2007年から始まった東京マラソンは、いくつかの変更を伴ってより良い大会へ変化してきました。
2020年3月1日(日)に開催される東京マラソン2020、今回で14回目を迎えさらなる進化を遂げようとしています。
そこで2020年開催での大まかな変更点4つをまとめてみました。
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東京マラソン2019からの大きな変更点は4つ
1.「マイエントリー」ページの新設
公式ホームページのメニューに「マイエントリー」が設置されました。
エントリーが終了すると自動作成され、この専用ページを通して参加料の振込、物品購入、参加案内、記録証の発行がなされます。
1つにまとめて利便性が向上した点は評価に値します。
ただ、ここに抽選結果の当落が掲載されるということは、当選発表当日のメールがまだ来ないドキドキ感は失われてしまいました。
2.マラソン参加料金の増額
残念ながら参加料金が値上と変更となっています。
(税込) | 2019変更前 | 2020変更後 |
国内ランナー | 10800円 | 16200円 |
海外ランナー | 12800円 | 18200円 |
さらに東京マラソン2021からは消費税10%に伴い、16,500円へと変更になります。
テロ対策による警備強化のためとのことですが、経費を考慮するとランナー1人当たり6万円とも7万円とも言われていますから、まだまだ割安と言えるのではないでしょうか。
さて、値上げの影響で申込者数が減少に転じるのか?
興味深いけど変わらないんでしょうね。
私の知人は一気に5千円オーバーの値上げを愚痴っていましたが、「当たったら結局払う」との全員回答でした。
3.都民エントリー枠の新設
2020年大会から国籍を問わず東京都内居住ランナーを対象に、定員1000名の都民枠が導入されます。
少なくない額の都民税が使われているため、都民枠導入の声は結構上がっていたのでしょう。
導入に踏み切ったことは評価に値しますが、むしろ遅いくらいかもしれません。
注意
申込期間が2019年7月22日(月)10:00~7月31日(水)17:00
東京マラソンの一般申込みは8月からと浸透しているため、都民枠の期間を見逃したり、そもそも都民枠を知らない東京在住者は結構いるのではないでしょうか。
4.連続落選者向けの特別抽選の新設
ONE TOKYOプレミアムメンバー限定ですが、3年連続ハズレた(2020年大会から)方を対象に4年目(2023年大会から)に特別抽選が受けられます。
私のような東京マラソン参加のためだけに入会しているランナーには朗報で、これは大きな救済処置と言えます。
会費をもっと上げて3年連続抽選漏れしたら、必ず走れるようにしては?と私は思うのですが。
ONE TOKYOプレミアムメンバーとは?
・年会費4320円(2020年7月より4400円へ改定)で様々な特典を受けられるファンクラブみたいなもの
・東京マラソンの抽選機会が3回ある(先行、一般、2次抽選)
・2023年から3年連続落選者抽選も加わり年4回の抽選機会へ
・各種イベントや講習会への優先参加、割引適用・ジョグポート有明(ランステ施設)の割引利用
東京マラソン2020変更点のまとめ
まとめますと東京マラソン2020では、参加費が上がって「マイページ」がHP上に設置、さらに今までのONE TOKYO先行、一般、チャリティーのエントリーに加えて、都内在住行エントリー、連続落選者(会員限定)の抽選が設けられましたということです。
いづれにしても東京マラソンへの出走確率が少しでも上がったことは喜ばしいことです。
またあの特別な舞台で快走したいと願って止みません。
できれば冷たい雨は勘弁・・・
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