またも光明が差し込んできました。
年内フルマラソンが全滅な件はこの記事に起こしました。あれから約3ヶ月経ち、その中で未決定だった防府読売マラソンの開催可否が発表されました。
結果は2020年12月20日開催予定!
しかしながら要項をよく見ると・・・な内容でした。
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防府読売マラソン2020年概要
ざっと目を通しただけですが、主な内容をピックアップしてみました。
この大会も積極的
先日、湘南国際マラソンが来年2月の開催を目指すと高らかに宣言しました。
記者会見まで開いて「やります」と言ってのけた男気にグッときました。
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湘南国際マラソンは・・・・やりますっ
※2020.12.10 コロナ感染拡大が依然として猛威を振るう中、湘南国際マラソン2021は残念ながら中止となりました。 光明 ランナーにとって吉報が舞い込んできました。か ...
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一方、防府読売マラソンは7月上旬時点で、開催に向けた陸連監視のもと、コース計測を行うなど積極的な動きを見せていた大会でした。
苦肉の策の定員設定
エリートの部 | 男子若干名 |
実業団 | 男女100名程度 |
一般の部 | 300名 |
参加募集選手は合計で500名程度です。過去の規模を考えると極小で寂しい限りです。
しかし、これはウイルスを山口県へ持ち込ませないことが大前提である以上、現時点では最善の策と思われます。
仮に他の大会で開催決定の発表があったとしても、昨年と同様の参加者を募る大会はひとつもないと言えます。
防府読売マラソンに参加できるのは基本山口県民のみ
一般参加者が県民のみ(エリートの部はその限りではない)
これは県外ランナーにとって残念な発表となりました。でも現在のコロナ状況では致し方ありません。
当然今のコロナ事情を鑑みるにつけ、エントリー時期は未定、正式な開催宣言ではない旨が示されています。※
それでも12月開催なのに中止を宣言しなかったところは、賛否両論あると思いますが私は評価します。
運営側の試行錯誤が大変なことは百も承知です。
一方で我々ランナーがフルマラソン開催を願っていることもまた事実です。需要と供給のバランスをコロナが乱すのはいい加減にして欲しいと思えてきます。
しかも付け加えると、一般の部であってもさらに規定上に制約がありました。
参加条件
・山口県民でフルマラソン4時間以内
or
・山口県民でハーフ1時間33分以内
(2017年11月以降)
要するにこの記録を持つランナーしか出場資格がないということです。
※追記:エントリーは開始
参加制限が県内のみの理由
県内在住に参加者を絞ったのは、もともと大規模人数で大会を開催できないコロナ事情下ゆえに、少人数参加で開催時間の短縮を狙っていると思われます。
昨シーズンみたく丸一日催されるマラソン大会ではなく、ささっと短時間で終わる大会を望んんでいるのでしょう。
もちろん先述の通り、ウイルスを外から持ち込ませないこともその理由のひとつです。
陸連ガイドライン
健康チェックシートの提出義務化が盛り込まれているは、やはり陸連のガイドラインに沿ったものとなっていました。
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今後再開されるマラソン大会は全てこのガイドラインに沿って開催されます。
それでも開催確定とは言い難い
今後の感染拡大状況によっては、この防府も中止の可能性が大いにある状況です。
きっとこれからは感染者数増大ではなく、死者の増加が焦点となるでしょう。
開催まであと4ヶ月ちょっと、おそらく3ヶ月前の9月下旬までには正式な決定が下されると推測します。
感染に最大の配慮をして経済を回す方針を国が示している以上、この大会は開催の方向へ向かうのではないかと思います。
どのみち私を含め、参加権がない他県ランナーがほとんどです。
それでも今シーズンの展望が少しながら見えて来たことは喜ばしいことではないでしょうか。