正月明け早々1500人も参加するローカル大会があるでしょうか?
しかも全員が持ちタイムの速い遅いを問わずランニングに対して真摯、そう言った意味では全参加者がシリアルランナーと言えるののでないでしょうか。
これから迎える本命フルマラソン大会へ向けての30kmポイント練習、2月や3月の大会へのステップレースとして重要な位置付けとなる大会です。
30Kシリーズ (公式サイト) は過去に数度参加してみて、その結果が後の大会に直結するイメージがあるのでこの大会は全力で挑むつもりでした。
その個人的結果は以下を読んで笑ってもらうとして、西東京30Kの人気自体が上がっている真意をわかっていただけたいと思います。
最寄り駅「西立川」、都心からの電車アクセス良し
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練習に打ち込める体制
過去に3度参加した同大会、基本的な運営は今更説明するまでもなく今回も安定したものでした。
本筋で変わり映えはなかったので、過去参加時の記事 (リライト済み) をぜひ参照して下さい。
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今回2025年大会へ参加してみて、改めてお伝えしたい内容を以下に記しました。
・ペーサー15分刻み
・補給食いらず
・モーションセンサー
・独特の雰囲気
朝の昭和記念公園入場ゲートからアミノバイタルが配布
ペーサー15分刻み
目標とするペーサーがいる大会は数知れど、15分刻みでペーサーがいる大会はこの30Kシリーズだけではないでしょうか。
今大会からここまで細かく設定変更しているのは、30Kシリーズ自体が練習大会という位置付けを明確に誇示したからに他なりません。
私には程遠いフルマラソン3時間切りですが、なんとサブエガ (フル2時間50分) のペーサー設定があることでサブ3ランナーにとっても使い勝手が良い大会になりました。
声掛けもしっかりのペーサー陣
補給食いらず
味の素によるアミノバイタルの手厚いサポートがあるのがこの大会の特徴の一つです。
レース前とレース中の補給、レース後のリカバリーのために配布されるアミノバイタルは重宝します。
今回リカバリーに明確な効果を感じたので、次回大会からアミノバイタルゴールドを導入しようという気になりました。
個人的に残り1周のラスト5kmで快調ならカフェインで景気付けようと補給ジェルを1つ持参、しかしこれだけ手厚い体制なので補給食の持参は基本いらないと思います。
4周目終了時、20Km地点でアミノ酸を補給
モーションセンサー
CASIO製モーションセンサーは昨年大会は全参加者へのサービスだったのでが、本年は希望者のみのエントリープランとなりました。
自身のランニングをデータから分析やアドバイスが得られるサービスは、他大会ではないものなのでお金を払う価値あるプランです。
モーションセンサーで自身の走りを分析 (写真は2024年大会)
独特の雰囲気
冒頭でも話した通り、年初から6000円以上払って大会に参加するランナーは皆真剣モードなのです。秋の大会を経て自己分析、3月までの目標大会へ生かす姿勢の現れとなります。
他のマラソン大会ではあまりない感じない独特な雰囲気がコース上に漂い、参加者全員がそれぞれの目標大会へ向け真剣に取り組む姿に大きな刺激を受けることとなります。
背中に「ターゲットレース」が書かれたゼッケンを付けるので、あんな大会こんな大会が目標なのかと見ながら走ると飽きがきません。
手荷物預けのセキュリティも簡易ながら万全
プライベート記録
昨秋のエントリー時からこの大会の位置付けは、静岡マラソンで挑むベストタイムに向けどんな走りをするか?
年が明けて現時点の実力から、秋に参加したハーフ大会のペースで30Kmまで粘ることを参加目標としました。
1月3日起床時
昨晩の宴で飲み過ぎたからかと思ったのですがそれを踏まえてもなんか変、身体を起こせずまさかの大会2日前にギックリ腰になってしまいました。
調べてみると寝ている間にギックリ腰になる事例は結構あり、新潟の極寒から多めの防寒で床につき、睡眠最中に暑さから布団を剥ぎ、寒い中で寝返りを打ったはずみで痛めたみたいです。
ここまで大きな怪我なく秋から取り組んできたものの、寝る座る歩くなどの生活の中での動きがとにかく辛く、2日後に30Km走るなどまずありえない状態でした。
これはDNSだろうと1度は諦めました。
試しに前日に10kmほど走るとキロ6分ペースなら走れそうなので、どんなに遅くても制限時間内に完走はできると思いLSD目的で参加を決めました。
実はこの西東京大会は過去も故障時に参加していることが多く、万全の状態で走ったことが少なく相性は良くない方です。
今回はブロックを自ら下げて2周10kmまではサブ4ペーサーの後ろで腰の様子見、周りの真剣さに感化されてこれは上げられると確信してペースアップしました。終わってみれば速めのEペース走 (キロ5:15) で終了です。
会場は広めでのんびりムード
いや〜また参加したい度
参加賞も年代別表彰もなし、速いランナーから完走狙いの全ランナーが練習のために訪れる大会が30Kシリーズです。
西東京30Kは年明けすぐという絶妙な開催タイミングなうえ、安定した低温の中走れることと、年末年始の受かれ気分からモードチェンジできる点も高評価となります。
もう次の参加はないかなぁと思える大会が多い中で西東京30Kは、年明けならここで毎年ポイント練習したいと思わせててくれる貴重な大会と自信を持っておすすめできる大会です。
いや〜また参加したい度
走り終えたら昭和記念公園内でまったりと
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