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役立ち話

マラソンの適温|レース後、暑くてダメだったと落ち込むのはもうヤメようと思う

投稿日:2018年10月22日 更新日:




このブログでは再三にわたりマラソンと気温の関係について述べてきました。

今シーズンは9月一関国際ハーフ、10月鶴ヶ城ハーフを2本走り、自分としては夏の走り込みの成果を発揮したかったのですが、残念ながら目標としていたタイムは出ませんでした。

もっとやれるはずだったのに・・と落ち込んでしまいました。

しかし、とりわけ暑かった一関の口コミを読んでいると「ん?」と思うことがありました。

なるほど、やっぱりとの気づきがあったのでシェアしたいと思います。


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やっぱり暑いと記録は望めない

まずはその口コミから

一関国際ハーフでは快調にペースを守って走っていた私自身が15K付近で足を攣り、大幅ペースダウンを余儀なくされました。

それを踏まえて、ランネットに掲載されている一関国際ハーフの口コミ評価を読んで気になったものを抜粋します。

  • 練習不足もあるが15K過ぎで脱水症状になった
  • あと5Kで足が攣ってしまい全く走れなくなった
  • 予想外の暑さで14Kで脱水により、ナトリウム不足で手足の痺れでストップし、その後両足を攣る
  • 10K過ぎから両足に違和感、15K辺りで足が攣りそうになる
  • 汗のかき過ぎで歩いたり走ったりと悔いが残った

 

みんな同じような距離で限界を迎えている

口コミを読んでいて驚いたのが、私と同じ15K付近でペースを保てなくなり、さらにその後まともに走れなくなっている点です。

走力はまちまちなはずなのに結果が似たようなものなのは興味深いですね。

 

この日の一関の気温

気象庁の発表ではこの日(2018.9.23)の最高気温は27.2℃で、後半目にしたコース脇の気温計は29℃を示していました。

気象庁の発表値よりもこっちの気温の方が現実味があり、実際体感温度は真夏のそれでした。

私の周りのランナーを見ると5Kを過ぎた辺りから発汗量がハンパなく、体の水分やミネラル分が排出され、電解質が崩れたことは容易に想像できます。結果私を含め足を攣ったランナーが続出しました。

30℃近い気温では冬のレースペースを保てる限界は15K近辺にあるのかもしれません。

 

過去11年(2008〜2018)の一関の気温

ここで感覚ではなく実際の過去のデータからこの時期の気温について見ていきましょう。

一関の最高・最低気温(℃)

最高 最低
2018.9.23 27.2 15.5
2017.9.23 22.8 15.7
2016.9.23 22.8 16.3
2015.9.23 26.2 13.3
2014.9.23 24.6 9.7
2013.9.23 22.6 14.9
2012.9.23 19.7 16.5
2011.9.23 22.2 12.6
2010.9.23 14.9 13.3
2009.9.23 20.3 17.1
2008.9.23 23.9 16.4
平均 22.5 14.7

注目すべきは過去11年の平均最高気温が22.5℃だという点で、この気温では到底ベスト記録を狙うような気温ではないことです。この大会を選んだ時点で20℃オーバーのキツイ中を走る覚悟が必要だったということです。

 

過去11年(2008〜2018)の会津若松の気温

ではその2週間後に参加した同じ東北地方、鶴ヶ城ハーフの過去の気温はどうだったのでしょう?

エントリーした時点では秋の福島ですから、涼しくなって走りやすく「ベスト記録を狙っちゃる!」と意気込んでいたものです。

会津若松の最高・最低気温(℃)

最高 最低
2018.10.7 24.0 16.1
2017.10.7 23.3 14.1
2016.10.7 21.2 12.6
2015.10.7 20.2 6.9
2014.10.7 21.3 9.8
2013.10.7 29.9 15.5
2012.10.7 22.1 11.7
2011.10.7 18.7 10.1
2010.10.7 24.9 12.8
2009.10.7 19.0 14.1
2008.10.7 21.4 14.8
平均 22.4 12.6

あら?ビックリ!9月の一関と平均最高気温はほぼ同じです。そんなこととはつゆ知らず、イメージって現実とかなり違うものなのですね。実際の秋の東北はマラソンにはまだまだ暑いのです。

幸い雨が降ったり、風が強かったりとクールダウンされる機会があって自己ベストは出ました。

しかし、そもそも滅多に参加しないハーフマラソン、前回のベストタイムは約3年前のものです。3年間トレーニングによる走力アップを加味すると、望む目標タイムには程遠い結果でした。

 

次の天童ラ・フランスの気温は?

後で知っても遅いのなら、レース前に調べて心の準備をしてみてはと思い、次の山形県は天童ラ・フランスマラソン当日の過去10年の気温を調べてみました。

今度こそ晩秋の東北、マラソン向きな気温になっているはずでしょう。

天童の最高・最低気温(℃)

最高 最低
2017.11.4 13.0 6.7
2016.11.4 10.4 4.7
2015.11.4 17.1 1.5
2014.11.4 14.8 1.6
2013.11.4 16.7 8.2
2012.11.4 12.9 3.9
2011.11.4 19.2 3.1
2010.11.4 15.7 3.3
2009.11.4 17.7 -0.9
2008.11.4 12.5 5.0
平均 15.0 3.7

はい、やっと気温をそれ程気にせず走れそうです。平均最高気温があと3℃くらい低ければ最高のコンディションです。それよりも気になったのは最低気温の方でまさに冬、風邪を引かないようにせねばと用心する次第です。

今までこういう視点で事前にマラソン大会当日の気温を予測したことはありませんでした。

大会当日暑いと「運が悪りなぁ」と悔やんでみたものですが、愚痴っている場合ではなく過去データで予め予測することはできていたのです。

ただ、日差しや雨風の影響までは直前までどうなるか分かりません。でも今度の山形では恐らくハーフなら(フルでは暑いかな)実力を発揮できそうな気温だと推測できます。

 

レース後うつむき加減になる必要はない

今まで日差しと暑さにやられ、私はレース後半幾度となく撃沈してきました。その都度、自分自身の練習不足を責めたりもしました。

でも今こうしてマラソンと気温について理解できるようになって思うのは、マラソンでベスト記録を狙いやすい気温は10℃前後という研究結果が出ているのだから20℃前後ではベストタイムを出すのは困難だと自覚するようになりました。

レース当日が20℃オーバー、いい意味での諦めを持ち、練習と割り切ったり、ファンランを楽しんだり、エイドを食べ尽くしたり楽しみ方は無限、想像力次第です。

これからは自分だけが他のランナーよりも暑さに弱いなんて言うのはヤメようと思います。

 

もしもマラソンシーズンの最大の勝負レース当日、予想最高気温が10℃前後で、さらに天候曇りの無風条件が整ったのなら、「言い訳ができないお膳立てはすべて整った、あとはとにかく頑張るだけ」と自身に発破をかけ、とにかく奮起して走ろうではありませんか。

(滅多にありませんが・・・)

        マラソン遠征に

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