時たまに日常社会生活の中で、非ランナーの方々から指摘されることがあります。
ランナー界隈でそれはあるあるですと言えばそれまでも、普段走らない一般人から見れば稀有な存在となります。

誰にでも資質は備わっているものです。20年前走ることには興味ゼロ、むしろ偏見の眼差しでした。不摂生を極め暴飲暴食の成れの果てに肥満体型となった私にはわかります。
そんなランナーは至る局面で感覚がズレています。そう、ズレていると言うよりもハッキリ言ってバグっています。分かっていたけど先日、娘と同僚からの問いかけが顕著だったのでここに報告します。
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走っているトータル時間がズレている
これはロング走を敢行するすべてのランナーに言えることなのですが、まずランニング時間が一般人(走らない人)が理解できる時間を優に超えています。
そもそも普通の方が走る機会とは、何か差し迫っている状況、つまりは急いでいる時が大半です。そしてそれはほんの一瞬の出来事です。
一方ランナーは・・・

なんて休日事情を宣った日には、職場で格好の餌食でネタになり噂が広まります。それが日本社会の現実、皆さん噂話がお好きなこと。

軒先で捌いて提供
成田「川豊」
走っていく距離感がズレている
先日の成田までのロングラン然り、基本的にランナーの距離感は一般人とはかなりズレています。
良く言えばより距離感を把握していると言えるのです。フルマラソンを走るランナーならば、10〜30キロくらいの距離感は想像が容易で、10キロくらいまでの高速渋滞は走った方が早いと思ったことがあると思います。
また50キロくらい先ならなら、一度は走ってみようかなと思ったことが一度はあると思います。
京成線沿いをロング走
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ペース感がズレている
これは最近の話です。職場の太り気味の同僚がウォーキングを始めました。彼曰く「もともと120キロあったけど食事制限とウォーキングで20キロ痩せました」と。
それはそれはお見事と思いつつ、減量に陰りが見え始めたと言うのでゆっくりランニングを勧めました。
痩せ幅が縮まった彼は早速走ってみたと言います。そして付け加えました、「速く走るのってキツイっすね」と。でもその発言の次の瞬間、

ゆっくりペースだとスピードに乗れず、脚全体に体重負担が掛かるのか、とにかくズシリと疲労が溜まります。翌日の脚の重さが尋常ではありません。かえってテンポよく速く走った翌日の方がスッキリしているものです。
それを同僚に伝えても永遠にはてなマーク?が続き、力説しても全く賛同する気配すらありませんでした。
我が家族はズレまくり
併せてランナーが伴侶だからなのか、妻も娘も結構バグっています。
私がランニングに出かける際、「今日は何キロなの?」とランニング距離をよく聞かれます。距離を伝えれば大体のラン時間がわかる妻こそが玄人と言えます。
しかしそんな中、「今日は5キロかな」なんて答えようもんなら返す刀で「短っ」とのツッミが入る始末です。
「今日は何キロ?」って尋ねられ、そこでふざけて娘に吹っかけてみました。

すると間髪入れず「ウソ、短っ」と頂きました。カミさんにも15分で帰って来ると言うと「短っ」って言われます。その距離すら走ったことがないのに言うなよ・・・
これこそが私の影響だといつも思うのです。