立川市昭和記念公園の最寄り西立川駅にて、ホームへ降りると大半がランニングシューズにシャカシャカ姿で同じ方向へ向かって歩き出します。
昨年にも増して多くのランナーが参加した『マラソンフェスティバル in 昭和記念公園 WINTER』、ど平日に開催される陸連公認大会が人気の秘訣です。
私自身は青島太平洋マラソンの調整レースとして、また肉離れからの復帰を兼ねて参戦して来ました。
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マラソンフェスティバル in 昭和記念公園 WINTERに参加
広大な敷地を有する昭和記念公園
1年ぶりのマラソン大会
コロナウイルス感染拡大が続いたこの1年、大会にエントリーするたびに中止の憂き目に遭うことが全てでした。
電車で対面に座っていた方が厚底シューズを履いているのに気付いた時、マラソン大会がとうとう帰って来たと実感しました。
長く走ってきた私でさえ、丸1年間マラソン大会に参加しなかったことは初めてでした。
自動検温
大会の特徴
2年連続参加してみて、帰宅の途に着くまで昨年と変わらず安定した運営だと感じました。
そして最大の特徴はど平日開催ということです。それでいて10キロとハーフは公認記録として残ります。
平日の昼過ぎには走り終えるがゆえ人混みがなく電車移動が楽で、普段のランニング環境を変えてサッとポイント練習をする感覚です。
他大きな変更点がなかったので、細かい特徴は昨年大会記事を参照にして下さい。
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手荷物預けはセルフで置き、ゴール後預けゾーンを退出する時にナンバーカードと照合するだけです。係員は最低限の人数で運営されているものの、気になるセキュリティはしっかり確保されていました。
東京マラソンも新国立競技場をスタート&ゴールとし、次大会以降は手荷物預けサービスを復活して欲しいものです。
コースの特徴
昭和記念公園を使用した大会はググれば色々ヒットし、運営が違うだけで多数あることが伺えます。
いくつか参加して思うことは、公園内は短い範囲で上ったり下ったりが続きペース維持が難しいコース設定となります。
今回は10キロ種目に参加が影響したのか、公園内を今までにないペースで走り過去1番キツく感じました。
順天堂大学、来月の箱根駅伝の調整レース
ご覧のようにこの時期はコース上にイチョウの葉が散乱、雨上がりの濡れた場所では結構滑りました。
個人的には上出来な結果
ラスト3キロは怪我をしてから3週間ぶりの早いペースで、これでもかと意地になって走り切りました。
驚くほどの回復で脚の具合は良好、欲を言えば10キロですから最低サブ3ペースを刻みたかったのですが、爆弾を抱えている不安の中ではこれで十分です。
久々に上げたスピードが心地よく、購入して日が浅いテンポネクストもそれに応えてくれます。10日後のフルマラソンへ目処が立っただけでも参加した意義がありました。
大会の位置付けはポイント練習
全国各地で行われる30Kシリーズのように、本番のための練習大会がこの大会の位置付けです。その割に吉田香織さん、木下裕美子さん、SUIさん、猫ひろし氏など豪華ゲストが参加しています。
と生で聞けて嬉し
多くのランナーが平日にお仕事を休んで参加していると思われます。よっておちゃらけ感は全くなく、楽しむというよりフルマラソへ向けて真剣に取り組んでいる雰囲気が漂っています。
昨年も思いましたがこれはこれで自分好みな大会、今後もフルマラソン本番前に活用したい大会の一つです。
《いや〜また参加したい度》