マラソン界隈に関する様々な問題を提起し、できるだけ建設的な意見がまとまれば良いと思いブログをやってます。
ご存知の通り、東京マラソン2021(2022年3月6日開催)には感染症対策と題して手荷物預けを行いません。
これには相当困ったという内容で以前「東京マラソンの手荷物預けなし」にまとめました。
東京マラソンという市民大会最高峰であるなら、もっとポジティブな感染症対案を示すものと思っていました。しかし出て来た答えがまさかの完全NOでした。
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なんかズレてない?
ネガティブなことを書くと自身もネガティブな方へなびくもの、マラソンは自らの意思で走るというポジティブな行為ですから、やっぱり真正面から否定的な文章は書きたくはありません。
そんな心積もりなのですが「手荷物預けはやりません」、との一方的な対応により多くの抗議・反論が来た模様です。
それに対する譲歩案が今回取り上げる案なら、もうちょっとランナー目線でサービス提供してもらいたかったというのが正直な感想です。
あれ?
トップ画像の内容が大会側が提示したサービス内容の全てです。
東京マラソンエントリーセンターから届いたメール、その概要を読んだ限り私達が知っている手荷物預けサービスとはちょっと違っていました。
てっきりいつもの手荷物預けが別途有料になっただけとばかり思っていました。しかしそれはスタート前に手荷物を預けて、ゴール後に受け取る形ではありませんでした。
運営側から示された内容が以下です。
サービス内容
大会以前に着替えを送り、それをゴール後に受け取る
顧客が望む内容
私達(勝手に皆んな目線・・・)が望むのは単純明快、スタート場所まで着用して来た衣類を、単にゴール地点まで運んでもらいたいだけです。
昨秋からコロナが落ち着き久々に復活したフルマラソン大会面々、そこには以前と何ら変わらない手荷物預けがありました。だからこそ尚更思います。
しかも有料、抽選
しかもその募集が抽選で料金が2900円ときました。その代金を払ってまで手荷物を預けるランナーはいるでしょうか?※
ホテルへ前後泊2泊が手荷物預け問題において、現在考えうる最適解であると改めてそう認識しております。
※と言いつつネタになるかと思い応募済み
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前泊・後泊で解決、東京マラソン手荷物預け無し問題
すったもんだの末に参加決定した東京マラソン、最大目標が定まりひと安心です。 でもまだまだ呑気に構えてはいられません。そうです手荷物預け無し問題が鎮座します。以前いくつか提案しましたけど、いざ自分の身に ...
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※2022年の東京マラソンゴール後に目にした光景では、たくさんのランナーが手荷物預けに申し込んだ模様
サービスを利用するランナーが極端に限られる
ほとんどのランナーが東京マラソン当日は軽装、または着ているウェアを脱ぎ捨てる覚悟を持って各々防寒してスタート地の新宿へ向かいます。
よってこのサービスはゴール後に普段着の防寒具を送り、かつその格好で帰宅するランナー向けサービスと言えます。
遠方(関東近郊を含む)から東京へ来るランナーなら宿泊が前提ですが、近場からの参加だと東京まで着て来た衣類と、ゴール後に受け取る上着がプラスされてかさ張りが半端ないこと請け合いとなります。
さらにはこのサービスには割高感が付きまといます。要するにこのサービスを利用するメリットは、預けた衣類をゴール後に着ても、手荷物がそんなに増えない環境下で帰宅できるランナーと言えます。
やっぱり前後泊2泊で解決
このサービスはフィニッシュ後に欲しい衣類を事前に送ることができますが、その料金は結構高くつく上に抽選となっています。
今まで参加したフルマラソンは、手荷物預かりで別途料金を払った経験はほぼなく極々僅かで存在してもせいぜいワンコイン(500円)でした。
私はホテル前後泊2泊のプランをすでに確保しているので、宿泊ホテルに着替え等が置いてあるので手荷物預けに申し込む必要がありません。※
申し込んだとしてゴール後からホテルまでの防寒用のみで十分となり、そこにわざわざ2900円払う対価はないと思います※
つらつらと書いてきましたがそもそもオミクロン株急拡大となり、マラソン大会自体の開催が今危ぶまれています。
東京マラソンは2月上旬に開催可否の最終判断がなされるので、とにかく祈るような気持ちで見守っていきたいと思います。※
※ブログネタのために申し込み済み
※開催が現実へ(2022.2.25時点)
早急のピークアウトを祈る
(写真は宮崎神宮)