年が明けるとすぐ東京都屈指のハーフマラソン大会あります。
それは「みんな楽しくPB※狙い」が異名のハイテクハーフマラソン、自身は当時まだ谷川真理ハーフマラソンと名乗っていた時以来、実に8年ぶりの参戦となりました。
当時の記憶では、川上コースをビルドアップで終盤ゴボウ抜きの快走でした。
でもそのラスト数キロのタイムは、今回の最遅タイムよりも遅くこの8年間コツコツと積み重ねてきた時間の流れを感じました。
当時の記憶を辿りながら会場へ向かう途中、おぼろげながら色々と思い出されました。当時と今とで変わらないことは、時期的にもコース的にもハイテクハーフはPBを狙いに行く大会という点です。
※PB=プライベートベスト=ベストタイム更新
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ハイテクハーフがPB狙いできる理由
にゃ〜
会場までのアクセスが最高
アクセスの良さはそれつまり余計な心配事が少ないことを意味します。
とにかく電車で北区に向かうだけ、東京都心部での開催ですから関東圏にお住まいなら前泊はまずいりません。
また移動時間の少なさは身体へのいらぬ負担が軽減され、レースへ全身全霊で集中できPB狙いに注力できます。
最寄りの駅(JR赤羽駅・南北線赤羽岩淵駅)まで行けば後はランナーの流れに付いて行くだけです。これが車移動やシャトルバス移動、電車乗り換えが多くなると、いつの間にか肉体疲労とストレスが溜まってしまうからマラソン大会は会場までのアクセスはの良さは需要です。
会場まで右側の歩道
JR赤羽駅から会場まで係員の指示で歩道を歩くのですが、会場へ向かって右側の歩道の方が圧倒的に流れが早いです。そう言えば8年前にも左側の歩道が大渋滞、業を煮やして右側歩道に移動したことを思い出しました。
開催時期が最高(かも)
冬はマラソン大会でベストタイムを狙う時期として、生理学上最も相性が良い季節となります。
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見出しを「最高(かも)」としたのは、河川敷コースゆえに例年強風にさらされる可能性が高いからです。
真冬で冷たい強風の中走ることとなると、体感温度は当然低くなり、突如として襲われる下痢や低体温症の可能性を否定できません。これは身に付けるもの(インナー、ネッグウォーマー、カイロなど)を工夫して対処していくしかありません。
ハーフ屈指の大賑わい
どフラットコースが最高
グログで全国様々な大会のコース特徴を紹介してきましたが、ハイテクハーフほど特徴を短く表現できるコースを知りません。
フラットであるがゆえいつも以上にペースは速くなりがち、でもアップダウンがなく心肺が暴れず安定走行しやすい傾向があります。
これで気象条件(天気、気温、風速)が整えば、言い訳は一切通用しません。つまり実力を正確に反映しやすいコース形態と言えます。
とは言ってもハーフのハーフ10km付近、折返し地点手前に上り下りがあります。往復で上りと下りが計2回ずつあるのですが、マラソン経験豊富なランナーならここは何てことはありません。上りで落ちた分は下りで容易に挽回となります。
景色が変わらず単調ではありますが、その分余計な視線が減り雑念も少なめ、これはこれで走りに集中できまる環境となります。
ペースが掴みやすい
この大会はスタート後の混雑を抜ければ、その参加人数の多さから同じペースで走る集団が出来やすい傾向にあります。
PB狙いを単独走で行うよりもペースが掴みやすく、同じような走力のランナーと終盤競うことが出来たら、それは大幅なレコード更新だって可能となります。
また集団が出来やすいので強風がキツい時、前には出ず集団の後ろに付いてちゃっかり風除けを利用してしまいましょう。
RUNNETの大会レポより抜粋
RUNNETより
2022.1.12現在
いい感じのレポ
・会場は広く動線がわかりやすい
・ランチパックやレッドブルがいい
・青学ランナーの生の走りとすれ違える
・インフォメーションやスタッフが充分に配置
・受付から荷物預けまで一連の流れが分かりやすい
・駅前に飲食店が多いので便利
・走り終えた後のマスクの配布、感染対策◎
会場案内
う〜んな感じのレポ
・給水が全く間に合っていない
・スタート時に割り込みし放題
・ゴールタイム予想時間によるブロック区分けがない
・対向ランナーがいなくなるまで混む
・手荷物預かりはトラックによって返却時間の差が大きい
・完走賞には実用的なものがいい
・ごみ箱が少なくて紙コップがあちこちに散乱
・車両を通すため、途中で止められた
私のナンバー末尾「0」は手際良し
個人結果
青太の疲労が抜け故障した脚の具合がすこぶる良好、それでいてこの気温ですからもちろんPB狙いに徹しました。でも結果から申しますと、周りのPB更新続出の波には乗れませんでした。
レース後半は前半と同じように走っているつもりでペースは徐々に落ち、ゴール付近では真夏の格好にもかかわらず発汗多く足攣りの一歩手前。なんとか粘ってPBの2分落ちという結果でした。
まぁこれが現時点での実力を反映していて、そこは間違いありませんから現実から目を背けず、次戦の東京マラソンまでの練習メニューを再構築したいと思います。
好天にも関わらずレース中の気温は5〜8℃で微風予報、ニット帽とネッグウォーマーを身に付けてスタートしたのがそもそも間違いでした。渋滞を抜けた2キロくらいからすでに発汗が多く、折り返すまでに(使い古しのもの)身に付けていたものをどんどん捨てる始末です。
いや〜また参加したい度
陸連公認大会というだけあってとにかくシリアスランナーが多いこと・・・
今後のオミクロン株次第ではここが今期最後のレースになりかねなく、記録を残しておきたい心理が働いた結果、スタート整列時の横入りの多さが際立っていました。
コース幅が狭い箇所がいくつかあり,特にスタート直後と折り返し付近は渋滞になりやすい仕様です。そしてややキャパオーバーな会場かなという印象が残りました。
また要所々でベテランスタッフが少なく、ボランティアへの指導が足りてない印象を受けました。それゆえ手慣れているはずもない給水場所や、ゴール後の手荷物受け取り付近はカオスになってしまいます。
2022年はこんな感じの大会でしたが、歴史ある大会ですから来年は改善してくると期待して待ちましょう。とにかくここはPBが狙えるコースですから。
5段階評価
各ゲストでステージは久々の盛り上がり