帰宅すると何やら見知らぬ小包が私宛に届いているではありませんか。送り主を見ると・・・老眼でボヤけていた文字が徐々に見えてきました。
「東京マラソン財団」
別に待ち侘びたわけではありませんが、やっと来たかという思いです。そして東京マラソン本当に走れなかったんだなぁ、と感慨深い想いが押し寄せてきます。
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小包は結構重い、期待していい?
ヒョイっと持ち上げると結構重いではありませんか。新規購入のランシューズを計量するように、箱の重さを測ってみると2005gです。
2kgもあるのなら中身に期待したくなります。人間だもの。
開けてビックリ玉手箱
まず目についたのが1枚のプリント。一般参加を取り止めたお詫びと、記念品の内容が記載されていました。
今思うとコロナウイルスの混乱の中で、結構早い時期での決断だったと思うのですが、その判断自体は適切だったと思います。
でもその後で、他のマラソン大会全般が中止に追い込まれていく流れになるとは予想外でした。
・・・そしてそして中身は結構肩透かしの内容、箱が重かったのはランナーローブが犯人でした。
東京マラソン2020記念品一覧
箱の中身は次のようなものでした。
・ナンバーカード
・計測チップ
・ランナーローブ
・アルミシート(エマージェンシーシート)
・大会プログラム
・シグネチャーTシャツ(購入者のみ)
・チャリティーランナーTシャツとタオル(チャリティーランナーのみ)
・防寒ポンチョ(手荷物預けなしのランナー)
・RUN as ONE リストバンド(準エリートのみ)
・スポンサーの提供品(ノンアルビール、日焼け止めクリーム)
・スポンサーのチラシ
ランナーローブは次回、スタート前の防寒着として着用
正直言ってもらって嬉しいのはアルミシートのみです。別名エマージェンシーシートは防寒効果が非常に高いため、低温時の災害に使用されるもので汎用性が高い代物です。例えばオフィス利用のブランケット代わりにもなってしまいます。
また、百歩譲って大会プログラムは会場案内が記載されているので、都庁スタートに変化がない限り、来年以降の大会にも役立つと思います。
でもでも・・・
チラシとか計測チップとかいらないと思うのは私だけでしょうか。ノンアルではないビールが欲しいです。
もっと入っていると思ってた
スポンサー側が大会直前までに用意していたであろう物品がもっと入っていても良いのでは、との思いが正直なところです。
此の期に及んで貪欲と思われても構いませんが、毎年付いてくる東京メトロ1日乗車券とか、大塚製薬のカロリーメイト、ランチパック、バナナ(生ものはダメか)とかないんでしょうか?
スポンサーがEXPOで配布したであろうあれこれ、一杯欲しかったなぁ。ノンアルビールと日焼け止め、そして次回の参加権で16200円ですか?
例えは悪いのですが、数年前に問題になったスカスカのおせち料理を思い出しました。
東京マラソンは世界に名だたる大会ではない?
アボット・ワールドマラソンメジャーズの他大会(ロンドン、ボストン)が延期でとった対応は、エントリーフィーの全額返金でした。
これがワールド基準、同じコロナ騒動なのに対応がこうも違う現実。
不幸にも今回から値上げした16200円の参加費でこの記念品では・・・う〜ん、と思ってしまうのは私だけではないでしょう。
でもでも、ボヤいてみても世界は1ミリだって変わらないのが現実です。自分ができる範囲で粛々とやる、やっぱりそれしかできません。
東京マラソンゴール前の最後の直線