幾度どとなく積み重ねてきたマラソン遠征に必須のホテル予約、
あの旅行代理店、あの航空アプリ、あの公式HP・・・
色々と試した私が伝えたいことは、
スポンサーリンク
東横インってこんなホテル
東横インはご存知巨大なホテルグループで、ワールドワイドに世界になんと348ものホテルを構えています。しかもHPを覗くとリアルタイムで増殖中とは恐れ入ります。(2023年9月現在)
知っているとは思いますが中核都市以上なら日本全国必ずある※、と思っても差支えありません。
※なぜか高知県には進出していません
そして宿泊するたびに何度も感心するのが、顔が見える朝食バイキングです。
厨房で地元のお母さん達が元気に一所懸命作ってくれ、地元素材を使用しているのでその土地の特色ある朝食を楽しませてくれます。
富士河口湖大橋
(富士登山競走で)
東横インクラブカードの特典
東横インには会員制度があり、会員特典に魅力があるので入会する価値があります。
入会金は1500円のみで年会費無しです。初期投資は発生しますが利用頻度 (年4、5回の宿泊でも) が高ければ十分にペイできる金額です。
【特典】
・宿泊が5%割引
・10泊で1泊無料 (シングル)
※ダブル以上は差額を払えばOK
・宿泊日の6ヶ月前 (0:00) から予約可能、一般は3ヶ月前から
・15:00からチェックイン可、一般は16:00から
・会員カードがルームキーに
・宿泊当日16時までならキャンセル料無料
東横インがマラソンと相性がいい理由
どれも魅力ある特典ですがランナーとして最も恩恵を受けるのが、宿泊日の6ヶ月前 (0:00) から予約可能という点です。
出場しようかなぁと予定に入れた大会会場近くの東横インを、半年前に早々と押さえてしまうことができるのが最大のメリットです。
最終的に宿泊しない可能性があるのにホテル予約をする行為に難色を示す方もいますが、人気大会の遠征で1番苦労するのが宿の確保ですから致し方ありません。
10泊すると1泊無料になる
会員は東横インに10泊すると無料宿泊1泊が付与されます。こんなサービスがあるホテルってあるのでしょうか?
会社の出張で特典を普段使いをして、無料宿泊分が6泊も貯まっている知人がいます。シングル単価が高い都市部の東横インにて無料宿泊を利用すると言っていました。
みんな考えることは同じ
はっきり言ってランナーの東横イン会員率は相当高いです。
ホテルのチェックイン可能時間の直前には(会員は15時)、会員カードを持ったランナーでフロントに行列ができます。
愛媛マラソン、富士登山競走、富山マラソンがそうでした。
2022年11月6日開催の下関海響マラソン、今日は5月13日ですがマラソン前日だけすでに予約で埋まっていました。
宿泊当日までキャンセルOK
会員なら宿泊当日まで無料キャンセルが可能となります。急な予定変更にもフレキシブルな対応が可能です。
これがじゃらんやぷらっとこだまなど旅行代理店経由で予約すると、当日ならキャンセル料を取られてしまいます。
もしも東横イン利用直前により安かったり、より利便性が高いホテルを見つけた際、容易に気兼ねなくキャンセル変更できる強みがあります。
人気大会当週に空きが出るのが東横イン
半年前の予約で喫煙部屋しか取れなかったり、予約を取りそびれても東横インは決して諦めてはいけません。なぜなら経験上必ずキャンセルが出ます。
昨年の富士登山競走では河口湖周辺に宿を押さえることができず、仕方なく山を隔てた沼津に宿泊し車での当日移動を予定していました。
しかし暇があれば東横イン公式HPの予約画面を覗いていたので、大会1週間前にキャンセルが出て運良く禁煙室をゲットできたのです。
東横イン予約、最大の難敵は自分自身
会員になれば宿泊半年前に予約ができる説明はしました。これに関して一点だけ困ることは、宿泊日半年前の正午0:00ぴったりに予約が開始する点です。
つまり予約開始時間に起きていなければならないのです。
それほど人気がない大会だからといって油断してはいけません。起きていられず眠ってしまい、翌朝公式HPにアクセスすると満室または喫煙室のみ空室のケースが数回ありました。
どうしても出場したい大会の場合、何としても会場近くに宿泊施設を確保したいと思うはずです。ならば0時まで頑張って起きておくことです。
伊勢松阪
(みえ松阪マラソンで)
その後は東海ツアーズやら、じゃらんやらをチェック
東海ツアーズやじゃらんは安い
東京方面から東海地方、関西圏の大会を予定しているランナーにおすすめなのが東海ツアーズです。
東海道新幹線を運行しているJR東海の子会社だけに、新幹線+宿泊パックがとにかく安いのがウリです。
そして公式ツアーや他の代理店でホテルが満室になってしまった場合でも、直前の1ヶ月前に普通に取れたりします。
また同様に、九州や四国、北海道への遠征でよく利用するのがじゃらんです。航空券とホテル宿泊がセット、とてもお得な値段設定で誘惑してきます。
個人手配でもやりようによっては安くおさまる
とにかくお安くマラソン遠征するコツは、
それこそ大会要項が出るずっと前にホテルや航空券を押さえてしまうのです。
2020年3月のとくしまマラソン (3/22) ※の航空券を早割で押さえたのが8月末、前泊の東横インを押さえたのが大会半年前の9月21日です。
毎回がじゃらんとか東海ツアーズとかではなく、先ほどの東横インと絡めてマイカー移動や夜行バス、航空券は別手配など様々なパターンを駆使してできるだけリーズナブルな予定を立てるのです。
※コロナの影響で中止
それでもまずは東横イン
出場したいマラソン大会を決めたら、交通手段は無視してまずは会場近くの東横インを半年前に押さえてしまいます。今回の記事はそういう話です。
これは先ほども触れましたが、半年前には出場大会を決めましょうという意味でもあります。
遠征してまでマラソン大会に出たいと思う方ならそれなりの準備と予算が必要なことは承知のはずです。
全国のマラソン大会公式HPを読み漁り半年後の大海原へ、半年前から出航への準備は怠ってはいけません。