朝にはキプチョゲ参戦の報が流れるも、大阪の例があるのでこれはエリートのみの開催かと落とされました。
しかし昼間のNHKニュースにて、一般ランナー参加での開催を目指すとの報道により有頂天に舞い上がります。
夕方には公式HPにより一般ランナーも含めた開催を目指す※との正式発表があり、開催が危ぶまれていた東京マラソンは多くのランナーが待ち望んだ開催となります。
開催しようがしまいが批判は必ずあるので、自分の立ち位置だけはしっかりとしておきたいです。
賛否両論はどの分野でも必ずあります。もちろんそれぞれの意見を尊重しつつも、時は過ぎて行く運命ですからやっぱり前へ進むしかないと私は思います。
※はっきり正式開催とは言っていないが、最終開催可否が2.18と事前に発表していたので、一般も含めてもう中止の可能性は極めて低い
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キプチョゲ参戦
昨夏の東京オリンピックにて終盤圧倒的なリードで金メダルを奪取したキプチョゲ選手、彼が招待選手として東京マラソンを走ると発表されました。
キプチョゲ以外ではコスゲイ選手は女子の世界記録保持者、そして日本では一山と鈴木選手と超豪華な招待選手陣、これはサプライズ以外の何物でもありません。
東京マラソン財団がどんな交渉をしたのかは未知の域を脱しませんが、金銭的なことよりもキプチョゲ自身が東京を走りたいと思ったに違いありません。
元々決まっていた東京オリンピックのコースは、東京マラソンコースと大部分が被っています。そして誰もが認める超高速コースです。世界中のコースを見渡してアスリートなら東京は絶対に走りたくなるコースです。
2022年は南向き(この方向)にスタート
世界一の選手と走れる
日本国内にマラソン大会は多数あると言えども、市民ランナーが現世界記録保持者と、オリンピック金メダルリストと同じ日に同じコースを走れるフルマラソン大会がどこにあるでしょうか。
こんな夢叶うはずがないとずっと思っていました。それが久々に一般参加がある今回の東京マラソンで実現するとは、コロナ禍で多くの大会が奪われたランナーにとってこれ以上の演出はないと言い切れます。
東京マラソンの決断は今後の大会に多大なる影響を与える
今回の東京マラソン2021は単なるマラソン開催ではありません。コロナ以降のフルマラソン大会において大きな、いや巨大な分岐点になるのは間違いありません。
つまりコロナ感染者が多い中で開催される試みは、今後の大型都市型マラソン大会の指針となる重要な大会です。
Withコロナを受け止めあらゆる対策を提案する東京マラソン2021は、決めに決めかねた地方大会の決断の土台となります。
東京マラソン以降の大会(3、4月)で正式な開催表明を未だ躊躇している大会は、この発表のおかげで開催に向けて大きく舵を切れるはずです。
最終関門はPCR検査
その問いに娘は即答でした。
そりゃないでしょっ
いいんですよ、開催決定に浮かれた身から出たギャグですから。参加できる喜びをうまく表現できないゆえの稚拙な発言、そんなことはわかっています。
冗談はさておき現実問題として、最後にひとつ重大な関門があります。大会エントリーにおける0次関門より深刻事案、そうですPCR検査陰性という最終関門です。
直前で陽性判定された際の細かい対応までは調べてませんが、ここまできての無症状の陽性だけは勘弁願いたいです。
こればっかりは感染対策を徹底しての陽性なら仕方ないところです。でも遠方から東京まで来ての陽性判定は、判明後の対応と精神的落ち込みが想像できません。
もはや誰もが感染する可能性があるコロナ 、東京マラソンの全参加者にあっては、最終関門突破をとにかく切に願っています。
雷門折り返し後