フルマラソン翌日にもかかわらず26キロも走ってしまいました。
本当は1日かけて疲労抜きジョグで京都周遊をするつもりでした。しかし朝起きれず、模索していると名案が浮かびます。
夕方の新幹線の時間まで古都京都を自転車で巡ってみよう、マラソン遠征最終日はそんな気になりました。
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観光をレンタサイクルにしたきっかけ
宿泊先ホテル(アランヴェールホテル京都)の部屋に京都観光についてのパンフレットがありました。それが秀逸です。
今の時代では珍しい手書きの文字と絵からなっていて親近感が湧いてきます。さらに観光案内として京都について細かく、分かりやすくまとめられとてもよく出来ています。
京都マラソン前日にパンフレットを読み込み、マラソン明けの月曜日は観光地巡りの疲労抜きジョグをする予定でした。
しかしフルマラソン後の夜遊びがたたってか、起床がチェックアウトぎりぎりの時間になってしまいジョグ巡りは諦めます。
もう一度パンフレットを見るとあるページにビビビッと来ます。それがレンタサイクルについてのページでした。
観光地をレンタサイクルで巡るメリット
機動力がすごい
レンタサイクルは交通規則を守りつつ脚を高速回転すれば、1時間でかなりの距離を移動できます。少なくとも走るよりは進めます。
もちろん体力は使いますが、キツい上りでなければ軽く脚に刺激が入り、溜まった疲労の回復効果があると実感しました。
早朝から自転車を借りてシャカリキにペダルを漕げば、多くの観光地を周れます。
時間から解放される
京都へは観光のため、またフルマラソン参戦で過去数回訪問し、有名どころの観光地は大体経験済みです。
今回サイクリングで訪れたい場所は、10年前に行ったっきりの再訪場所、北山文化の金閣と東山文化の銀閣です。ただ金閣、銀閣は京都の西側と東側で離れているうえに、最寄り駅から遠くバス利用が一般的な交通手段になります。
移動による電車の時刻表、最寄りからのバスの時刻表と睨めっこしたりすることは、時間に左右されることになります。でもレンタサイクルなら返却時間だけ気にしておけば、サドルに跨った瞬間に時間から解放されます。
移動が気持ち良い
風を切りながら未知の土地を細かく移動できるワクワク感は、ズバリひと言で言って気持ち良いの一言です。
自転車は自分の脚でどこへでも行ける旅感覚があり、ランニングと共通するものがあります。
京都でレンタサイクルを利用したお店
利用したのが京都駅から徒歩10分ほどの「レンタサイクル京都みやび屋」です。
利用時間 | 8:30〜16:30(返却時間を過ぎると追加料金1日分) |
利用料金 (1日) | ママチャリ1000円、電動2000円など |
必要なもの | 免許証、パスポートなどの本人確認証 |
原則利用者負担 | 故障・損傷・盗難・紛失の場合 |
修理補償・盗難補償 | 200〜500円の加入で実質負担が1/2へ |
パンクした場合 | 領収書と引換に修理代の1/2を返却 |
早朝から閉店まで8時間フルで借りれば、片道30キロは行けてしまえると思います。
またレンタサイクルのメリットとして、観光地の駐輪場を1日限り200円で全ての駐輪場(京都市内9カ所)に駐輪できます。
レンタサイクル返却まで観光時間を満喫
フルマラソンを走った翌日は少なからず脚に疲労が溜まるものです。しかし寝坊してランは断念、でも自分の脚で京都巡りをしたくなりました。そこで急遽レンタサイクルを選択しました。
一日中雨模様だった前日のマラソンがウソのような空模様です。そして今日は古都京都をサイクリングで周るには絶好の天候となりました。
レンタルしたお店へ戻った自転車返却時に、タイヤについた河川敷の泥を取れる範囲で除去しました。でも取りきれないタイヤ側面は、泥色のまんまで返却しました。
河川敷を走ったことを店主に伝えると、「普通に使用して汚れるものは仕方ない」との一言。優しく気さくな感じに好感が持てました。
感じ良いこの店を選んだのもまた運だったのかもしれません。
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大会翌日はレンタサイクルがいい
富士登山競走翌日にもかかわらず25キロ近く走ってしまいました。 これは京都マラソン2020翌日と同じくだりです。あの時はフルを走った翌日の疲労抜きと観光を兼ねていました。 今回は五合目で ...
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