都市型マラソン大会では参加者が1万人以上がざら、当然のことながらスタートまでの数十分間は手荷物預けやトイレ待ちで混雑が予想されます。
そんな中で少しでもストレスなくスタートを切るために何が出来るか?
伝授できたら幸いです。
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この記事はこんなランナー向け
- 割り当てられたブロック前方を確保してスムーズなスタートを切りたいランナー
- スタート前になるだけトイレ待ち時間を少なくしたいランナー
手荷物預けとトイレの列、いつ並び出すか?
大前提として、トイレ待ちに30分以上かかってスタート整列に間に合わないことがないようにしなければなりません。
そのために起こす行動はいつ、どんな動きをすべきか?
特に時間に注目して考えていきましょう。一体起きてからどんな流れが一番うまくいくのか?
京都マラソン2020
言うまでもなく早め行動
以前にも再三述べましたが、この手の問題の根本的な対策方法は早め行動です。
「そんなことは分かってるわい」、の気持ちは理解できます。でも分かっていても人はなかなか行動に移せないものです。
ですから具体的な時間を示してみたいと思います。
例:京都マラソン2020
それでは早速今週末に迫った京都マラソンの例で見ていきましょう。
こちらが大会当日のタイムスケジュールです。注目すべき項目は赤ラインの「手荷物預け」、「ランナー整列」の時間です。
手荷物預けの時間をいつにするか?
経験上、手荷物預けにランナーが殺到して、最も混み合うのが締め切り15〜20分前
8:00を過ぎると手荷物預け、トイレ待ち、スタート位置への動線が一気に混み合うことが予想されます。
手荷物預け終了時間が8:15となっているので、できれば余裕を見て混み合う前の7:50までに手荷物預けを完了してしまいたいところです。
富士山マラソンの手荷物預け
手荷物預け時間から逆算
余裕を持つため、7:50をベースに時間を逆算して行動の時間を決めていく
なんとなく早め行動ではなく、7:50手荷物預け完了を軸に起きる時間、朝食時間、着替え時間、ホテル出発時間、電車の時間などを細かく決めていくのです。
残すはスタート前のトイレ待ち
このタイムスケジュールで手荷物預けを終わらせ、いよいよレース前最後のトイレへ並びます。
トイレ前にどんなに長蛇の列があっても、ランナー整列時間内に済ませられると思います。
奈良マラソン2017
あとはトイレの行列が長くて、間に合うかどうかギリギリでも焦らないことです。こういう時のため、
会場案内図でスタート位置やスタートブロックから遠い穴場トイレをチェック
離れれば離れるだけ空いてきます。レース前の準備運動として走って向かってみては。
天童ラ・フランスマラソン2018
スタートブロックに並んでからスタートまで長い場合
私の様な寒がりランナーにとって、大問題なのが手荷物を預けてからスタート時間まで約1時間もあることです。
カッパやポンチョ、カイロ、古着などで寒さをしのぐ
国内でも奈良や東京マラソンのように、スタート前の古着回収が定着してきました。
今回の京都マラソンの場合、8:55の車いすスタート後に回収箱へ投入、もしくは回収スタッフに渡すことができます。
それはスタート5分前、走り出すギリギリまで寒さ対策できることはありがたい限りです。
なんだかPBが狙える気持ちになってきました。
富士山マラソン2018