印象が悪いものは私はレコメンドしません。
間違いなく以前にそう言いました。目一杯下げておいて、8ヶ月の時を経てこれでもかと上げるレビュー記事になっています。
8ヶ月という時間で印象が大分変わってしまったのだから仕方ありません。
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ペガサス37は濡れた路面で結構滑る|転倒して側頭部と肩を強打
購入してから約2ヶ月が経って、感触が良ければこれまでと同じくレビュー記事で推奨する予定でした。 でもこれはやめておきます。だって私に合わないシューズでしたから。挙げ句に濡れた地面で豪快にコケた結果、ま ...
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つい先日(4月29日)新発売となった最新のペガサス38の話では一切ありませんから悪しからず。これは先代の37の話です。
8ヶ月使用した実感からわかったこと、それはこのシューズは緩ジョグに最適なパートナーとの解釈です。
Newモデルが出た今こそが最安値で買うチャンス、普段のジョギング履きに一足あったら重宝と断言します。
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ゆっくり走るならこれ1足で十分
前回の記事内でゆるジョグに最適とすでに記していました。
それが濡れた路面ですごく滑ると指摘し、豪快にコケたから散々で嫌いになり、人様には勧められませんというのが前回の記事でした。
それから8ヶ月使用した実感を元に話させていただきます。
ソールにしわ、使用感あり
速く走らない日の専門シューズ
とにかくレースやポイント練習で履くシューズと違って、乱雑な扱いに十二分に応えてくれます。
シューズの高騰とともに〇〇用シューズという設定が加わりました。高価なシューズはここぞのレース用や高負荷のポイント練習用といったように履き分けているランナーは多いと思われます。
そういった意味でこのペガサス37(ペガサスシリーズ)は、気兼ねなくゆっくり走れるシューズと言えるのではないでしょうか。

改めてクッション性が抜群
ズームエアとリアクテッドミッドソールから成る圧倒的なクッション性はしっかりと荷重を吸収してくれます。
前日が負荷の高い練習だったり、ここ最近疲労が溜まっているなぁと思うランナーにとって、それでも今日も走りたいという欲求に応える最適解になり得ます。
この20年間でたくさんのシューズを履いてきた私的に、脚に心地良きシューズTOP3に入ってきます。
改めて良く滑る
総走行距離が1500キロを超えて、中足部のボコボコが目に見えて擦り減ってきました。
走っている際に足裏に感じるキャタピラ感(ボコボコ感)は相変わらずあるのですが、ソール全般が長期使用により擦り減ったおかげで、おのずと接地面積が増えました。
その結果摩擦係数が上がり、濡れた路面を走っても若干滑りにくくなったのです。
でもでもやっぱり他のシューズより、グリップ感が乏しく濡れた路面で滑りやすい不安は拭い切れません。

2020年9月
2021年4月

靴擦れを発症、馴染んでしまえば万事OK
スペック的にワイドサイズなのに靴擦れになった時は???でした。足に馴染むまで結構時間を要し、その過程で靴擦れを何度か発症しました。
痛い期間は結構続きます。これは今になってはかかと部分の作りに起因していたとわかりました。かかとをキツめにホールドする作りとなっているからです。
数百時間のランニングにより、かかと内部のクッション素材が自分のかかとの形に削れました。自分にあった整形がなされてからは脚に馴染み、靴擦れとは無縁になりました。
かかとの内側がすり減ってボロボロ
ペガサスシリーズはこんなランナーにおすすめ
ペガサス37こんな時
- フルマラソンをキロ6分以上で走る時
- 全てのレベルに、ゆっくりペースのジョギング時
- 普段履きとして使いたい時
カーボンプレートが入っている訳でもなく、サブ3ランナーが履くシューズでもありません。
私が走っていてもこのシューズではスピードが出せまん。せいぜいキロ5分です。だからこそ疲労があっても走りたい時に重宝し、無理に速くならないので怪我防止にもつながります。
また、現役シューズでペガサス37は普段履きとして併用しています。今までランニングシューズをランニング以外で普段履く機会は、ソールが減ったりヘタった後の現役引退後だけでした。
これこそが出し惜しみなく、気兼ねなく履ける証拠ではないでしょうか。