7月に入りいよいよ富士登山競走が迫ってきました。
レース特有のトレイル練習と、走力が落ちないように速めのペース走を行っているのですが、気温の上昇とともに総じて1回に走る距離は短くなっています。
昨年は7月に30km走を敢行したのですが、もちろん今年もやったる・・・とはならず。もうちょっと坂道に特化した練習にしたいとの気持ちです。
ならば山頂まで試走へ行けばいいのですが、死者が出ているほど強風の富士山が今年は続きます。連日登山指数Cが続き素人の私では富士山頂へ行けません。
ありました。奥武蔵グリーンラインです。
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奥武蔵グリーンラインは坂道バージョンLSD
詳しいコース内容は2年前に訪れた際に記事にしています。こちらをお読みください。
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奥武蔵グリーンライン|おすすめランニングコース紹介<16>
以前からランナー界隈ではよく耳にしていた埼玉県は「奥武蔵グリーンライン」、関するランニングブログを各々読むとここはロングランに向き、各イベントや大会で使用されるコースと綴られています。 個人的に丸一日 ...
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歩かない
このコースの特徴は武蔵横手駅から県民の森まで約27kmの距離を、しっかり上ってはちょっと下りを何回も繰り返しながら峠を越え標高が高くなっていきます。
今回の目標は上り区間はできるだけ歩かないこと。
何キロも登りっぱなしではないコースなので、ピークまで頑張り下りで一息入れる作戦としました。
序盤の方が坂がキツく汗が吹き出てちょっと歩く・・・
迷わない
確かこのコースには分岐がいくつかあったことを思い出し、自分の記事をネットで確認しながら坂道と格闘していきます。
分岐地点には「県民の森」の看板があるのでこれを見逃さなければ大丈夫、自作の記事が良くできているのか今回も迷うことなく県民の森まで来れました。
県民の森へ
夏は注意
今日は誰にもすれ違わない道でゼェハァ言わせ続け無事に県民の森に到着しました。
ここにて富士登山競走の練習は終わり、残り10キロちょっとは下りオンリーですからリラックスしてダウンジョグで西武秩父駅まで下るだけです。
2リットル用意した水分が底を着いたので、トイレの水道で体の冷却と補給をして再出発しました。
しかし標高を下げてくると7月上旬の猛暑が襲いかかります。あっという間に34℃到来、ランニングしてはいけない危険レベルとなります。
颯爽と下るつもりが苦行に早変わり。上りでは頑張れたのに何度も足を止めて歩きが混じりだします。こうなるとジエンド、キロ7分さえ切れなくなりトボトボと歩いてフィニッシュしましたとさ。
罪悪感なしのコーラ給水
終わりさっぱり
2年前は県民の森から横瀬方面へ下り武甲温泉がゴール、今回は西武秩父駅併設の祭りの湯をゴールとしました。
とても綺麗な温泉施設、休日は激混みとなるのですが平日ですのでゆったりと疲れを癒せました。
駅併設のお土産屋やフードコートが充実しているので何かと便利です。
<祭りの湯>
武甲山
登山競走の練習になる?
まず私自身が山頂コースで過去2年玉砕しているため、このコースが富士登山競走の練習となりうるかという信憑性に欠けるのが難点です。
前回行った御岳の場合は50分間、今回の奥武蔵は下りを挟むとはいえ3時間半以上ですから長時間の上り耐性が身に付くことは間違いありません。
あとは個人のレベルに合わせて上り区間のスピードを上げたり下りもダッシュすれば、レベル高いランナーでも物足りないと感じることはないと思います。(ないと思いたい。)
緑が綺麗