出場資格が与えられた2021年、2022年のうちどちらに参加しますか?
東京マラソン2020に参加予定だった38000人は間もなく大きな選択を余儀なくされます。
発表された当初、当然来年でしょの一択でしたが、どうやら事はそんなに単純では済まされないようです。
先が読めないコロナ事情、今月中旬に未来を決めるのは酷な気がしてきました。
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東京マラソン2021に出まーすの場合
10ヶ月後が全く読めない
先のことなんかわかりません。
それは今も昔も変わりません。
しかし少なくとも去年までなら、来年3月の東京マラソンは開催されると確信を持って発言できました。
でも今は違います。非常事態宣言が解除されても世界が元のように戻るなんて思えません。
10ヶ月前、今のこの状況は予想だにしませんでした。たしか昨年7月ごろは富士登山競走の坂道練習に没頭していました。
あれが日常でした。
マラソン大会どころではない
非常事態宣言解除後の日常生活は、おそらく少しづづ、少しづつ手探りで前に進んで行くことになると思います。
その過程で少し逆戻りする可能性(再び自粛要請)もあるでしょう。
専門家の意見もまちまちなのですが、敵がどんなものかは徐々にわかりつつあります。
何よりも医療を崩壊させないことを最大目標に日常を取り戻して行くと予想されます。
それでも人の動きに関する制限要請は長らく続くでしょう。
人の大移動を伴うのがマラソン大会です。全国(海外)から車、新幹線、飛行機を利用して人が集まります。
そんな中でマラソン大会が秋や冬に復活だなんて到底思えないのは私だけでしょうか。
また参加費がかかる?
参加権を行使してもエントリー代は別途かかるのは承知です。それが嫌なら東京マラソンに出なければいいだけの話ですから。
でも東京マラソン2021も今年みたく結局ダメになった時はどうなるのでしょうか?
またまた主催者都合で参加費は返還しませんの一点張りではマラソン離れが懸念されます。
東京マラソン2022の参加権と引き換えに、のリスクは伴います。
そうなると2020年、2021年、2022年の3回、計16200円×3=48600円なり。
マラソン1大会の参加費としては破格です。それでも払ってしまう気がします。
マラソン大会どころではない2
何らかの生業で生計を立ててると思います。
コロナ騒動で収入が減り、大会参加費や遠征費を捻出できない、または走ることそのものに興味が失せた方もいるでしょう。
生きることが精一杯になると趣味どころではありません。
しばらくマラソン大会を封印してランニングのみに決めたランナーだっているはずです。
仮に開催されてもマラソン大会って密だよね・・・
もう今までのようなマラソン大会は行われないかもしれません。
感染リスクを軽減するソーシャルディスタンスは通常2mは他人との距離を取りましょうとなってます。
これがランニングでは飛沫感染のリスク軽減で10mは間を取りましょうと言われています。
実際ランニングしていると、それぞれペースが違うので10m以内で風上風下に立つ場合があります。
そういう状況をなるたけ避けましょうとなると、マラソン大会は私たちが知っているものとは大きく変化を遂げる可能性があります。
マラソン大会って密だ
前日受付 | 郵送で事足りるのでコロナショックが良い契機となって廃止になる |
EXPO | スポンサーブースや飲食出店など屋内の場合は結構な人出となり入場制限が設けられる |
更衣室 | 総合体育館、レジャー施設、小さな大会でも簡易テントで基本屋内で密室、換気のために開ける? |
スタート前のトイレ待ち | 間隔がない長蛇の列、今現在のスーパーのレジ待ち形態へ変化する |
スタートブロック | 密にならないよう間隔を開けウェーブスタート、完全ネットタイム化へ |
一度でもフルマラソンに参加したことがあるならわかります。思い出してくださいスタートブロックの過密さを。
1万人以上の人気大会では、ブロック内は過密で真冬でも暖かく感じます。
東京マラソンの場合、ソーシャルディスタンス2mもとったら、中野くらいまでの長蛇の列になります。
アフターコロナのマラソン大会
マラソン大会は屋外で行われるスポーツですが、このように密な場面が多く見受けられます。
アフターコロナのマラソン大会はマスクやバフの着用を義務化、縦に横に10mのソーシャルディスタンスを取るようなルール、参加人数の大幅な縮小化が余儀なくされるかもしれません。
参加人数の削減はエントリー代の高騰を招くでしょう。
また北九州マラソンでの門司港からの折り返しや別府大分毎日マラソンの海岸沿いなど、風避けのために縦に連なって走るのは今後御法度になるかもしれません。
東京マラソン2022に出まーすの場合
22ヶ月後は開催されると思う
世界中の英知を今集結しています。
何らかの有効な治療薬が開発されたり、ワクチンの認可だって下りているはずと思いたいです。
また国内外いくつか大会が何らかの形で再開されているでしょうから参考にでき、東京マラソンならさらに昇華できると予想されます。
遥か彼方
諸々の事情で大事をとり東京マラソン2021を諦めたとします。
でもでも2022年3月6日はさすがに長いよなぁ・・・
遥か彼方の先、太陽系の先の宇宙のような気分さえします。
性格的にそんな先まで待てませんというのが正直な所ですが。
どうせ趣味は絶えない
人生を少しでも豊かににするために趣味は欠かせないものだと思っています。
普段の生活では決して見ることができない景色、場面をいくつもみてきました。
これが病み付きだからやめませんよランニングは。
腹をくくって2022年に参加権を行使でも良いと今は思えてきます。
まとめ
2020年5月現在、秋のマラソン大会はどこも流動的です。
クリック合戦を制した7月開催の富士登山競走も先日中止が発表されました。
メジャー大会でエントリー開始が延期されている現状、これで私のマラソン遠征は完全に白紙状態です。
毎年今の時期に、来シーズンの予定を立てる時間をこよなく愛していたので残念でなりません。
コロナ対策は向こう何年間は続く長い戦いと山中教授も発言していました。それを加味すると、とても来年都庁前に並べるとは思えません。
先はまだまだ長いと思います。でも心の中の炎は消さないつもりです。
明けない夜はない