2022年9月から始めたフルマラソンへ向けたトレーニングはまもなく終了、2022−2023シーズンは最終戦の大阪マラソンまであと5週間となりました。
我が3種の神器(閾値走・インターバル・レースペース走)がマラソン練習のベースとなっているのですが、昨年ダニエルズさんの本を購入、ランニングに関するトレーニング全般を今一度学んで練習にて身体に落とし込んでいます。
その書籍の中で世界的権威が、フルマラソン大会までの練習内容を時系列に並べて提案されている章があります。
よって残された期間は自己流をやめて、盲目的に5週間その練習を熟す(こなす)ことに決めました。
ダニエルズ理論のアプリ
ダニエルズさんに久々に頼ってみようと思う
このブログ開設初期の記事作成にあたり、マラソン練習の基本をダニエルズさんから学んだことが思い出されます。
あの時からずっとトレーニングの基本はいつも彼に頼ったものとなっています。
-
マラソン練習|きついインターバル走はダニエルズさんに聞け
ランニング練習としてはキツい部類に属するインターバル走、当ブログでは早くも2回目の登場となりました。1回目の記事はこちら>> 前回の記事では、インターバル走は全速力比80%で行うことを指南する情報が多 ...
続きを見る
私みたく何となく張り切ってフルマラソンの練習をこなし、必要以上に疲労を溜めていた以下のランナーこそ読んでもらいたいと思います。
こんなランナーにおすすめ
- 自己流練習をやめたいランナー
- フルマラソン練習は何をしたらいいか分からないランナー
- 練習のバリエーションを増やしたいランナー
自己流練習をやめたいランナー
基本的に専属トレーナーなど雇ったことがない一般市民ランナーですから、その日の体調や天候を踏まえ自己流で練習項目を考えて走りに行きます。
長期的に事細かな練習メニューを考えたことはなく、あったとしても1週間単位でやるべきことを決めるくらいでした。
今シーズンとは言わずコロナ前から自己流で練習してきたここ4年間、極寒の東京マラソン2019以降結果を残せていません。
よって大阪マラソンまで残りひと月は気分一新し、すがる思いでダニエルズさんの教科書通りに実行してみようと思います。
フルマラソン練習は何をしたらいいか分からないランナー
これは誰もが通る道というか、周りに知り合いランナーがいなければ、初めは当たり前に皆が初心者で無知の状態です。
そこで向上心あるランナーは自分でネット検索し、様々なサイトからマラソン練習おける有益な練習を拾ってきます。
そして私も含め、役に立つ練習をいくつか集めて自己流に走るランナーがほとんどです。それで走り初めの数年は上手くいくのですが、その後は頑張り過ぎて疲労が溜まりやすく、痛い思いをする怪我を繰り返し経験することになります。
練習強度やパターンがこの本で詳細に述べられているので、何をしていいか分からない方には必見の一冊です。
練習のバリエーションを増やしたいランナー
フルマラソンを数多く走ってきた素人ランナーではなくとも、練習ルーティーンを確立しているランナーにもおすすめできる書籍内容となっています。
フルマラソンへ向けた練習はこれとこれをやれば良いとちょっと凝り固まった考えを持ちつつ、改めて新たな練習の境地を切り開きたいランナー向けとなります。
何が有効で何がダメな練習かの明確な線引きなんてものがないマラソン練習ですから、ここは権威の意見に耳を貸してから確立しても遅くはありません。
ダニエルズさんの練習プログラムを、実際にフルマラソン5週前からやってみた
書籍の後半にて各陸上種目の練習プログラムが詳しく、その中のマラソン部門のトレーニングを参照して大阪マラソンまで残り5週間実行することに決めました。
(大人の事情で写真なし)
ダニエルズさんが提唱するペースをアプリ内で確認するのですが、思っていた程にハードなペースではなくTペース、Iペースは実際物足りなく感じるくらいです。
ダニエルズ理論のアプリ
さっそく閾値走の敷居を下げた感じのペース走に出掛けたのですが、この若干緩めのTペースを20キロ走の中に2回ブチ込んでくるからそれなりに負荷が高いものになっています。
これは書籍内でダニエルズさんが書いていた通り、「少ない運動ストレスで最大の効果を得る」の証左となり得るのか、現在我が身で実験中となります。
付きっ切りでこの世界の権威が専属トレーナーとして見てくれていますから、提案されたトレーニングメニューをキツいと感じても頑張れてしまうのです。
なんとも頼もしい限り、これは新たな境地が広がりました。
-
マラソン練習|きついインターバル走はダニエルズさんに聞け
ランニング練習としてはキツい部類に属するインターバル走、当ブログでは早くも2回目の登場となりました。1回目の記事はこちら>> 前回の記事では、インターバル走は全速力比80%で行うことを指南する情報が多 ...
続きを見る