多摩川で行われるマラソン大会名が
こりゃ多摩ラン
抜群なネーミングセンスに惹かれて多摩川河川敷で行われた小規模な大会へ、梅雨明けから続く猛暑のなか初参加してきました。
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目次 (タップでジャンプ)
こりゃ多摩ランとはこんな大会
開催日時
ほぼ毎月第1日曜日に開催されています。頭の片隅に入れておけば、普段使いの大会として便利だと思います。
マラソンシーズン(秋〜春)には、大会慣れや本番を見据えた距離走に重宝しそうです。
参加費
参加費はどの距離(5、10、20キロ)に参加しても一律2420円※です。大会としての20キロ走としては割安価格だと思います。
ただ皇居1周2420円と考えると、5キロはちょっともったいない気がします。
※2022年3月現在
最寄駅
最寄駅は京王多摩川駅(徒歩3分)です。私は準備運動を兼ね、約1.5Km離れた南武線矢野口駅を最寄として徒歩で会場入りしました。
ただこの日は真夏の暑い日、灼熱の太陽が照り付けます。帰りが汗だくで衣類がずぶ濡れ、電車で冷やされてお腹を壊す始末でした。
道幅が狭い
気を付けたいのは道幅が狭く、散歩中の方、サイクリスト、ランニング中のランナーが入り乱れてのマラソン大会だということです。
つまり参加者以外の河川敷利用者の往来が多く、接触には十分な注意が必要です。
また、特徴的なのは左側通行ではない箇所があることです。
調布市武蔵野の路→左側通行
府中市多摩川かぜのみち→右側通行
主催者による看板案内(右側とか左側とか)がありますので心配はいりませんが、左側が当たり前と思っていたので始め戸惑ってしまいました。
平坦路
土手の上り下りがたまにあります。でもその距離が長いわけでもないので気にするほどではありません。
ほぼ平坦コースですので一定ペースを維持するのが容易です。つまり練習になるということです。
給水所
給水所は約2〜3キロおきにあるとの話ですが、5キロコースに関しては給水ゼロでした。
普段は5キロくらいなら水分は要らないのですが、気温が高く発汗が多い今回みたいな日は、折り返し地点に水だけでも欲しいと思いました。
5キロでも炎天下で不安ならば、小さいボトルを持って走ったほうが身のためです。
河川敷は風が強い
今回参加した5キロコースは風の影響はなかったのですが、河川敷では基本的に川上から川下の方へ風が吹いています。
風の強い日は往路がキツく、復路が楽になります。
手荷物、貴重品預け
手荷物は京王線ガード下に敷かれたブルーシート上に男女別に置くだけとなります。
貴重品は無料で預けられるので心配ありませんが、雨が降ると手荷物は濡れてしまいます。
雨天時はバッグやリュックが入る大きめのビニール袋を持参した方が良いでしょう。
更衣スペース
誰もが着替えられる施設らしきものはありません。海水浴場やプールでよく見かける着替え用小型テントが、男女それぞれ2張りづつあるのみとなります。
男性ならバスタオルを持参し、腰に巻いて着替えるスタイルで事足りると思います。私は恥ずかしさを忘れた年齢なので大抵の大会でそうします。
また会場からすぐ近く(徒歩1分)に公衆トイレがありますので、空いていれば個室で着替えてもいいと思います。
記録証
最近のマラソン大会では記録証を各自でネットからダウンロードせよ、との大会が増えました。
そんな中でこの大会は、ゴール後に紙の記録証が即時発行されます。記録証を一括保管している身としては実にありがたいことです。
※2022年現在、コロナ禍によりWEBに切り替わった
いや〜また参加したい度
こりゃ多摩ランの参加メリットは、マイペースの練習が日曜早朝に気軽にできる点ではないでしょうか。
私自身は「真夏の5キロタイムトライアル」として利用したのですが、そんなガチ利用ができる大会のようです。
しかし大半のランナーはガチ参加ではない雰囲気、ランニング練習の要素が強く、どのレベルのランナーでも気軽に参加できる雰囲気でした。
ペースランナーはいませんが、20㎞、10㎞、5㎞どの部でもペース走に最適です。競技色は薄くガツガツしてなく、それぞれのペースで走る練習大会といったところでしょうか。
全てがコンパクトにまとまっているものの、回数を重ねた運営で手際よくストレスはありません。日曜早朝にサクッと走りたいランナー向けの大会です。
(5段階評価)