小さな旅で新たなランニングコースを発見（at 所沢）

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9月からマラソンシーズンインしてちょっとお疲れ気味な日々を送っています。そんな中台風一過後の休日、天気が良くてとっても空気が澄んでいます。

早朝に富士山が自宅の窓から見えます。カラッとして低湿度なのも間違いありません。

こんな心地よい日の午後は、この夏見つけたお気に入りの銭湯に行ってしっかり疲れを抜こうと思います。

当然ながら楽に車で向かう訳ではなく、自らの脚で走って寛ぎに向かいます。今回はそんなプチ旅ランの道中、新たに惹かれたランニングコースに出会った話です。

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銭湯ラン

ポイント練を積み重ねるには暑過ぎた今年の夏（長雨期間を除く）、緩ランの一環としてハマったのが銭湯ランでした。

ゆっくり走って減量とフォーム矯正に精を出しました。ゴールをお風呂に設定して、いくつか見知らぬ土地へプチ旅に出掛けたものです。

今回は東村山駅で昨年亡くなった私の永遠のレジェンドの記念像に立ち寄ったり、所沢の航空公園付近を散策したり、田舎風景を堪能して約20キロ先のスーパー銭湯を目指しました。

東村山駅東口にて

今回の道程で見つけたランニングコース

旅ランで初めて走る道にはドラマがあります。

これはブログで綴った道やマラソン大会のコースを含め、記憶に残る出来事が沢山ありました。

きっと旅の本質は非日常、そして未体験の連続です。ですから刺激が強くて当然です。日々の日常生活の中で、そんな麻薬的な旅要素をいつも渇望しているのかもしれません。

今回のランでは所沢の航空公園や通信基地周辺が皇居ランに匹敵するのでは？と感じた所が記事の発端となります。

のどか

所沢航空記念公園でランニングできそう

人生史上一度も走ったことがない見知らぬ道路をぽくぽくと進みます。

簡単にいうと自宅から所沢を経て川越までです。土地勘がない道だからか、ランニング時間が早く感じるのが不思議でなりません。

再開発が進む所沢駅西側周辺は活気があります。空に向かって伸びるタワマンを仰いで到着したのが航空公園です。

昭和記念公園を彷彿させる広大な敷地を有し、園内にはジョギングコースがあり、どちらも基地跡地という点で共通しています。

ロング走だってできそうな場内の広さ、そこを有効活用して自作コースを作りましょう。

所沢通信基地の外周でランニングできそう

所沢航空記念公園よりもずっと惹かれたのが所沢通信基地です。

遥か彼方まで見渡せる広大な敷地は周囲5キロ、アップダウンが限りなくなく、直線基調なためペース走に最適な感じがビビビッときました。

ときたま走りに行く聖地皇居になんとなく似ている雰囲気です。ただ皇居と違い敷地内に見えるのは、真っ直ぐに伸びるアンテナと鳥みたいな大きなアンテナだけです。

今回のプチ旅ランの副産物は、所沢航空記念公園と通信基地周辺がランニングコースとして使えそうな気配をひしひしと感じたことです。

ランステを発見

所沢に鎮座する広大な米軍施設

雪ん子

これでランステが存在したら普段使いができそう

さっと検索すると見事に期待に応えてくれました。「わらわら」というランニングステーションが西武線・航空公園駅を出てすぐに存在します。

ここが皇居とか昭和記念公園並みに走りやすいジョグ環境なら、自宅から距離がちょっとあっても、走るためにわざわざ電車か車で訪れたくなってしまいます。

そんなコースの一部を走ってみて感じた利点は、歩道に中央線が引かれ歩行者と自転車を分けている上にとにかく歩道が広いことです。

走りやすそう

その後はスーパー銭湯へ

今後の注目株所沢一帯を過ぎると、長閑な風景が一気に広がり始めました。

真っ直ぐ植えられ整備された畑や浮かぶ雲を遠目に見ながら、気張ることないのんびりランニングを楽しめました。

インターバル走でシャカリキに走るキロ4分では、おそらく目に入ってこない風景です。

人参畑

そしてゴールを意識した最終盤には、付近の小学校の下校時間と重なってしまい、前方の児童を抜けに抜けない状況が訪れます。

歩道を埋め尽くす児童たち

下校ルートに入ってから児童が被っている黄色い帽子が遥か先まで続いていました。横に並んで歩くものですから抜けないし、道路は交通量が多く車道に出るのは危険です。

でもでも、将来の日本の宝たちを無理して追い抜く気にはなりませんでした。

ぶつかったら大変

雪ん子

新たなコースを見つけたことが収穫

今回も以前に行った川越温泉をゴールとしました。ここは市中心部から若干離れていますが、ぬるめの高濃度炭酸泉がとても心地良い温泉です。

他所にある熱い湯船ではないので、20分以上をかけてリラックスし疲労回復に努めます。

浴室に入ってシャワーからお湯を出すと、前回来た時との大きな変化に違和感を覚えます。なんと全シャワーヘッドがミラブルへ交換されていたのです。細かい粒子が地肌に心地よく、優しく全身を洗える感じがします。

雪ん子

我が家にも欲しくなった

綺麗な施設

電車で帰宅の途に着く時に分かります。車窓の過ぎ行く景色を見て今日はこんなに走ったんだっていうことを。

でも今回はそれよりも、新コースを発見した興奮が抑えられません。

ペースランニングに最適で練習の幅が広がるであろうコース発見は、経験が長くてもそうありません。こういった有意義な発見は、実際に走って自分の脚と目で見つけたからこそのものです。

昭和記念公園に次いで第三の皇居と認定できるのか、次の休日にでもランニングコース探索を行ってみます。追って報告します。

またひとつ楽しみが増えた小さな旅ランとなりました。

帰宅は特急で一杯