すったもんだの末に参加決定した東京マラソン、最大目標が定まりひと安心です。
でもまだまだ呑気に構えてはいられません。そうです手荷物預け無し問題が鎮座します。以前いくつか提案しましたけど、いざ自分の身に降りかかると最適解が中々見つかりません。
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東京マラソン2021は手荷物預けなし、どうしよう・・
10月開催(※2022年3月6日へ延期)の東京マラソン2021要項が発表になりました。 各方面で物議を醸していますが、その内容に驚愕とした方が多いと思います。色々と発表になった中で、ランナーにとって1 ...
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当初は応援にきてくれる家族に預ける予定でいました。でもでも色々問題あり、結局都内のホテルに2泊することを最終結論とした話です。
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マラソン前泊&後泊
東京マラソンのスタート地点は、他のどのフルマラソンよりも自宅から近い場所にあります。
でも敢えて秋葉原のホテルを2泊押さえました。その決定に至るまでの経緯と主な理由は以下の通りです。
当初は家族に預ける予定
最も現実な線は、何箇所か沿道で応援に駆けつけてくれるカミさんに頼ることでした。ただ問題なのは私自身が早めの行動を取る関係です。
会場入りがゲート開門時間(7:00)に合わせるため、カミさんに手荷物を預ける時間がそれよりも前になってしまうことです。
起床時間と新宿までの移動時間を考慮すると、走る私はいいとして応援に駆けつける家族に、朝5時起きの6時出発とは言いづらいものがあります。
スタート直後に応援するにしたって、どこかで2時間以上暇を潰さないといけません。
ホテル2泊のメリット
メリット
1. 応援者に負担を掛けない
2. 動線が良い
3. ゴール後お風呂にありつける
1. 応援者に負担を掛けない
手荷物を預ける応援者に早起きを強要してしまうと述べました。
またそれに併せて、やはり成人男性の冬服の総量は軽くはありません。それを持ちながら応援各地に向かってもらうのは忍びなく思います。
走るランナー主体の行動となってしまうので、余程献身的な応援者ではないと務まらないとみました。
2. 動線が良い
宿泊ホテルの最寄り駅の決め手は、新宿駅と東京駅へそれぞれ電車一本で向かえる駅です。
フルマラソン当日朝は準備で忙しいのが相場、脚を温存する意味でもできるだけ移動時間は短くしたいものです。
秋葉原からは総武線に乗ってしまえば、寝る暇もなく20分も経たずに新宿駅到着です。
3. ゴール後お風呂にありつける
秋葉原は東京駅の北、約2キロに位置します。ゴール後にポンチョを羽織って電車に乗るとしてもたったの5分間です。2キロなら歩いてホテルに帰っても苦にならない距離だと思います。
そして何と言っても後泊最大のメリットは、フルマラソンゴール後にすぐにシャワーを浴びてリセットできることです。着替えだって人目を気にする必要がありません。
前泊だとフロントに手荷物を預けることはできてもお風呂には入れません。また、シャワー完備のランステは激混みの可能性が残ります。
デメリット
デメリットはたったの一つ、お金が掛かることです。
そうでなくても東京マラソンの参加費は高騰しています。走るだけなのに参加費と宿泊費合わせて3万円オーバーですから、本来発生しない出費に納得感がなければ一歩が踏み出せません。
ただ遠方から東京マラソンに参加されるランナーなら、大抵2泊はするでしょうから初めから手荷物問題は解消していると言えます。
最良のコンディションで迎えるため
東京マラソンが手荷物預けをしないとの発表後、これがスタンダードにならないで欲しいと前記事で語りました。
その後コロナ禍で多くの大会中止を経て2021年秋には、感染状況が落ち着き都市型フルマラソン(ぐんま、金沢、富山、宮崎、奈良など)が復活となりました。
それらの大会で手荷物預けを行わない大会はこれまであったのでしょうか?
以前と同じ形態と言わないまでも全くなしは東京だけです(たぶん)。こんな所まで特別な東京マラソン、記録が出る大会だけに次大会で改善されることを願います。
いずれにせよ決まっていることは個人がどうあがいても変わりません。謙虚にどう対処するか考えて対策を練るしかありません。
今回は土日宿泊する時間的余裕があるランナーなら手荷物預け問題は解消でき、おまけにゴール後にお風呂も付いてくるというストレスフリーな提案をしてみました。
東京マラソンゴール後(2019年)