東京マラソン後1カ月間は疲労抜きや感慨 (東京マラソンLoss) に耽っている期間としたのですが終了、切り替えて次の目標へ向け始動しています。
あんなに想いを込めて集中して走れたのは、シーズン最終戦だからでしょうか?
それとも走りたくても滅多に走れないレミア感がそうさせたのでしょうか?
都庁から歌舞伎町、防衛省、東京ドーム、秋葉原、水天宮、雷門、両国、富岡八幡宮、銀座、増上寺、日比谷と巡り終着は東京駅への道程。
丸の内仲通り800mの花道、両サイドから尋常ではない大声援 (鳥肌モノです)、東京マラソンのフィナーレは高層ビルに囲まれ華やかなものでした。
目を閉じると異様な非日常感が思い出されます。
私はとりわけ風土や食に特色ある地方が大好きです。このブログはそれを標榜として各地を走って綴ってきました。
それでも尚この日本一知名度が高い都市型大会は、特別なものとして2026年強烈に記憶に刻まれたのです。
そこで今更ですが、もう一度東京マラソンを客観的に振り返ってみました。

朝、スタートエリア、厳重警戒
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最高峰たる理由

広場中央から左を向く

広場中央から右を向く
朝一開門と同時に都庁のスタートエリアに入場、空いてるうちに真っ先にトイレ利用に向かいました。
そこで中央付近から左右を見ると、横一列に仮設トイレが100m以上、動線も整備されなんと壮観な景色でしょう。
最高峰たる所以はとにかく全てが他大会とは規模が違うのです。
EXPO

プロモーションに熱入るEXPO
2年前に鴻巣パンジーマラソンを走った後にお邪魔した時と比べ、国際展示場の2フロアを目一杯利用したEXPOは、2026年は過去最高の規模 (会場の広さは同じでも中身) だったのではないでしょうか。
日本人は仕事中かまだ東京へ到着していないであろう平日金曜日のお昼に (有給で) 訪問した私、その条件を差し引いても外国人ランナー (おそらく訪日直後) の多さに圧倒されました。
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東京マラソンEXPO2026|もはや日本人の大会ではない
1955年「もはや戦後ではない」とかがげた経済白書、それは戦後10年で果たした経済発展を指すものでした。 そして「もはや日本人の大会ではない」と痛烈に感じたのが2026年の東京マラソンEXPOでした。 ...
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今般前日受付は事前郵送という意見が大勢を占めますが、EXPOへ出展する協賛企業の本気度が他大会の比ではないので、仮に前日受付がなくとも私は国際展示場まで足を運ぶと思います。
ランナーの購買意欲の凄さを目の当たりにすると、東京マラソンが前日受付を強制にしている意味合いは大きいと理解しました。

広い会場を隈なく周る
参加人数と国籍

ゴール前で国旗を拡げるランナーが多いこと
(当選した特別観覧席にて完走後に撮影)
参加ランナー数、ボランティア数、沿道の応援数、東京マラソンに関わる人数はどこを切り取っても桁違いの多さです。そして総じて質が高いと感じました。
また3万9000人のランナーのうち半数が外国人ランナーです。
走っていて周りの半分は日本人じゃないわけで、国際色豊かで国際的なマナーを持ったランナーが多くいつもの大会とは完全に異質なものでした。
東京マラソンが、「アボット・ワールドマラソンメジャーズ (AbbottWMM) 」の一つとなっていることが最大の要因です。
ですが、アジア極東まで来るランナーは、以前はそのsix stars finisherを狙っているイメージが強かったのは確かです。
でも今回は日本観光とセットで訪日している印象が強く残りました。それは沿道から家族や友人から声援を受けている外国人ランナーが多かったからです。six stars finisher狙いならおそらく個人で来日するはずです。
「頑張って!」は彼ら彼女らにとっては「Whooo !!」「Go for it !!」なのだと学習しました。

Could I take a picture of your medal ?
で撮影成功
おもてなし

スタートエリアでありがたい無料配布
スタート前のゲート入場や荷物預けは上手く分散され、3万9000人という地方フルマラソン大会の実に3倍もの参加人数であっても、期間中を通して極めてスムーズだった事実が丁寧なおもてなしの証となりました。
都庁をスタートした最初の給水が、2車線両サイドで長い給水テーブルですから全く混雑することなく、序盤のボリューム感満載の場面での混雑最中の給水対応はさすがでした。
初開催から19年にも及ぶ長年の失敗や反省、ランナーの声を真摯に聴いた結果がこの対応になっているんだと思います。
ボランティア数10000人にも度肝を抜かれます。リーダー役びベテランが多くしっかり機能し、多言語案内や誘導はもちろん、エイド提供や声掛けなどを含めとにかく質が高い振る舞いと期間中感じました。 (ちなみに京都マラソンもボラ1は0000人)

コロナを経て給食が増えた
参加規模が桁違いなのに走った後は屋内更衣のおもてなしです。ゴール後の動線が長いことに不満を言ってはいけません。
ゴール場所が皇居前、そして背後に東京駅ですから場所の確保が困難なのは仕方ありません。
悪天候に備えてポンチョフードに、防寒用エマージェンシシートを用意してあること自体最大級のおもてなしではないでしょうか。
こんなに歩かせて雨が降ったらどうするんだ? ではなく雨が降っても低体温にならない対策済みがおもてなしなのです。

ゴール後の手荷物返還がシステマティック
高速コース

結局は楽しんでなんぼ
皆さんご存知の通りの高速コースについては前回詳しく書いたので以下を参照して下さい。
轍 (わだち) が皆無で凸凹ないアスファルト路面42kmは秀逸です。
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ちなみに双璧をなす大阪マラソンは数年の改革を経て超高速コースに変貌したのですが、あちらは運営が東京にとても敵わない現況 (2026年はかなり改善) を鑑みると、やはり選ぶなら東京を選びたくなります。
ちょとズレてGPSの話ですが、都市型フルマラソンではGPSが不正確になる話です。これによりペースが掴めないという報告が今年も散見されました。
実際に私も以前参加した東京マラソンでサブエガも達成してしまう乱ペースを記録したのですが、今年は最新のガーミンを装着しているおかげで正確なペースを把握できました。
その証拠となるのですが、そもそもフルマラソンの1kmは1kmにあらず。規定で距離は1000分の1以下でなくてはならく、実際は1kmは1001mで計測されます。つまり10km表示は実際には10010mなのです。
よって各地の大会は最短で+42mちょい、フルマラソンは42.195mではなく最短で42.237mがデフォとなのです。
だから最短で走れば走るほど自身のウォッチは1km表示より前にブルルのです。
今回私のデュアルバンド受信のガーミン570が示した東京マラソンの総距離は42.76kmでした。
幅広いコースを走ったことや給水などの蛇行、またコースの最短を走っていないことを考慮すれば、42km走った後で+500mなら妥当な長さだと思っています。 (と言っても時間にして2分以上・・・)
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新宿スタート後からGPSがズレる
いや〜また参加したい度

ゴール後の東京駅前
4回も同じ大会を走って、なお飽きずにまた走りたいと思える大会は他にほとんどありません。(上りオンリーのアレとか実家のアレとか)
昨年夏に当選してから東京マラソンを目標に練習に勤しみ、ここまで半年以上の高揚感は、他大会では中々味わえないものがあり、PB狙いへの挑戦意欲をずっと駆り立てて増幅してきました。
前回も前々回も同じようなことを書いたのですが、平凡な生活の中にぽっと湧いた都心の道路を占拠する非日常感。やっぱり東京マラソンは何回走っても特別であり、そして別格の大会でした。
参加人数を忘れるくらい広い道幅かつ路面が整っていてとにかく走りやすく、応援が途切れることはまずなく、給水システムが秀逸でPB狙いに専念できてありがたく、ゴール後39000人を捌くのにビル群を歩かされるのも納得のマネージメントでした。
39000人の規模を受け入れる器とおもてなし、大味ではなく洗練されているからこそ世界から選ばれるマラソン大会なのだと腑に落ちました。
念願の初出走2016年から丸10年で4回も走ることができた幸運、いつかまた切に走りたい感情が溢れ心が満たされました。
毎年夏に訪れる抽選発表をまた、とんでもない期待感を抱いて待ちたいと思います。
何だかんだ言っても東京マラソンは国内最高峰です。
いや〜また参加したい度

次はいつ?
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東京マラソン2026|プライベート結果
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