によると雪と雷のセットは世界的にも稀で、冬の日本海沿岸やノルウェーで見られるレアな気象現象となります。
2. 夏の比ではないエネルギー
冬の雷は夏の比ではなく、夏の何倍もの巨大エネルギーであることが特徴です。
夏と比較すると100倍以上のエネルギーになることがあり、夕立などで雷鳴轟いて怖い夏の雷ですが、本当に恐れるのは冬の方なのです。
3. 一発雷
雷レーダーでも視認できるように、数km先から近づきゴロゴロと鳴る夏とは違って、冬は予測困難で音もなく近づき突然の雷鳴となります。
夏は雷雲が近づくと数十分落雷が頻発しますが、冬は一発雷と呼ばれて1度放電されるとしばらくは光りません。
夏:『ピカッ、ゴロゴロゴロー』と数十分継続
冬:『ピカッ、ズドーン』と一発もしくは数発
感情のせめぎ合い
家を出てフカフカの雪絨毯を堪能してわずか数分後の雷に泡を食いました。
その時はうろ覚えで冬の雷はたしか1発屋だったはず、あんなデカい雷ならもうないだろう、と思い再び走り出そうとしますが脚が止まりました。
雪上ランニングへの好奇心と落雷への恐怖心、
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ですがすぐに、ビカッ、ズドーン・・・ (雷鳴) ・・・
2回目の轟音が鳴り響きあっさり心折れて降参の白旗を上げ帰宅です。2024年2月5日のランニングはわずか1kmで終了でした。
教訓:夏はアプリなどで雷雲予測が可能だが、冬は予測不能のため雷注意報が出たらランニングに出掛けないこと
結局この日ランニングに出るまでが雷鳴0発、走り出して大きなのが2発、帰宅後は0発なオチでした。
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