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静岡マラソン5日前のとても寒い日
2025年3月2日東京マラソンの最高気温が22℃、そこから一転して真冬の天候となった2日後の火曜日のことです。
久々に東京に雪が舞った夕方は自身フルマラソン5日前、こんな日は体調を崩さないため走らない選択が賢明なはずです。でも雪好きとしては見逃せずランニングに家を出ました。
雪が舞って薄ら積もりかけてきた中、フル前ですから長い距離を走る日ではなく、サクッと30分で終わる往復5kmちょいのコースとしました。
あまりにも寒さが堪えた1日だったので出発前に現在地の気温を調べてみると、夕方ですでに0℃台を目の当たりにして、ほんとにフル前にこの寒さで走るの合ってる?と自問自答に至る次第です。
いつものコースの雪景色
(写真は2024年の降雪時)
雪でグショグショ路面でも走っているランナーはいる

とか言いながら雪が顔面に叩きつけられた最初の1kmでシューズが濡れ、体を温めるために無理くし速度を上げるためスピードを上げていきます。
1年中お世話になっているMyコースは過去にも、真冬+土砂降りにノースリーブ&ランパンのランナーとすれ違ったり、灼熱の猛暑で2Lのペットボトルを手に持って走っていたりと猛者だらけの方々に出会える頼もしいコースなのです。

5kmちょっとの距離で30分以内ですから、たとえコース上にいたとしてもタイミング次第、ランナーと出会う可能性はかなり低いはずです。
こんな日は腹冷えの可能性が高くさっさと終わらせることが最優先、怪我しないようにフォームだけは慎重に整えピッチを刻みました。
すると正面から夕闇に浮かぶ上下する携帯ライトが近づき、早い段階で向かってくるランナーの存在に気付いていました。
そしてあの速いピッチ走法はたぶんあの人、同じ時間帯に何回もお会いしている俊足ランナーではありませんか。
Myコース2018年の大雪時のもの
迷っても走りに出掛けて良かったと思えた
俊足ランナーとすれ違う数秒前、まだ距離感がある時点で手を上げながら彼から発せられた大きめな声が印象的でした。
「ファイトー!」
面食らいながらも面識なく知り合いでもないのですが、瞬時に手を上げて

と自然に大きな声で返せました。
お互い寒い中頑張りましょう、交わした言葉は短いながら、変換すればそんな会話内容だったと思います。
普段から基本的に1人ぼっち練がメインの私ですが、雪の上を走るだけで練習効果が甚だ疑わしいこんな日に、走路でエールを送り合えただけでジョグに出掛けて良かったと思えました。
ランナー同士のエールは同じ趣味を持つもの同士の清らかな行為だと思います。氷点下近く雪舞う寒風の中で、心までほっこり温かくなったたジョグのお話でした。
雪でも滑りづらいシューズ
(写真は以前の雪上ラン)
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あっ、ちなみにもう1人普段よくすれ違う女性ランナーもいました。この日彼女は傘をさして走っていたから驚きです。
同じ時間にどんな天候でも普段通り走るランナー、こんな人達が日本中にいると思うとワクワクしますね。