コロナ禍にあって沢山のマラソン大会が中止となった2020-2021シーズン。高らかに開催宣言をする大会が再び現れました。
現時点(2020.11.10現在)でフルマラソ開催が決まっている大会は、
2020.12.20 防府読売
2021.2.21 五島つばきマラソン
2021.2.28 湘南国際マラソン
※後に25Kmへ変更
2021.2.28 びわ湖毎日マラソン
2021.3.14 名古屋ウィメンズマラソン
2021.10.17 東京マラソン
小規模大会は除く
ここに2021年4月18日開催として長野マラソンが加わりました。
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※湘南国際マラソンはコロナ第3波の影響により、種目がフルマラソンから25Kmへ距離変更
※湘南国際マラソンは後に中止を発表
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長野マラソン2021大会概要
新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して開催します。「三密」を避けるため定員は8,000人に抑え、参加者の募集は第22回大会にエントリーされたランナーを優先して行います(先着順)。〜中略〜
今大会は、全参加者の方に大会運営へのご協力をいただかなくては開催することができません。
公式HPより抜粋
エントリーについて
日時 2020年11月14日(土)10:00より優先エントリー開始、先着(公式HPへ)
優先エントリーとは2020年大会にエントリーしたランナーを指します。
今年コロナで中止にならなければ参加できた大会のですから優先エントリーはあってしかるべき措置です。
優先エントリー権をお持ちの方は先着順なので、朝からスマホやパソコンでの準備が必要です。
定員 10000人→8000人へ削減
新型コロナウイルス感染防止対策として参加人数を2割削減しての開催となります。
それでも8000人は十分に大規模大会と言えます。
参加料 9000円+手数料(一般12100円+手数料)
定員に満たない場合に一般エントリーあり
気になるのが定員に満たない時の枠が一体何人くらいになるか?です。
東京マラソンと同じく、優先エントリー資格は2022年大会との2択です。一体どのくらいそちらに流れるか?と言ったところでしょうか。優先権がなくてもまだチャンスありかと思います。
※一般募集が見合わせ、実際にはノーチャンスかと・・
制限時間5時間以内
サブ3 .5(3時間30分00秒)以内は記録証 (グロスタイム)の提出が必要(2016年10月1日以降)
公式HPより
コロナ対策、新しい形のマラソン大会
HPから抜粋した様にこの大会はコロナ禍で行われるため、参加ランナーの協力がなければ開催できません。
大会側から提示される感染症予防対策に同意した上で参加意思を表明しましょう。
体調管理チェック表
参加者は、陸連のガイドラインに基づきランナーは体調管理チェック表の提出が義務付けられます。湘南国際マラソン2021も同じです。
体調管理チェック表を提出していただきます大会1週間前から体調管理チェック表(専用アプリを使用、または大会が用意する用紙)を記入の上、ご提出いただきます。提出前、一つでも該当する項目があった場合、参加は見合わせてください。
公式HPより抜粋
これはしばらくマラソン大会のスタンダードとなります。
そして大事なのは、自己申告ゆえにこれはマズイと思ったら自ら辞退する勇気を持たなくてはなりません。
前日受付なし
感染症対策のために前日受付はありません。密を少しでも減らそうとの試みです。意味のない集まりや移動がないのはランナーにとってありがたい限りです。
参加賞やナンバーカードなどは郵送となります。
走る時以外はマスク(代用品)着用
走行中以外はマスクを着用します。概要にはスタート&フィニッシュ会場、スタート前のブロック整列時・・・とここまでは分かります。
さらに、レースのトイレ使用時もマスクまたは代用品(バフとか?)の着用を要請です。
要するにスタートしたらマスクは捨てずにポケットなどに入れて携帯せよ、ということですか。
給水時に消毒
給水時には手指の消毒要請です。各給水所に消毒液を設置される模様です。
消毒してからの補給ですから、タイムロスとなることは間違いなさそうです。しかも給食は個包装です。
フィニッシュ後
完走メダル、フィニッシャータオル、ドリンク等は各自で手に取る形式と変わります。
記録証はウェブ発行、ゴール後のボランティアの方々との触れ合いはしばらくの期間ありません。
中止なら返金あり
新型コロナウイルス感染状況により大会が中止となった場合、返金等の対応を検討しているとのこと。
諸経費を引いた額が返金されます。
長野マラソンってどんな大会?
春の訪れを感じる信州、長野市の中心部を走るフルマラソ大会です。
長野オリンピック開催を記念し、その理念を継承するために1999年初開催されました。
日本陸連の公認コースは小刻みなアップダウンはあるものの、目立った大きな上りがないのでシーズン最終戦でベストタイムが狙えます。
ただ残念ながら近年は気温は高くなりがちです。暑熱馴化してない体には堪えます。
私の長野マラソン
私自身は過去2回(2013年、2014年)出場しました。やっぱり忘れられない体験が初めて参加した2013年大会です。
この年は観測史上最も遅い積雪があり、朝うっすらと雪が路面に積もっている景色を見て唖然としました。
スタート時の気温が0.4℃、会場やコース上は関係者やボランティアの皆様のおかげで除雪が済み、寒過ぎること以外は申し分ないコンディションでした。
終始白銀の中を快走、インターバルを取り入れたことでこのシーズンを初サブ3.5で終えました。
また翌2014年は公式ネットタイムで驚愕の2年連続同タイムです。
この期間フルマラソンは1レースも走っていないので、42キロ走って1秒のズレなくフルマラソンを2回連続走り切ったこととなります。
こんな思い出深い長野マラソン、また走りたい大会筆頭格です。
何とか一般枠がありますように。
※残念ながらコロナ第3波の影響を受け、一般募集は見合わせとなりました。8000人の募集に6500人優先エントリーがあった模様、一般募集は1500人あったはず。(2020.11.26現在)