大阪マラソン当日の天気を予測

【2023年大会版】

一般ランナーにとって大阪マラソンが久しぶりに帰ってきます。

昨年は大会直前に一般参加を見送りエリートのみの開催となった大阪、これは多くの批判にさらされました。

そして今シーズンはコロナに対する規制緩和、他大会と同じく2月下旬に無事開催される見通しです。

雪ん子

そんな大阪って、2月末はどんな天気？

私自身大阪マラソンをシーズン (2022-2023) ラストレースとしてエントリーしているため、どうしてもこの日の大阪の天候が気になるところです。

ブログ内で多くの開催を取り上げていてお天気シリーズはお手の物、この記事では奈良、東京、名古屋、岡山や三重のごとく大阪マラソン当日の気象を予測してみました。

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過去20年分のデータから検証

全国各地の天気に関するデータベースが必要となったら、気象庁の右に出るものはありません。

その気象庁のデータを基に大阪マラソン今年の開催日※、2月26日の過去20年分の記録を5項目調べてみました。

まずは下の表をしばらく眺めてください。何か特徴的なことが見えてきませんか？

※過去の大会当日の記録ではなく、あくまで開催日の過去の記録

◇ 大阪市2月26日の気象データ

↓平均値↓

◇大阪市 2月26日、
20年分の平均気象データ

最低気温と最高気温

20年分の気温に上から下へざっと目を通すと、最高気温は上振れせず暴れづらいことがわかります。

ベスト記録が狙いづらくなる気温15℃以上は20年間で5回、秋のレースみたく20℃オーバーになることはまずありません。

最高気温の平均が12.2℃ですから、気温だけに着目すればまさしくマラソン日和と言えます。

ただし10℃以下が20年間で6回もあり、最高気温が7〜8℃くらいですと防寒対策が必要になってきます。

大阪の2月下旬は暑過ぎることはないが、もしかすると寒さに凍える可能性があると見て取れます。

日照時間と天気

大阪は瀬戸内海式気候に属すると言われています。しかし上の表を見ただけだと2月26日は、瀬戸内の特徴である温暖で晴れが多いイメージとかけ離れています。

日照時間0の日が20年で6回あり、その際は雨や曇りの天候になるのですが、表には「雪」という文字も見え降雪の可能性すらあります。

ただしこの時期に大阪の街に雪が積もることはありませんから、天候による中止リスクは限りなく低いと断言できます。

大会開催がコロナ感染拡大の影響を受けなくなった今、参加予定ランナーは今年こそ安心して練習に取り掛かって大丈夫です。

風速について

2022年に参加した松阪マラソン当日のデータによると、この日私を含めランナーを苦しめた強風の平均風速は4.9m/sでした。

平均値で風速5ｍ近く瞬間では10mにもると、風速は走行へ多大な影響を与えます。

それに比べれば大阪の2月26日は、風速3.0m/s以上になったのが20年でわずか2回のみです。マラソンとしては穏やかに風が吹いている程度です。

まとめ

天気を予測すると言いながら大阪マラソン当日は、傾向としてこうなりやすいと断言できる材料は残念ながら見つかりませんでした。

ただし大阪の2月最終日曜日は、冬から春への季節の変わり目ですから、良くも悪くも三寒四温の影響を受けます。

マラソン当日の天候は結局は時の運となりますが、大阪は晴れ、曇り、雨や雪と何でもありの天候となります。

ですからやっぱり1週間前から天気予報を小まめにチェックし、来るべき大会当日に備えるしかないという当たり前の結論になります。

曇り、微風、気温10℃、
そんな理想の天気が欲しい

雪ん子

◇大阪市 2月26日、
20年分の平均気象データ