富士登山競走まで1週間を切ったその日、30℃を優に超える気温かつ快晴予報が出ています。
久々に丸一日休日で完全フリーのこの日、午後から家人と買い物に出掛ける予定があるので午前中に走っておきたいところです。
ここ最近は山とか坂道ダッシュばかりだったので、登山競走直前は気分転換を兼ねて、山の対極にある海を走ろうと決めてからは話は早いものでした。
弊ブログ内で毎年々書いてますが、夏ランニングは私にとってココを抜きにはもう語れません。
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10ヶ月ぶりに訪れた江ノ島
早朝3時台に起床して自宅出発が4時半、前日は登山競走へ向けてキツめの練習をこなしたにも関わらず定時に起きれてしまうことが不思議でなりません。
こんな休日は昼くらいまで眠っていても構わないもの、でも趣味はいつだって華やぐもの、何かに惹き付けられるように江ノ島へ向かいました。
江ノ島の1番奥に位置する駐車場に駐車したら、飲み物系の準備を整えて出発です。
昨日の疲労が色濃く残っているうえに、今日は朝から雲がない快晴で高温が予想されています。
ランニングの総距離はハーフ位ですが、こんな暑さでその全区間を走る気はさらさらなく、一定ペースで進んで終盤は江ノ島水族館近辺をウォーキングでフィニッシュ予定としました。
毎年恒例、江ノ島から柳島までの往復ランニングコースへ
写真の場所は毎年訪れているランニングコースの入口、コース全般で厄介な堆砂の影響は今年は少ない感じがしました。
往復で16キロほどのこのコースは、箱根駅伝で走る国道134号と海との間に位置するサイクリングロードで、砂浜沿いのシチュエーションが絶品でとにかくおすすめコースです。
土曜早朝の快晴ということで地元ランナーが多かったです。持参した湘南国際マラソンの参加賞Tシャツには着替えず、起床してから着ていた富士登山競走の参加Tシャツで走ってみました。
地元ということもあって湘南国際Tシャツ着用ランナーがとにかく多いこと、一体何人着ているランナーがいたのでしょう。15人以上はすれ違ったことから、地元民ではない私は着替えなくて正解でした良かった。
写真では確認できないのですが、正面に薄ら見える伊豆半島の山々の右側、そこに微かに富士山頂が見えました。
来週はなんとしてもあそこに制限時間内に登頂すると気合が入ります。どちらかというと今日はリラックス重視のランニングでしたが、遠目に見える富士山頂を前にグッと気持ちが入ってしまいました。
この緊迫感が最高の達成感に変換されることを願っています。
富士山頂 2022.7.10 試走より
ここには夏がある
真夏に10キロ以上のランニングともなると、飽和状態のランパンから汗が否応無しに落ちていきます。
体内から抜けて行く水分とミネラル分の補給を目的に、ここぞとばかりに昨年湘南国際マラソンのエントリー時に購入したソフトフラスクを持参しました。
shonanと刻印されたソフトフラスク自身、いつもの多摩湖自転車道より地元で吸われる方が本望だったと思います。
走り終えた後は駐車場脇の防波堤ベンチにて恒例、寝転んでのんびりすることが至極時間となります。
もうここに20年近く毎年夏になると通っているのですが、江ノ島先端で四方を海に囲まれたココは、私にとって特別にリラックスできる心落ち着く国内随一の場所の一つです。
目を瞑って眠りにつき約20分後、フッと目を開けると下の写真の景色が広がっていました。寝起きということもあり朦朧としていて、一瞬自分の現在地がどこか意味不明となります。
通い始めてからずっと変わらない場所、トビの鳴き声と波音、雲ない青空と心地よい潮風、こんな贅沢な場所と時間をこれからも大切にしていきたいと心に誓いました。