開催可否状況を更新しているのですが、今年の秋初旬のフルマラソン大会中止が続いています。
コロナの状況が状況ですから致し方ないことと受け入れつつ、やはり大会開催を心待ちしている身としては残念でしかありません。
年内のフルマラソンは限られた場所でしか開催されなそうです。
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大会中止が続々発表
開催日決定→エントリー日決定→エントリー延期→開催判断→大会中止
秋のフルマラソン大会はおおよそこの流れを経て大会の中止が発表されています。関係各所の方々にとっても苦渋の決断であったと察します。
特にエントリーを終えてからの中止・返金対応は雑多な事務作業を伴います。個人への返金手続きや参加賞の発送などはご苦労様の一言では足りません。
先着順としている大会が今だに募集中なのは、昨年までとは違いランナーが大会参加を躊躇している証拠なのだと思います。やるかやらないか確定しない参加費は払いたくないと。
エントリー数が少なく、運営的理由から中止となる大会が出てきても不思議ではありません。
やっぱり東京マラソン次第
このまま各地に出されている緊急事態宣言が解除されたと仮定して、現在でき得る感染対策を施して大会を開催できるのは大都市圏に限られると言えます。
高齢者の接種が進んできてはいますが、やはり地方自治体からマラソン開催の了承は得にくい状況がまだしばらくは続きます。デメリットがメリットを凌ぐのですから当然です。
今後は都が主催者である東京マラソン2021(10月17日開催)が一つのキーポイントになってくると思います。
大御所がきちんとした感染対策を示し大会を成功させ、それを地方の大会が模す流れになってくれば今年の晩秋からフルマラソンが開催されていくと思います。
ワクチン接種が切り札
ワクチン接種が進む欧米諸国では、規制が撤廃され元の生活に戻りつつあります。今月初めにラスベガスは経済活動が再開されました。ニュース映像を見る限りでは、コロナ前と同じくカジノや観光を楽しむ光景が広がっています。
またドイツでは、デジタル・ワクチン・パスポートなるものが運用され、接種者は日常活動の自由が拡大され、ショッピング・外食・旅行・コンサートなどが解放されました。
やはりワクチン接種率が上がれば抗体保持者が増えて重症患者が減り、ウイルスの拡大を抑えられるということです。日本もそこを目指して急速に接種率が上がることに期待します。
ただこうなってくるとマラソン大会参加者に対し、ワクチン接種証明書または陰性証明書の提出を求める大会が増えて来ると予想できます。賛否両論あって然りですが、どうしても参加したい人はそれに応え、嫌な人は参加辞退すればいいだけの話です。
それがこの秋からなのか、それとも来年くらいなのかはまだわかりません。ただ私自身は早急な展望改善を望みます。