ランニングにおけるダイエット効果とは？
テレビ、雑誌、ネットなどのメディアに常日頃接していてわかるように、この世には多種多様なダイエット方法がはびこっています。
飲食しただけで痩せると謳うダイエット食品、身に付けているだけでウエストが細くなる電気器具、毎日のウォーキングで痩せましょうと煽る雑誌に、極端なbefore・afterで視聴者を惹きつけるCMなどは最たる例となります。
このようなサービスを購入し試してみて、どれほどの効果を得て満足できる容姿を手に入れたのでしょうか？
そしてもっとも大事なことはそのサービスを利用してダイエットに成功したとして、リバンウンドせずにそのスタイルを維持出来ていますか？ということです。
「君みたくダイエットして痩せてみたいんだけど、その方法を教えてくれる？」と聞かれることが多いのですが、そんな時は私ならこう答えるようにしています。
スポンサーリンク
これほど気軽に取り組めて、減量効果が高いと思えるダイエット方が他にあるのか、とスリム化に成功した私は確信しています。
ランニング歴ゼロの人がフルマラソン完走を目指すまでには、最低でも3ヶ月間のトレーニングが必要かと思われます。
逆に3ヶ月間トレーニングをすれば、大きな怪我でもしない限りフルマラソンは完走できると私は断言します。
目標をフルマラソン完走とコミットする→3ヶ月トレーニングを頑張る
→余分に身に付いた脂肪が勝手に減少→結果、痩せる
というフローチャートが成り立ちます。これはほとんどの方が理解でき、実践して継続することで間違いなく達成できます。
20分以上のランニングで脂肪燃焼が進み、これを継続することで日々体は引き締まっていきます。
この過程で走るために必要な筋肉が脚に付き、結果体重も増えることになります。しかし、摂取カロリーより消費カロリーが多くなり、無駄についた脂肪の燃焼が続き細身に変身していきます。
単なる足し算と引き算
ランニング経験が少ない方は初めの1,2ヶ月で食生活を見直せば、ルックスを中心にそれなりの減量が期待できます。
愛媛マラソン後の打ち上げにて
始めたランニングに立ちはだかる大きな壁
先に結論から言ってしまうと、ダイエット最大の障壁はトレーニングを習慣化できるか？ということ1点に尽きると言っても過言ではありません。
これは減量に限ったことだけではありませんが、どんな分野でも何より継続することが最大の壁として立ちはだかるのです。
その壁を打破するためには、TVで流れる某CMのように結果にコミットすることをおすすめします。
・フルマラソンを完走するぞ！
・志望校に合格するぞ！
・国家資格を取得するぞ！
・会社で昇進するぞ！
・彼女と結婚するぞ！
このように結果にコミットすることが強い動機付けになるのです。モチベーションというやつです。
そして周りに公言してみるのも一つの手かもしれません。自分自身にプレッシャーを掛けることで行動を促し、それを持続するしかないと追い込むことが結果を得る一つの手法となり得ます。
中学の体育館に掲示されていた継続は力なりとは使い古された言葉かもしれませんが、本当にそうなのだから実践するしかありません。
とイチローは言っている
私が確信を持って言えること
地道に距離を踏むことで自然と痩せると経験則から断言します。
マラソン完走を第一の目標にすることで嫌が上でも継続して走るのですから、体についた余分なものはランニングを重ねることで削がれていきます。
もちろん個人差はあると思いますが、（太っていることが前提なのですが）5Kgくらいは初マラソン挑戦の過程で容易に達成できるとお伝えします。
あくまでも42.195キロ完走が最大目標、減量は単なる副産物でしかありません。
永遠の減量モード突入か？
今度はランニングが習慣となったもっと先のことを想像してみて下さい。
もしトレーニングを積んで初マラソンを完走したとして、その時はどんな心境になるでしょうか？
目標達成で満足し、きっぱりと走ることをやめてしまう人はいるでしょう。実際私の知人数人は走ることをやめました。
一方では普段は経験できない達成感を得た結果、再びマラソン大会に挑戦してみたいと思うランナー層がいます。再度マラソンを走りたい、この瞬間に趣味が一つ増えます。
マラソンだけにとどまらず、トレイルやウルトラなどハマればハマるほど走力は上がり、体重だって適正体重まで下がり続けます。私がそうでした。走り始めて17キロの減量を達成して今は66キロです。
ここ5年くらいは増減は±2キロで、これは健康診断の際に判定される適正体重そのもです。
注目して欲しいのは、普段は食事制限はほぼ皆無（マラソン前は意図的に制限）だということです。お酒も結構（いや、かなり）飲み、口にしたいものは我慢せず、身体が自ずと欲するものを摂取するよう心掛けています。
それが自然な姿、運動と自分の心に素直な食事摂取がダイエットを無理なく継続できるコツだと思っています。
まとめ
巷に溢れるダイエット方法は短期間に無理をして減量して、望む結果を得る対処療法と多々言えます。しかしその後リバウンドしてしまうことが大半なのです。
しかし、趣味がランニングになるとリバウンド自体がありません。なぜなら趣味で走り続け、脂肪を燃焼し続けるから当然です。
元々趣味は嫌々やるものではないものの、今は走ることが理屈ではなく楽しい状態に突入しています。
趣味を謳歌した結果が、減量を継続しながらスタイル維持できるのです。（無意識でも）さあどうでしょうか、本気で痩せたいなら一生に一度くらいフルマラソンに挑戦してみる価値があると思えてきませんか？
