この前おすすめコースとして、小田急線伊勢原駅から大山山頂を経て鶴巻温泉駅までロングランをしたとお伝えしました。
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伊勢原駅〜大山山頂〜鶴巻温泉駅、ロードとトレラン満喫|おすすめランニングコース紹介〈13〉
ブログ開設3年でおすすめコース紹介が13回目を迎えました。 今回も前回に引き続きコロナ禍ということもあり、近場でさっと行ける範囲内でのコース作成としました。総走行距離は約25キロのロード&トレ ...
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実はこのコース、縮小版で完全版ではありません。ある理由あっておすすめできるようにコースを短くしました。
それについて今回は述べてみたいと思います。
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自作コースそのものに無理があった
おすすめの方は約25キロ走るコースとしてますが、実際には約37キロ(ガーミン実測値)走っています。
下の写真を見比べてみて下さい。南へコースが伸びています。
皆さんにおすすめしたコースが左、そして実際に走ったコースが右でした。
おすすめコース
実際に走ったコース
ワクワクしながら「キョリ測」で自作したコースですから、意気揚々と朝日を拝んでからJR平塚駅をスタートしたのです。
それから9時間後、「弘法の里湯」に到着した我が身は疲労困憊状態でした。夕日を背中に受けながら、予定よりも大幅に遅れてのゴールとなりました。
これはコース作成に無理があったことが自明のことと反省しています。
実は自作コースにしょうもないコンセプト
完全版は平塚駅南口をスタートして海抜0mを目指し南下、視界を遮るものがない太平洋に出ています。
関東圏のトレランで知名度があり、以前からずっと行ってみたかった大山※をコースに選んだ時点でこう思ったのです。
海から山頂を目指す
感覚に身を寄せて、思うがままに走る快適さよ、しかし今回は後半のトレランで苦痛が伴いました。
※オオヤマと読む。鳥取のダイセンだっていつかは登りたい
トレランを混ぜると無理があるコースとなりがち
立川から多摩川を上流へ、御嶽山まで走った時だってそうでした。30キロ走ってからのトレイルラン、この時も想定より長い時間を要しています。
今回は平塚駅をスタートして海を見て、阿夫利神社から土メインのコースでゴールまで、ロード20キロからの17キロトレランです。
トレラン(登山)区間でキロ当たりのタイムが30分も掛かっている区間がありました。(休憩込み)とにかく山は上りに時間を要するのです。
登山道が混み合っていたことだって要因のひとつです。手を使って上らなければならない箇所があって、ランというより登山ハイキングの体を成していました。
トレランを走りたければ、トレランだけのコースを作るべし
過去2回ロード+トレランの複合コースを自作し、実際に走ってみた結果、気付いた点は、
注意
1.山は想定より時間がかかる
2.シューズ選択に難が出る
3.身体への負荷が大きい
1. について
ロードに関してはゆっくり走ってキロ6分半くらいです。途中でコンビニにて休憩、坂がキツくなり出したらキロ7分で・・・とか、まぁある程度は予測がつきます。
しかし、不整地のトレランではそうはいきません。アップダウンがある山道を舐めていました。トレラン区間の長さと体への負担を計算に入れなかったことが仇となります。
ただこれは、もっと経験を積めばコツが掴め、上手く立ち回れるのかなぁとの自負はあります。
2. について
ロード+トレラン複合コースは過去2回、ロード区間が長いことと、レベルが高いトレランコースではないため普段のランニングシューズで走りました。
前回の御嶽山ではそれで良かったのですが、今回の大山はしっかりしたアップダウンがある登山道だったのです。
よってランニングシューズだと滑るし、枝や根っこ、岩場にシューズを打ち付け危険です。何より靴が壊れました。ソールが割れ、紐が切れました。
もし、もう一回同じコースを走れと言われら、所有しているロード寄りのトレランシューズを履いて向かいます。
3. について
フルマラソンを何回か走ったことがあるランナーなら、20キロ走や30キロ走を練習した経験があると思います。
でもその後、さらに続けてトレランをしたことがあるランナーはそんなにいないはずです。
実際にやってみると、トレイルでは使う筋肉がロードとは違って疲労感が増大します。その上で転倒しないよう、足をくじかないように気を抜けないトレランがずっと続きます。
それが体力と精神力を著しく消耗させます。
結論はやはり無理がある自作コースは控える
13回もロングコースを作ってきて未だに自分の限界を知らないのかい?との声が聞こえてきます。
年甲斐にもなくもっとやれる、もっと走りたいと心の声に従ったまでです。
ブログ上、ランナーにおすすめするならこのコース、自分で実際走ったのはあのキツいコース。結果的にこういった区分になってしまいました。
今後の方針、、やはり他所様におすすめする以上着地点は、1日完結で誰でも頑張れば楽しめるコースを作っていこうと思います。
今はコロナで無理ですが、できれば住んでる関東圏だけではなく全国に広めたいと思う所存です。
ポイント
自作コースはロードのみ、トレランのみで作成する方が望ましい
海抜0mから標高1252mへ到着