時は7月下旬の富士登山競走前、足攣り対策の一環として攣る部位にテーピングを貼ることで予防対策としたことが発端となります。
前シーズンから残っていたテーピングをネット情報のまんまスネに貼り、坂道メインの練習真っ只中に張り切って7キロ走った日のことでした。
気温30℃を超えている中であくせく走ったのは、山頂コース完走を目指しているためです。
息も絶え絶えこなしたのですが、足に妙な違和感があって確かめると、テーピングが汗を吸ってぶらんぶらんと剥がれかかっています。
これではテーピングの意味を全くなさず、本番レースでは使えないと判断しました。そんなこんなで今回は、汗や水分で剥がれないテーピングを探してみた話です。
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ニトリート キネロジEX
本番同様の気候下で試走してみたら、大量発汗にてスネに貼ったテーピングが剥がれてしまったのが上記までのあらすじ。
そんな中で濡れても剥がれにくいを謳うテーピングを探し出して見つけたのが、二トリートのキネロジ EXです。
過去最大量の発汗でも剥がれず
購入してから大会本番まで時間的余裕がなかったので、止むを得ずいきなりの実戦投入となりました。もしも富士登山競走中に剥がれ出したら、手でむしってポケットにしまうつもりでスタートしていす。
結論から言うと、人生史上マラソン大会での発汗量がMaxだったのにも関わらず剥がれることはありませんでした。
この時の写真を撮れば説得力があったのですが、五合目関門で切られ収容バスで道の駅まで送られ、ショックでボーッとしながら着替え始めすっかり忘れてました。
すね毛が抜けない
商品の説明文
上の写真を見て見て下さい。注目すべきは上から2番目と3番目の●なのですが、「テープを剥がす時の体毛抜去や角質剥離を抑えます」は汗で剥がれにくいと同等の効果内容です。
最近の男性ランナーは脚のムダ毛処理をしており、どの大会でもツルンツルンの脚の持ち主が増えました。
しかし私はデフォルトのままですので、前から所有してる他メーカーのものは、剥がすことが、毎回億劫になるくらいスネ毛がごっそり抜けていました。でもこれはスネ毛は抜けずにスーッと剥がすことができます。
剥がれないかを再検証
富士登山競走で汗まみれになっても剥がれなかったキネロジEX、その後夏の緩ジョグ期間に入ったのですが、再現性があるのかもう一度スネに貼って真夏のランニングに出掛けてみました。
上の写真は気温29℃の中、16キロちょっとを私のEペース走(キロ5:28)で走った後のキネロジ EXのテーピングそのものです。
この日は給水を1.5ℓ以上摂取しなければ走り切れない蒸し暑い日、さらには終盤には雨も降ってきたので湿度は90%以上あり、汗と雨で脚全体はビショビショのヌルヌル状態でした。
足首の可動域部分には汗染みがありますが、スネの上部はほぼ貼った時のままです。走っている最中、スネがしっかりと補強されている感は最後までハッキリとありました。
そしてこちらの写真が以前から使用しているテーピング (幅が狭いのですが・・)、これは同じランニング日に反対側、つまりは右脚のスネに貼ったものです。
汗と雨を十分に吸ってご覧の通りペロリと剥がれました。この状態は登山競走前のトレーニング時に試したのと同じですから、見事なまでの再現性を見せました。これではテーピング効果はゼロに等しくなります。
再現性という観点で述べるなら、キネロジ EXは大量発汗の真夏の大会や真夏のランニングでも同じように剥がれませんでした。
よって暑い時期のマラソン大会や雨の大会において、テーピングが剥がれることが心配なランナー皆様にオススメ品とお伝えしたいです。
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