つい2週間前にエントリーした記事は、これから始まるワクワク感に満ちた内容だったはずです。ひと月でフルマラソン3連戦ですから。
その後たったの2週間です。新型コロナウイルスという未知のウイルスによって全てが終わりを遂げました。
京都マラソンを上手く走り、いよいよ迎えるはずだったド本命の東京マラソンが一般参加を取りやめ、最終戦のとくしまマラソンが中止を発表した2020年2月28日、不本意ながら2019-2020シーズンは静かに幕を閉じました。
これほどまでに感染が広がる中、リスクを減らすための大会中止は致し方ないと言い聞かせていても、
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東京マラソンから始まった中止の流れ
京都マラソン翌日の3月17日にマラソン界に、いや全てのランナーにとって衝撃の発表がありました。
東京マラソンの一般枠38000人の出走を取りやめます・・・
これを機に全国的にマラソン大会自粛の機運が高まります。総本山がのたまったインパクトは絶大でした。
マラソンだけが中止かい、と腹立たしい気持ちがその時はありました。その後は感染が広がりコンサート、Jリーグ、ラグビー、プロ野球オープン戦など多岐にわたってイベントが中止(規模縮小)となります。
最後まで開催に尽力して頂いたとくしまマラソンが中止との発表、この発表をもって私の2019-2020シーズンは、期せずしてむなしく終了となりました。
感染が広がり、これは中止だろうと覚悟は決めていたものの、それでもとくしまに向けて今まで通りに、負荷が高い追い込みをこなしていました。
現にとくしまマラソン中止発表前日に、ポイント練習をして気力はシーズンMaxに充実していました。
狙い通り東京マラソン当週にピーク
ピーキーングは最高に上手くいったと言い切れます。京都マラソンから中1週の東京マラソン当週、微調整を重ねて体調面とメンタル面をMAXに持っていけました。
京都マラソン当選の時点で今シーズンは京都マラソン終了から、本命大会の東京への2週間がキモだと自分に言い聞かせていましたから。
フルマラソン当週の木曜日はいつも最終追い切りをかけます。出場するはずだった東京マラソンの最終追い切りの日に、
と確信できるくらい仕上がりました。(いますぐに東京マラソン走れる状態)この経験は来年以降必ず生きると思いたいものです。今年の経験を活かすためにも、来年2021年東京マラソン2週前(もしくは3週前に)にフルマラソンを入れてみる予定です。※
※2021年3月から10月へ延期
※出走権健行使は2022年
強気に発言しても・・やっぱり歯痒い
東京マラソン2020の2日前は、メンタルとフィジカルが最高潮だったと断言できます。
しかし、昨日のとくしまマラソン中止の報を受け、腐ったりしていなもののやはり気持ちが乗ってきません。本日のジョグは走ってる気がしません。
たったの2日前、気持ちが入っているから16キロペース走では物足りなく、20キロに変更したって想定ペースよりも速くサクッと走れたのに・・・
中止を受けてシーズン終了を突き付けられた今日、どんなにペースを上げようとしてもマインドが死んでいるので土台無理でした。
これからもランニングはやめませんし、記録を狙えるうちはマラソンへの向き合い方は変わりません。しかしいざマラソンシーズン佳境の時期に、半年前から本命と決めた大会が中止、これは精神を保とうとしてもちょっと無理かもと思えます。
多くのランナーが今シーズン(2019-2020)の最終戦を、ウィルスの拡大で奪われる形となりました。
頑張って積み重ねてきた目標が、不可抗力で突如として奪われると、自暴自棄になったり、身近な人達へストレスを発散することに向かいます。でも、ここでイライラしても過去は変えられないし、本命大会は当然開催されません。
だったらマラソンシーズンの括りを、この際意識的に忘れてしまいましょう。無理かもしれませんが、気楽にポジティブに物事を考え、今後も春夏秋冬いろんな場所へ走りに行くイメージを持ち、悦に浸るくらいの高揚で乗り切りましょう。
こんな気持ちを持ち合わせていれば、この難局を乗り切れるのではないかと思う次第です。