武蔵御嶽神社の階段に鬼

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ひとり言

3ヶ月も故障期間が続いた|何か伝えられれば

2020年8月28日




このスピード感、・・・懐かしい

ようやく全力ダッシュができるようになりました。5月上旬に違和感を感じ始めてからこの間、実に3ヶ月を要しました。

適切な療養で早期完治を目指していたなら、もう少し早く現状まで回復していたのではないかと推察します。それができなかった自分を今責めています。

今回の故障(プチ肉離れ)期間に学んだこと、感じたことを、自分への戒めも兼ね備忘録として残しておきたいと思います。同じような症状に陥った方の一助になれば幸いです。

今回の故障
ランニング最中に違和感があったら、やめる勇気を絶対に持つべし

久しぶりに自分比で大きな故障をしてしまいました。 もちろん不本意ですが、これが結構痛いやつで長引くわ、ともう10年以上マラソンに携わった経験上でわかります。 ランニング自体がストレス発散行為の一部と化 ...

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3ヶ月も故障期間が続いた

小程度の肉離れを発症した記事の中で故障過程を記しました。ちょっと長いのですがそれが以下の時系列です。

時系列

東京マラソン2020延期→

とくしまマラソンがまだあるさ→

負荷高めの練習を継続→

とくしまマラソン中止→

シーズンは自分の中で終わらないと豪語→

以降も負荷高めを継続→

次戦、富士登山競走へ向けて坂道トレ→

コロナ禍が絶頂を迎える→

それでも負荷緩めず月間300キロオーバー→

富士登山競走中止→

身体を緩めずに練習継続→

5月上旬、若干の違和感をふくらはぎに感じ始める、押すと痛い程度なのでセルフマサージ→

20キロ走の途中でピキッとして中断、歩いて帰宅→

少し良くなったと錯覚して速いペースで走って再発

3週間かけてゆっくりと回復、その間歩いたり、ゆるランを徐々に復活→

42キロ旅ランを完遂してもう治ったと確信→

その2日後に疲労が残るなか階段ダッシュをしてピキッと再発、前回よりも痛い→

ウォーキングから始め芝ラン、ロードランへゆっくり移行、回復気配あり→

様子見で皇居ラン、2周目でピキッと再発、前回よりさらに痛い→

ちょい回復、再びウォーキングから芝上ランに移行した過程でピキッと再発

 

クッション性が高い芝生で痛みを発している時点で回復方法に難があり、肉離れをどこかでまた軽視していたことを反省しました。あんなに痛い目にあって、走れない悔しい思いをしても、時間がそれを忘れさせてしまうのかもしれません。

今回の痛みで大好きな夏に走れないことだけは避けたい、その一心で思い切ってランオフを決心しました。そしてランオフから今現在の過程が次の通りです。

時系列2

17日間ノーランニングを決め込む→

7月下旬、痛みが消えウォーキングとゆるジョグで様子見→

8月の梅雨明けと同時にキロ6分台のジョグへ移行→

中旬にようやくキロ5分半ジョグができるようになる→

猛暑でクソ暑くてもジョグに出かける日々→

ゆっくりながら平塚から大山山頂、鶴巻温泉まで37キロ走れるまでに回復→

下旬になってEペース走で10キロ走れるようになる→

短いダッシュができるようになる→

20キロまでEペース走出来るまで回復←今ここ

 

今後は無理せずに負荷を徐々に上げていく予定です。復調段階をすっ飛ばして、インターバルとかやりだすからまた故障を繰り返してしまうのです。

ここからが正念場だと肝に命じて精進していきたいと思います。

 

故障から学んだこと|タダでは転ばない

たくさんの失敗を経て今があります。歳を重ねるにつれ失敗からたくさんの学びがありました。今回の故障期間を終え、改めて自分に言い聞かせたいことは3つ。

 

1. 違和感あったら脚を止める

5月から7月の間にランニング中にピキッと違和感があった回数は5回。その全てですぐに走るのを止めて歩き出しました。

このような行動を起こした理由は過去から学んだからです。これは2017年肉離れを発症した時からの行動です。

肉離れはすぐに脚を止めて応急処置を施さなければなりません

肉離れとは
不整地ラン
ランニングで最も嫌いなヤツ、それは肉離れ

2016-2017年シーズンは肉離れを頻発し、全くもって思い通りに事が進まないシーズンでした。 最終的に私の長いランニング歴で、空白とも言える40日間をランオフとし、徹底的に治す方針をとりました。 肉 ...

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埼玉国際マラソン、北九州マラソンの2レースで肉離れを発症、意固地になって完走をめざしました。結果的にこれが完治まで長引いた一因となりました。

あれ以降レース中の発症はありません。しかし今度レース中に肉離れを発症した時、それが初めてレースを棄権する時(DNF)になると思います。

 

2. 完全休養

ランニング障害を早く治したいならランオフを徹底する。これに尽きます。

患部を指で押して痛く無くなるまで完全ランオフとしました。これが奏功します。

ランオフ明け始めはキロ7〜8分、慎重を期しながら走り出すと、脚の調子はうなぎ上りとなります。回復基調の波に乗り出してしまえば早いものです。

2017年北九州マラソン翌日、中度の肉離れを患い駆け込んだ福岡の名医は「絶対安静3週間」と私に告げました。つまり、

何もするな!

ってことだったと今更ながら身に沁みるお言葉でした。

 

3. 夏はゆるジョグしておけ

1流の競走馬は夏を休養に充てます。これは競馬の話ですが、マラソンにも通ずるのではないでしょうか?

1年間絶え間なくポイント練をこなすことは、1市民ランナーにとって心身共に無理があります。

昨年は絶好調だったこともあり、真夏にも閾値走、インターバル走、レースペース走をこなしていました。それが今年の夏はゼロです。全くしていません。故障明けでほとんどゆるジョグでの様子見ランでしたから当然です。

その代りこのゆるジョグから得たことは、7月くらいから8月は完全オフシーズンで体を緩めた方が来るべきシーズンに備えられるのではないか?と思えたことです。

丁度マラソンが佳境の時期(2月頃)の反対側です。梅雨明けから気温がグッと上がる8月はジョグでお茶を濁すべきだとの考えに至りました。

その方が酷暑の中でもランニングが楽しいと昨年より感じたからです。

 

これからのランニング

思いっきり走れる歓びを久々に感じています。

だからと言って、さあインターバルだ、さあ閾値走だという気分には今はなれません。

暑さがそうさせているのか、肉離れ再発への不安感からなのかわかりません。そういう練習はもう少し後からでもいいかなぁと心の声が聞こえました。

傷が癒えてこんな景色の中をゆっくり走れるだけで今の私は満足です。

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