先日参加したふくい桜マラソン、遠征のため宿と交通機関の手配をする必要がありました。
基本的に旅行代理店を通さず自ら手配し購入するのですが、北陸新幹線の東京-福井間は正規料金で15610円です。往復するとして約3万円もかかってきます。
他の手段 (夜行バスや飛行機、自家用車) も調べたのですが、300km以上離れた福井まで行くとなるとどれも似たり寄ったりの料金となります。
ならば新しく開業した北陸新幹線に記念乗車することを優先、マラソン遠征の宿は東横インとして新幹線はえきねっとで予約開始日に割引を狙いました。
結果、片道15610円が30%OFFで10920円
少しでも遠征費を減らしたいランナー様へ、えきねっとがマラソン遠征にとってメリットあるサービスであることを情報共有したいと思います。
スポンサーリンク
えきねっとのメリット
えきねっとスマホ画面
えきねっととは
簡潔に言うと「えきねっと」とはJRの新幹線と特急券のネット予約サービスです。
JR東日本が運営しているためJR東日本 (北海道、北陸を含む) の新幹線または特急列車の早期予約購入と割引き購入を享受できるサービスとなります。
会員登録年会費は無料、また予約変更・座席指定・払戻が容易となり、さらにSuica、ビューカードのポイントが貯まります。
えきねっとの割引対象はJR東日本管内となっており、JR東海やJR西日本管内は対象外です。よってJR東海以西の新幹線や特急乗車の際は「スマートEX」で割引しているのでそちらを利用しましょう。
「えきねっとトクだ値」
なんと言っても「えきねっとトクだ値」が強烈な割引を演出します。
えきねっとは全国の予約が可能となっていますが、上述の通り北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線・特急券の予約がメインで、最大の魅力は早期予約による「えきねっとトクだ値」です。
割引を受けるために事前にクレカ登録し、クレジット決済とすることで「新幹線eチケット」の割引対象となります。乗車したい新幹線の1ヶ月前午前10時からネット予約できます。
チケットレスの新幹線eチケットを選択すれば、正規の値段の10%引き、30％引き (ときに最大で50%) の対象となります。
これならマラソン遠征に限らず、たまに発動する50％割引が適応される新幹線を狙い、リーズナブルで快適な旅行計画を練ってみることをお勧めします。
割引対象の新幹線は東北新幹線を例にすると、目的地に早く到着する「はやぶさ」には適応されない傾向があります。つまりは各駅停車の新幹線に適応されやすいということです。
でも北陸新幹線は最速で福井に到着する全席指定の「かがやき」に適用されました。
新幹線eチケットの登録が前提
チケット&キャッシュレスで乗れる
事前に交通系ICカードと紐付けすれば切符も現金も不要となります。
これにより在来線から新幹線 (新幹線から在来線) への乗り換えがストレスなくでき、自宅最寄り駅からはるばる遠征先の最寄駅までSuica1枚で到着できてしまいます。
これなら切符をなくすリスクもなく、スマホやPCから予約すれば長蛇の列のみどりの窓口や券売機に並ばなくてよいのです。
インバウンドが復活した現在、東京駅の新幹線エリアの混雑は酷いものです。こんな時こそえきねっとなのです。
えきねっとの「事前申込」はマラソン遠征と相性がいい
えきねっとは通常、乗車したい新幹線の1ヶ月前午前10時からネット予約可能となるのですが、乗車日に時間的な制約がなければ抽選による「事前申込」サービスの利用をおすすめします。
事前申込は1ヶ月前のさらにその1週間前から予約可能となります。次の仙台国際ハーフマラソンの新幹線チケットはコレを利用しました。
なぜなら大会前日土曜のうちに仙台に到着すれば良く、また大会翌日月曜には観光して帰宅する予定なので、事前申込にて第3希望まで全て30%OFFの新幹線を選んで抽選待ちとなりました。
事前申込は乗車日の1ヶ月前午前10時に当落メールが届き、当選するとすぐに予約が確定となります。
当選メールより
ライバルが多いのが難点
年末年始、お盆、土曜早朝の下り線、日曜夕方の上り線、祝日などは需要が多く、「えきねっとトクだ値」はとにかくすぐに売り切れてしまいます。
実際ふくい桜マラソン参加の土曜3月30日は混み合い具合が凄かったです。春休みということあって皆んな30％割引を狙ってるので、往路は30％引きでゲットできたものの復路は入力途中で売切れてしまいました。
そして特に注意が必要なのが月末です。例えば3月30日または3月31日乗車希望の場合、困ったことに1ヶ月前に2月30日と2月31日は存在しません。
この場合は3月30、31日分さらに4月1日分の3日分が3月1日10:00に同時予約スタートになるので、ネットが非常に繋がりにくくなりモタモタしているとあっと言う間に完売です。
まとめ
いわきサンシャイン、仙台国際ハーフ、天童ラ・フランス、あおもり桜、ふくい桜など東日本のマラソン大会に参加するならば、交通手段として先ずはえきねっとで新幹線ダイヤをチェックすることをおすすめします。
福井までなら新幹線乗車料金が片道15610円から10920円になるのですから、往復だと9000円以上も違ってきます。浮いたお金を食事やおみやげ代へ変換できますから正規料金との差はからりのものです。
個人手配して宿泊や乗車券の割引を活用すれば、マラソン遠征はもっともっとリーズナブルになります。
新幹線代金はえきねっとを通せば通常よりずっと安く購入できます。ですから東日本の移動は速く快適な新幹線移動がもっともっと身近なものとなるのです。
えきねっと利用で福井駅へ
