和歌山ジャズマラソン翌日にもかかわらず30km以上走ってしまいました。
これは2020年京都マラソンと2022年富士登山競走の翌日、その地元にてレンタサイクルを借りて巡った後の記事と同じくだりです。
今回は和歌山にてハーフマラソンを走った次の日に、レンタサイクルにてそのコースを振り返ってみた体験談となります
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和歌山ジャズマラソン翌日にレンタサイクルで和歌浦へ
和歌浦
以前フルマラソンの翌日において、レンタサイクルは観光地巡りの一つの有効手段に十分なり得ると申し上げました。
京都と富士吉田に続いて2度あることは3度ある、今回の遠征先和歌山においても、これは確信を持ってお勧めできる移動手段となりました。
自分の脚で巡るという点でランニングとサイクリングは共通点があります。
レンタサイクルに至った理由
大会走った翌日は疲労回復込みで自転車が良いよ、と言ってもこれだけ全国へ遠征してきて実際にレンタサイクルを借りたのはたったの2回です。
一生懸命走ったこと、そして一生懸命打ち上げした (飲み食い) 翌日はグロッキー状態なことが多く、基本的ランナーは大会翌日の月曜日は生命活動レベル自体が低くなりがちです。
実は今回も当初はレンタサイクルの予定は無く、体調良く朝食を大量に平らげてチェックアウト直前に歩きメインの観光予定に落ち着きました。
それなのにレンタサイクルになった理由は、
観光はまず和歌山城へ
定番の撮影ポイントから
ナンバーカードを忘れたって、さて何のことでしょう?
今大会はナンバーを提示することで、観光施設にて入場料割引の恩恵を受けることができます。
この日はスーツケースをフロントに預け、身軽な状態でチェックアウトして約2km先の和歌山城訪問からスタートする予定でした。
しかし途中1kmほど歩いた時に思い出します。
確かにパッキング時にスーツケースの中に入れ、フロントへ預けてしまったことを思い出して唖然とします。
でも入城料400円くらい払えばいいし、別に気にすることはないと思ってすぐに再び歩き出したのですが何か違和感あり。
たったの400円ちょいですが、元々無料で入れる施設へわざわざお金を払う行為に納得できず、後ろを振り返るとまだはっきりと和歌山駅が見えます。
そう思った瞬間からホテルへ引き返し始めていました。ここから取りに戻って出直すと1時間弱くらいのタイムロスとなります。
駅方面に向けて引き返す
ひらめく
ここでチェックアウト時間ギリギリまでコーヒーを飲んで寛いでいたことを後悔します。
大会では早め々の行動を推奨していたのですが、大会翌日に関してはとにかくのろまなカメでした。後悔しても仕方ないので次の策を考えます。
再びホテルに帰還してナンバーカードをピックアップした時にひらめきました。
そう思った側から和歌山市内のレンタサイクルを検索していました。
サイクリング日和
わかちかのレンタサイクルを利用
決まれば即行動に移すのみ、すぐにスマホ検索して真っ先にヒットしたのが和歌山駅前の地下にあるわかちかのレンタサイクルでした。
貸出・返却場所 | 観光交流センター |
営業時間 | 9:00〜18:00(日曜・祝日9:00~17:00)年中無休 (12/29〜1/3除く) |
利用料金 (1日) | ママチャリ600円、電動1200円 |
必要なもの | 免許証、パスポートなどの本人確認証 |
当然というか文明の力に頼る気はないので電動自転車は却下、昨年の一件で電動自転車が思ってたよりもスピードが出ることは知っているのですが、600円で景勝地を自分のペースで楽しめるのですからママチャリで十分です。
公共の
マラソン遠征先の観光とレンタサイクルは親和性が高い
今回和歌山ジャズマラソン翌日にレンタサイクルで30kmも走ってしまった直接の原因は、上述の通りアスリートビブスを忘れたこと、そして後の観光のため自転車の機動力で時短を図ったためです。
他は翌月曜日が好天の気象条件下で疲労回復込みで、景勝地の和歌浦をどうしてももう一度ゆっくり眺望したかったためです。
当初は徒歩で和歌山城と市立博物館を巡った後、バスで和歌浦へ行って和歌山駅に戻ってくるプランでした。
それが自転車に切り替えたことにより行動範囲が数十倍に広がり、どうせなら和歌山ジャズマラソンのコースを辿ってみることに落ち着きました。
公式サイトから
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和歌山城
説明書きもしっかり読む
ジャズマラソン公式サイト内のコース図と、神アプリ「キョリ測」をスマホでチェックしながら昨日走ったコースを辿って和歌浦へ向かいました。
すったもんだがあったものの、自転車に乗ってからは駅から瞬殺で和歌山城に到着、天守入り口の係員にドヤ顔でアスリートビブスを提示して場内に入りました。
ひと通り順路に沿って展示物を見学して天守閣へ、そこから見える和歌山の町を眺めそそくさと城を出て下山、次の目的地和歌浦を目指しました。
和歌山城天守閣から、正面奥は海
和歌浦
和歌浦までの平坦路は走りやすいコース
走ったコースを辿ると昨日の状況が思い出されます。和歌浦前の直線道路は風景は変わらないのですがとても走りやすく、集中力が高くフォーム維持に注力できました。
この付近ではキロ4:30前後で走れていました。
アップダウン始まりの合図の橋
この赤い橋が見えてきたら、今大会メインの坂道との格闘がいよいよ始まります。橋を渡った後の下った先、この交差点を右折すると本格的な登りが始まります。
和歌山ジャズマラソンはここを右折してからが肝
カーブが多く先が見えない
今日はギア有りのチャリですので低速のギアなら余裕で登っていけます。変なところで負けず嫌いなので、あえて重めのギアを選択して2日連続でゼェハァしてみました。
その先に和歌浦が見えてきました。
今日も絶景
昨日は真剣モードでここまでゆっくりと絶景を見る余裕がなかったため、この日は下りも惰性に任せてリラックスして鑑賞できました。
昨日と同じ気温ですがランニング以上に風を受けるので自転車は快適です。
来て良かったと思う
マリーナシティ
マリーナシティ直前の正念場
和歌浦を過ぎると次に目指すはゴール会場のマリーナシティです。
辿ると言っても夕方の早い時間に電車で伊丹空港に到着したいので、ハーフコースを適度にショートカットして向かっていました。
そして大トリ、サンブリッジ
昨日はランニングでしたので辛いのは当たり前、でも自転車で今日もキツいからよっぽどのラスボスです。
記憶に残るコースは地方遠征した甲斐があったと思えるので大歓迎の口なのですが、それにしても風景といいタフさといい強烈に記憶に残る楽しいコースだと自転車で走って改めてそう思いました。
ヨーロピアン
まとめ
暑くなって汗もかいたので大会の割引券を使用してお風呂も考えたのですが、これから和歌山駅までまた自転車をこいで帰ることを考慮してやめました。
さすがに復路は再びキョリ側にて最短距離 (8kmほど) を見つけて和歌山駅へ向かいました。
今回のレンタサイクルで反省すべき点は、久々の自転車にテンションが上がってスピード超過までは良かったのですが、レンタサイクル最長の30km以上をあくせくと漕いでしまったことです。
結果ランニングでは決して痛めない膝に違和感が発症、ハーフマラソンの疲労抜きを兼ねていたのに大きな疲労の上塗りとなってしまったことは次回に活かさねばなりません。
特急わかしお (和歌山ー新大阪)
贅沢して特急「わかしお」に乗車、大会や景色の2日間の思い出に浸りながら帰路につきました。