時は寒風吹きすさぶ2月、冬はフルマラソンの目標レースへ向けて1年で1番練習したり追い込む時期となります。
趣味でやっているランニングでも、なんだか疲労が溜まっている自覚を嫌が上でも感じてしまう季節です。その頃こんな感情が湧き上がってきました。
先シーズン (2022-2023) は大きな怪我こそなかったのですが、股関節は常に鈍痛状態が続いたものの無事に終了したので思い切って徹底的な疲労回復を試みてみました。
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ダニエルズさんも推奨する休養
休養とは、いわばトレーニングの一部であり、怠けることはできない
ダニエルズのランニングフォーミュラより
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自己流からの脱却|フルマラソン練習プログラム by ダニエルズさん
2022年9月から始めたフルマラソンへ向けたトレーニングはまもなく終了、2022−2023シーズンは最終戦の大阪マラソンまであと5週間となりました。 我が3種の神器(閾値走・インターバル・レースペース ...
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参考記事内の著書にて師と仰ぐダニエルズ様は、適切な休養は日頃のトレーニングに必要不可欠であると仰っています。
その内容を個人的に咀嚼した日には、いっそのこと14日間丸々ノーランを敢行してみようと2月下旬の本命レース・大阪マラソン前に決めていました。
この休養は7月下旬の富士登山競走へ向けてのものであり、同時にここで一旦半年に及んだフルマラソンモードをリセットするのためのものでもありました。
そしてダニエルズ様に倣って注意すべき点は、当然走らなければ消費カロリーが激減するので休養中の摂取カロリーは少なめにすることを留意することです。バリバリ走っていた時と同じ食事では間違いなく太るだけですから。
ガーミンも認める休養中
あおもり桜マラソン後から完全休養してみた
当初の最終戦は上述の通り大阪マラソン予定だったのですが、結果的に欲望のおかわりによりあおもり桜マラソンが先シーズンのオーラス戦と変わりました。
そのあおもり直後からノーラン休養に入りました。幾度となく患った肉離れの故障時でさえ最低限のウォーキングはしていたのですが、今回はそれもやめてとにかくNo運動に徹してみました。
こうすることでフィジカル面はなおさらのこと、練習に追われた日々のメンタル面もリフレッシュするつもりでした。
することといえばセルフマッサージ
ディトレーニングと心の変化
「ディトレーニング」なんて単語は聞いたことがなくてハテナ?、ディだからトレーニングしていないという意味かなと思いつつ、ガーミンが示したその日調べてみるとこんな内容でした。
トレーニングの減少や休止という意味だけでなく、それによってそれまでのトレーニングによって獲得した解剖学的、生理的及びパフォーマンスの適応の部分的または全体的な損失と定義
Noランによって走力は少しづつ落ちていくことは当然自認しているのですが、そろそろ走力が落ちて行きますよと面と向かって言われると気が気でなくなってしまいました。
完全ランオフを心の奥底で望んでいたことは事実ですから、実際始めてみたらもっと気持ちが楽になると思っていました。
しかし現実には走らない日々が続いて行くと、これでは1日が終わらないよ感が増大していき、時間を持て余してもどかしくなり不快感さえ覚えてきます。
・・・
結果あおもり桜マラソン後1週間でウォーキングに出掛けて14日間の完全休養を断念してしまうと、軽めのジョギングは10日後から始めてしまう始末です。
それで例の股関節の痛み以外は完全リフレッシュとなり、とにかく細部まで疲労抜きが完成して身体が軽く動きます。ここ数年では一番コンディションが良い状態となりました。
長期間本気で休もうと思っても、結局走ってしまうランナー性 (さが) とはこういうものだと改めて思った次第です。
そんな性を持つ同じような常にランニングを欠かせない方に申し上げたい。休養と気分転換のため、たまには長期ノーランを決め込むことをおすすめしておきます。
休養時でもカロリーは控えめに
塩ラーメンの名店、川越「清兵衛」