この夏、故障を癒すために選んだのが近所の川沿いコースでした。
普段は向かわない川沿いへ、なんとなくウォーキングへ出掛けたのが始まりでした。歩きからてくてくランニング、そしてキロ6分台の緩ジョグへ。
思うように走れなかった2ヶ月間、川は優しく私を包み込んでくれました。
可愛い
カワイイ
川良い
感性は人それぞれです。
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緩ジョグなら川沿いコースがおすすめ
今夏ふくらはぎの故障からの復帰期間中、最も多く走ったコースが何度も言いますが川沿いでした。
脚が痛くて普通のランニングは土台無理な状況、環境変えたらとの声が聞こえたとか聞こえなかったとか。
何度も繰り返す脚の痛さにしょげていた私を、自然溢れる川沿いが元気付けてくれました。
メリット1. 自然が多い
川そのものが自然の産物です。よって川の周りは基本自然が多く存在します。
緑が綺麗で目に優しい。心地良く感じるのには理由があるはずです。速いペースではなく、緩ジョグだからこそ気持ち良いのでしょう。
今夏ランニング中に私と並走してくれたのはラン友ではなく、トノサマバッタ、シオカラトンボ、アゲハチョウ、アシナガバチの類でした。
嘘か誠か本当に10秒以上並走します。というかスローペースなので追い抜かれること多数・・・
メリット2. 気持ちいい
気持ち良くランニングできる要因はいくつかあります。
もちろんレースペース走や閾値走で、狙ったペースで完遂した時は気持ちいいものです。
でもそんなんじゃない気持ち良さが川沿いランにはあります。人間が本来持っている快楽を刺激するとでも言うのでしょうか。
視界が開けていて、木々の緑が多い、空が青く、雲がプカプカと・・・
猛暑だったこの夏でもそこに水が流れていれば、清涼感漂い何となく涼しく感じる。そして水の音でも癒される。
メリット3. 整備されている
日本の河川は治水を目的として整備が進んでいます。
よって堤防も含め、川の両岸には道路やランニングコースが整備されている場合がほとんどです。
川を上って行けば、思っている以上に道がずっと整備されています。私の近所の川だって25キロの距離に渡り両岸に整備された道(一般道、遊歩道)が存在しました。
メリット4. 風がそよぐ
川沿いは風が強いことで知られています。
川の堤防を利用したマラソン大会は、よく向かい風との戦いとなります。
冬のランニングでは体が冷え、低体温症やお腹を壊してしまうリスクが付きまといます。しかし夏だと心地よい風が吹きます。さらに日陰だと暑さを忘れてしまうそよ風が肌を伝います。
ただ今年の8月はそよ風とは言いがたく、熱風に近いものがありました。9月になってようやくそよ風と言えるレベルになってきた所です。
メリット5. ひと気が少ない
ひと気が少ない、他のランナーがほとんどいない川沿いが気に入りました。
大型河川(多摩川とか荒川とか)の都市部以外は基本ひと気が少ないと言えるのではないでしょうか。いてもウォーキングのお年寄りか通学途中の中高生です。
普段使いの多摩湖自転車道はサイクリスト、ランナー、地元民で結構な人通りがあるので、この夏の急かされない静かな川沿いランニングが病みつきとなりました。
もう少しゆっくり走っていたい
フルマラソンの練習と言う名のポイント練習(インターバル走、閾値走、レースペース走)から離れてもう4ヶ月になろうとしています。
未だ残暑が厳しく、脚が完治したかも具合なので、速いペースで走る意味が見い出せない状況です。
逃げているだけでしょ、って言われても構いません。速く走る気が湧かないのだから仕方ないのです。
大会の見通しがはっきりしないことも原因だと思います。湘南国際マラソンのクリック合戦に勝ったら気持ちが変わるかもしれません。
いづれにせよポイント練を復活しても、つなぎランニングの不整地ランに川沿い緩ランを加えようと思います。
秋はもうすぐそこ