一日中いつ何時走っても熱帯夜 (25℃) 以上、7月から8月へ今年も猛烈な暑さが続いております。
飲み物が入ったソフトフラスクに氷を入れて持って走れば、最低15分は手の平を冷やしてくれ10kmは走れます。
ラン後はひたたる汗のまま浴室へ、冷水シャワーで身体を一気冷却が今最も旬な時期となりました。
「そこまでしてなんで走るの?」とカミさんが言わなくなって久しく、今では「何時間?何キロ?」へと変わり、「いってらしゃーい」で見送られています。
そんなギンギラ日差しの猛暑の週末、この日は特別な予定なく自由日。ポイント練翌日により緩ラン計画を立てました。
先月までの富士山の反動が海へ向かわせたのか、お盆休み真っ只中に電車に乗って海へ向かいました。
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夏のランニングコース (二宮→大磯→平塚→茅ヶ崎→鵠沼→江ノ島)
弊ブログ内で夏になりますと高頻度で登場しております湘南、初期は二宮から江ノ島を目指したのですが、ここ数年は江ノ島〜茅ヶ崎 (柳島) 往復が定番となっていました。
昨年は行く機会がなかったことも後押しし、十分に睡眠時間を確保してから多摩地区から湘南方面へ向かいました。
いわゆる湘南国際マラソンを辿るのですが、コースの国道134号線より海側にある遊歩道やサイクリング道を走るコースです。
地元ですから今回もやっぱり参加賞Tシャツ着用ランナーと沢山すれ違いました。
この日水分は多めの2リットル (ペットボトル4本)
二宮→茅ヶ崎
東海道線・二宮駅へ
ということで電車に揺られて2時間睡眠、舞い降りた駅は数年ぶりの二宮駅です。知名度は低いのですが大磯の次の駅と言えばイメージできるのでは。
駅のトイレで着替えて (脱ぐだけ) 東口から国道1号線方面へ、国道に出たら箱根駅伝コースを東京方面へ進みます。
さあ出発
上の写真のように走り始めは程よく雲が太陽を隠していたのですが、この後は晴天の30℃予報となっています。
内陸部の35℃以上より海側は気温が低くなるのですが、とにかく湿度が高く体温が籠るのがキツイです。
二宮から江ノ島までは20kmオーバーで鼻から完走する気はなく、所持している水分2リットルが尽きた時点でランニングは終了し残りは歩きと決めていました。
それまでは二宮から大磯、大磯から平塚と次のポイントを目指して走ります。
太平洋岸自転車道入り口
二宮駅から3kmほど走ったこのセブンを右に曲がり (標識あり) 民家を抜けると、西湘バイパスに並行する太平洋岸自転車道へ出ます。
この太平洋岸自転車道はぶつ切りに沿岸に1000km点在していることは、静岡県内でも見たことがあるから知っていました。和歌山まで続いているとは驚きです。
太平洋岸自転車道は、太平洋沿岸に整備中の自転車道群である。千葉県銚子市から和歌山県加太海岸まで、全長1200キロメートルにもおよぶ太平洋岸沿いの大規模なサイクリングロードである。 二つのルートが設定されている区間を含めた総延長は約1400キロメートル。
出典引用:ウィキペディア
右下が西湘バイパス (湘南国際マラソンスタート直後)、
左が実は1000km以上の太平洋岸自転車道
次のポイントは大磯です。この時点で太陽が完全に顔を出すことが多くなってきました。
今夏発汗には慣れているものの、物凄い勢いで持参した水分が減っていくのは驚きでした。やはり江ノ島までは走れないことを確信します。
海水浴場も旬
茅ヶ崎→江ノ島
湘南国際マラソンのランドマーク湘南大橋
大磯を超え湘南バイパスが国道134号線となったら次は湘南大橋を目指します。
2年前に訪れた滋賀県大津、早朝ランで向かった琵琶湖大橋よりは短いなぁとか思いながら柳島を目指します。
お盆だからか橋は大渋滞でノロノロ運転、走ってる私の方が早く進みます。炎天下に汗だくでランニングする車中から私はどう映ったのでしょうか。
視線など気にせず写真撮影 (湘南大橋から)
橋を渡り終わると2025年7月できたばかりの道の駅・湘南ちがさきが見えてきます。数年前までこの辺りは何にもない田畑だった記憶があります。
柳島の運動場も併設されているのでまた訪れたいと思います。
湘南サイクリングロード柳島入り口
道の駅を越えて次に見える歩道橋を右折すると、国道134号の湘南国際マラソンのコースと海側で並行する湘南サイクリングロードの柳島側起点となります。
鵠沼海岸まで約8kmですが、ここは以前から大好きなコースと記しています。
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夏の湘南とランニング
今夏は例年以上に暑く高気温が続き、走りづらいことこの上ない日々が続きました。それでも、大量発汗にへこたれず、精力的に走り込めたのではないかと思っております。 そんな猛暑の中、今まで以上に走っていて感じ ...
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堆砂のコース侵略は今は昔、今年 (2025年) 走った感じですと湘南サイクリングロードは砂の影響なく問題なくスピード出せます。 (・・暑くて出ないけど)
何度も言いますが普段の林に囲まれたり、車が行き交うコースよりここ相模湾は断然開放感があります。
とにかくいいんです
柳島のトイレで大休憩を取り一服、水飲み場で冷却しても全身汗が止まりません。新調したガーミンが示す心拍数も、ペースはずっと変わらないものの上がってきました。
30℃以上の気象条件で大体4kmで500mlを消費した結果、その後なんとか烏帽子岩を越えて江ノ島がだいぶ近くに見えたのですが、走行距離16kmで手持ち水分が尽きてthe end。
雲なく日差しが強烈になった時点で時計を止めました。
本日の走行 (Garminログ)
江ノ島の先端
スマホを構えたらグッと高度を下げて狙われた
トビが飛んでいたので撮影タイミングを計っていたら、ずいぶん近くまで降下してきて危険を感じました。危うくスマホを取られるところでした。
しばらく歩いて鵠沼海岸から江ノ島方面へ向かうと段々と賑やかになってきます。楽しそうな人たちを横目に今回の最終地点はいつもの江ノ島先端です。
自分が好きな場所にはそれなりの理由があるのですが、私にとって約25年間ここはずっと特別な場所です。
ただいま
速いランナーは暑くてもしっかり走る
最後に今回湘南を走って実感したことを。
それは速いランナーは夏でもしっかり走れているということです。あんなに暑い中でも結構なペースで抜かれた場面が数回ありました。
その背中 (体型とかシューズとかフォームとか) を見れば、私より速いことは間違いありません。
折り返してきて表情を見てみると、皆汗だくで決して楽な表情ではないのですがペースが早い。フィジカルはもちろん、暑さに対するメンタル耐性が尋常じゃないと感じました。それは地元の多摩湖自転車道でもここ湘南でも一緒でした。
今年は酷暑の中で速いペースの練習をしているつもりですが、そういった意味でまだまだ足りないし、伸び代もあると思った今回の湘南でした。
猛暑 & 残暑は10月くらいまで続く長期予報が出ています。睡眠と食事には十分気を遣い乗り越えていきましょう。
先に烏帽子岩の構図
(ストーカーではない)